今日で水野コンサルタンシーも開業8周年。(この会社は部下と共に独立した会社ですので)前職時代から起算すると15年となり、10数年に渡りご契約を頂いている企業様も多数あります。特に、8年前は、一旦契約が白紙に戻り、不安な中でのスタートでしたが、その後、300社の顧問契約を頂くまでとなりました。組織を維持・成長させてこられたのも、ひとえに皆様のご支援の賜物と、心より感謝致しております。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
今後も、中国・ASEANでビジネスを行う日本企業様のお役に立てるよう、社員一同全力で対応致します。引き続き、宜しくお願い致します。
昨日は上海にてクライアント企業様向け講習会。隔月を目途に開催しているが、開始したのは2012年。参加者の方は状況(注目度の高い法制度の変更が有ったかどうか)によって変わるが、3か所合計で毎回100名様強~200名様にお集まりいただいている。最初は数十人規模から開始したのであるが、できる限り良い内容の講演を心掛け、徐々に徐々に集まって頂ける人数が増えていった。何事も継続は力なりだ。
講演会であれ書籍であれそうであるが、僕より若い同業者(会計士、税理士、弁護士など)の方々には、「自分の成長が止まるので、出し惜しみしない方がよい。そしてそれが業界のためでもある」とアドバイスしている。書籍や講演で、自分の知識をどの程度を開示するか、という質問を頂く事があるが、基本的には全て出すのが僕の方針。ただ、例えば本を書く時に、100%の知識を出し切るつもりで書いても、執筆過程で調べ直しをし(知識の整理)、執筆後に読者の方からのフィードバックを受けるので、結果として執筆一定期間後には、自分の知識が2倍になっている。結局、成長とはその繰り返しであろうと思う。勿論、最初からそのような意識が有った訳ではない。2002年に最初の本を書いた時は、全部を出し切らないと本が書けなかったため、そうしたまでだ。ただ、数冊の本を出した時、書き終わったら自分の実力が上がっている事に気が付いた。そして、知識は出し切ってもいいんだ(出し切るべきだ)、という事に気が付いたという次第。そして、30数冊の本を出して経験を積んでいった。これは、経験から学んだ事。