変わる!中国加工貿易新マニュアル完成間近

初稿・再校ゲラとパート1の扉

12月出版予定の、「変わる!中国加工貿易新マニュアル」の再校ゲラが、NNAで編集を担当してくれている督永さんから届いた。
3時間ほど根詰めて、270ページほどを点検する。

今回は、パート1が「来料加工廠の独資転換手続と転換後の運営に付いて」なので、是非、年内には出版したい。
既に、転換作業が本格化しているからだ。
今回は、「来料の独資転換」だけで50ページ。
調べた事はないが、この内容だけで50ページ書いた人間は、おそらく今までいなかろう(いたらごめんなさい)。

また、前にも書いたけど、転廠に関わる増値税の計算式が、7年がかりでやっと整理できたので、今までのぼんやりした解説ではなく、パターン毎に、明確な算式で計算方法を提示した。
その他、今書きたい事は全部書いたと思う。

ゲラはこんな感じ

ちなみに、NNAの督永さんに書籍を担当してもらうのは、2冊目(3冊目かもしれない)だと思うが優秀だ。
最初、世の中にこれだけ丁寧な仕事をする人がいるのかと随分驚かされたが、バランスも取れているので、今では、よほどの事がない限りは、意見をそのまま聞いている。

外貨マニュアルの表紙も、最初の原案が、「いまいち」感あふれていたので、「これはどうかな」と思い、駄目出ししようか迷った事がある。
ただ、「これから良くなります!」と力強く言うので、そこまで言うならとOKしたが、仕上がりは確かに、今まででの本の中では最高の出来であった。

この加工貿易新マニュアルの表紙原案を2ヶ月ほど前に見せてもらったが、それは、外貨マニュアルの原案に輪をかけてがっかり感が漂っていた。
これも信頼して任せる事にしたが、2ヶ月程で、どこまで変わっているかが楽しみだ。

ともあれ、12月には出版になると思います。
請うご期待!

あと、NAC名南の斉藤さんが頑張ってくれた、用語集改定版(キョーハンブックス)も年内発売予定です!