ホーチミン行き飛行機は、定刻(朝8時)に出発。
移動続きの一週間に、さすがに体は根を上げて、飛行中は熟睡。
機内で食事をする気はなかったので、プレミアエコノミーシート(座席はちょっと良いが、サービスはエコノミー)を選んだが、ゆったり寝られてちょうど良かった。
今回の訪問は、公証手続をするため。
仕事とも呼べないような内容ながら、人間歳をとるにつれ、サインするだけ、そこにいるだけ、という仕事がどんどん多くなる。
ただ、ベトナムで公証人役場に行く、という経験が出来たのは面白かった。何事も経験だ。
丸紅内定後、2か月ほど丸紅の営業部でバイトをした事があるのだが、そこで公証人役場に行った事を思い出す。
理屈で知っているのと、実際に、自分がやった経験があるのでは随分違う。コンサルティングという仕事は、好奇心がないと務まらない(こういう事が、面白いと感じられないとできない仕事だ)。
公証手続が終わると、オフィス物件をいくつか見せてもらう。
数部屋見て決定。空き待ちなので、まだ確定はできないのだが。ベトナムでも、早く、こんな感じの広いスペースが借りられる様になればよいのだが。
昼食はホテルのタパス料理。
上品で美味しい。
やるべきことを終わらせると、タクシーに乗って飛行場に。
香港空港で、帰り便のチェックインも済ませてくれたので、出国審査場に直行。効率的だった。
空港では、インターネットが通じるラウンジであくせくとEmail整理。あっという間に搭乗時間。
機内食は期待できなかろうと、フードコートで海南チキンライスを購入。
ただ、購入後、ビジネスクラスにアップグレードされた。
得をしたのは確かだが、海南チキンライスが宙に浮いてしまった!という気分。
これが機内食。
酒はほとんど飲まず、食事はささっと片づけて、機内でNNAの原稿を2回分(約3,000字)書いた。
香港空港到着は22時半。タクシーが大行列で、乗れたのが23時半。
更に、乗ってからが過去に経験した事がない大渋滞。工事渋滞だったようだが、通常、5分で到着できる場所を抜けるのに1時間15分かかった。現在の空港が出来てから18年間、空港の往来で渋滞を経験した事がない。疲れている時に、さんざんな目にあった。
結局、家にたどり着いたのは深夜1時半。
機内食・酒を控えめにしておいたので空腹。
大変だった一週間を振り返りながら、海南チキンをつまみに日本酒を飲んだ(ご飯は食べず)。
結果として、海南チキンは有効活用できた。
ただ、大変だったが、満足できる一週間だった。
今日は1日休み。
明日は日本に移動。