深圳・広州でアナシス開業セミナーの応援講演

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深圳会場
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深圳会場

9月5日(深圳)・6日(広州)は、経営・労務コンサルティング会社であるANAXISの開業記念講演会で応援講演を行った。背景を言うと、僕が2001年に丸紅内部でコンサルティングを開始した時、丸紅内に外部からフィーを稼ぐようなノウハウが全くなく(スキルは有るが、それを報酬に繋げるノウハウが無かったという意味)、どの様な料金・サービス体系にするかというのは手探り状態であった。その時、縁あって知り合ったStaff Management Consultancyの飯泉社長に「うちの契約書を参考にして作ればよい」と言って頂き、第一号会員にもなって頂いた。当社がメンバーシップ制を採用しているのはそういう理由。
その後、飯泉・黒崎・北尾各位がインテリジェンスに持分を譲渡して買収された形になり、更に、最近、独立して自分の会社を作ったのがANAXISという訳で、以前お世話になったお返しに、それなりの協力をしたいと考えた。それが、応援講演を引き受けた経緯。

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広州会場

しかし、人生というのは面白い。コンサルティングを開始した時にお世話になった方(その時は、コンサルティング業の先輩)が独立起業をして、その応援をする(分社独立起業では、ある意味僕の方が先輩になった)という事で、縁がつながっていく。その様な縁をつなぐというのは、(今回に限らず、全体的な話として言うと)信用を裏切らず、誠実な付き合いを続けていく事であろう。
誠実な付き合いというのは、裏切らない、礼儀を尽くすというのは当たり前だが、風呂敷を広げない、つまり、できない事をできると言わず、一度口に出したことは必ず守るという当たり前の事の繰り返し。それが重要だと思う。それは取引先でも、提携先でも、社内の上司部下でも全て同じ。

起業8周年記念日

更新が遅れましたが、9月1日の起業8周年記念日です。上海・安順路の真木乃にてドンペリロゼを。ここは当日だと予約が取れない店なので、前広に予約。
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鰹のたたきは追加で頼んだのであるが(今日の鰹はいまいちですと言われたが、どうしても食べたくなり追加注文)、これで380元のコース。これまた大変良心的。
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上海素敵館にてシャンパンを

8月31日は上海オバマ広場の素敵館で食事をした。8年前のこの日が丸紅勤務の最終日(8年前は日曜日だったが)。最終出社日が上海で、ここで元同僚からブブクリコをおごってもらったので、その後、毎年8月31日、若しくは9月1日にはそれよりも良いシャンパンでお祝いする事に決めている。今回は、両方ともお祝いをすると決め、8月31日にビンテージ物のドンペリ、9月1日にドンペリロゼを飲むべく香港空港で購入。2本でHK$5,100(7万円弱)と痛い出費であったが、過去、ドンペリを飲まなかった年は仕事がいま一つであったことから、完全にゲン担ぎの記念行事になっている。
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過去の写真を見てみると、丸紅退職の日は、独立の不安で元気が無い。開業一周年記念は、生き残った(そして生き残れる!)という興奮でやたらとはしゃいでいるので、それからすると、顔つきに随分余裕が出てきたな、という感じ。

2008年8月末(丸紅退職の日)
2008年8月末(丸紅退職の日)
開業一周年記念日)
2009年9月1日(開業一周年記念日)

素敵館は、如何にもお祝いにふさわしい華やかさが有る店。一番安いコース(480元)に生ハムだけ追加。何時もながら大変おいしく、この日は体重管理を完全に忘れて料理を楽しむ。これで480元(7千円強)とは本当に価値あり。そして、記念日の特例という事で、快くシャンパンの持ち込みを認めて頂いたオーナーさんに心より感謝。
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起業8周年記念日

今日で水野コンサルタンシーも開業8周年。(この会社は部下と共に独立した会社ですので)前職時代から起算すると15年となり、10数年に渡りご契約を頂いている企業様も多数あります。特に、8年前は、一旦契約が白紙に戻り、不安な中でのスタートでしたが、その後、300社の顧問契約を頂くまでとなりました。組織を維持・成長させてこられたのも、ひとえに皆様のご支援の賜物と、心より感謝致しております。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
今後も、中国・ASEANでビジネスを行う日本企業様のお役に立てるよう、社員一同全力で対応致します。引き続き、宜しくお願い致します。

昨日は上海にてクライアント企業様向け講習会。隔月を目途に開催しているが、開始したのは2012年。参加者の方は状況(注目度の高い法制度の変更が有ったかどうか)によって変わるが、3か所合計で毎回100名様強~200名様にお集まりいただいている。最初は数十人規模から開始したのであるが、できる限り良い内容の講演を心掛け、徐々に徐々に集まって頂ける人数が増えていった。何事も継続は力なりだ。
セミナー

講演会であれ書籍であれそうであるが、僕より若い同業者(会計士、税理士、弁護士など)の方々には、「自分の成長が止まるので、出し惜しみしない方がよい。そしてそれが業界のためでもある」とアドバイスしている。書籍や講演で、自分の知識をどの程度を開示するか、という質問を頂く事があるが、基本的には全て出すのが僕の方針。ただ、例えば本を書く時に、100%の知識を出し切るつもりで書いても、執筆過程で調べ直しをし(知識の整理)、執筆後に読者の方からのフィードバックを受けるので、結果として執筆一定期間後には、自分の知識が2倍になっている。結局、成長とはその繰り返しであろうと思う。勿論、最初からそのような意識が有った訳ではない。2002年に最初の本を書いた時は、全部を出し切らないと本が書けなかったため、そうしたまでだ。ただ、数冊の本を出した時、書き終わったら自分の実力が上がっている事に気が付いた。そして、知識は出し切ってもいいんだ(出し切るべきだ)、という事に気が付いたという次第。そして、30数冊の本を出して経験を積んでいった。これは、経験から学んだ事。