何事も慣れてしまうと

アジアの風(BSジャパン)の放送が、3月4日に有ったようだ。
旧正月期間中に撮影した、漆に関しての放送。
ただ、番組の放送も、出演しだした最初は心待ちにしていたのだが、今では、慣れきってしまって、自分では番組を見ない様になってしまった。
クライアントの方から、「出てましたよ」と言われ、初めて知った次第。
何事も、慣れてしまえば新鮮な感動がなくなるもので、その意味では、最初のTV出演(2002年)や、最初の本の出版(これも2002年)の、嬉しくて仕方がない!という感動が懐かしい。

とは言え、今週末は、終日外貨管理マニュアルの改訂作業に没頭。
我ながらよく頑張った。
先週(水曜日)に上海に移動した段階では、Q33の改定が終わった状態だったが、この週末で、Q89まで完了した。
コラムの修正や、編集者とのキャッチボールがあるので、まだ余談は許さないが、3月末の執筆終了、5月の出版というのは、まず、間違いない状況とみてよかろう。

そんな訳で、最近は、(これも不感症で)本が出ても嬉しさや感動はなくなってしまったので、本を書いている時の、追われる様な圧迫感を乗り越えて、書き上がった瞬間の達成感が、つかの間幸せを感じる時間。
これもあと一息だ。

この外貨管理マニュアルの改訂が終わったら、2009年以降改定していない、中国ビジネス投資Q&Aの改定作業に入らないといけない。