中国ビジネス講座連載も今週で700回

本日掲載のNNA中国ビジネス講座は700回であった。2012年1月より開始し約15年。1回も落とさず毎週執筆してきたので思い出深い。
2008年9月1日の起業直後に、NNAには中国ビジネス講座300回記念セミナーを香港で開いてもらった。丸紅時代(300回)より、独立してからの方が、長く書いている(400回)というのは、自分自身ちょっと意外な気もするが、独立後はともかく必死で、あれこれ考える暇が無かったからであろうか。
僕が連載を始めるよりはるか前から曽我弁護士が執筆していた法律講座の回数を抜かす事を目標にしてきたが、気づいたら、知らないうちに回数を超えていた。次は、1,000回が節目となろうか。
という事で、NNA購読者の方限定の様ですが、12月中旬に上海で、以下の様な記念講演会を開催します(NNA主催)。追ってNNAより告知があると思いますが、ご興味のある方はNNAまでお問い合わせください。

1.現在の外資企業管理制度
①備案制への変更(商務主管部門許可不要)が、設立・組織変更(合併・増減資・
経営範囲追加等)・移転・撤退に与える影響。
②会社法・その他外資関連法規が資本金管理に与える影響(投資性公司・リース・
物流・その他業種)
③名義借り出資運営の注意点(ゲーム、インターネット企業等)
④特定目的会社設立可否と自由貿易試験区と香港の投資環境比較
⑤15年間(WTO加盟直後)の外資企業管理制度の推移
1)輸出奨励から国内市場重視への転換
2)販売会社、貨運代理会社、投資性公司等の受け入れ状況
3)インターネット活用の可能性(販売会社、Eコマース、その他)
4)駐在員事務所規制

2.外貨管理
①現在の貿易決済の原則と特殊形態取引(オフショア、保税区域、ユーザンス等)
②非貿易項目決済と利益送金(業務委託料、ロイヤルティ等)の原則
③資金調達とグループ内資金効率運用
④15年間の外貨管理の変化
1)貿易決済制度の推移(ユーザンス・前受け・前払い規制の推移等)
2)利益送金・立替決済の可否と規制緩和の経緯
3)資金調達、委託貸付、プーリング、国外口座開設などの環境変化

3.税務
①税務調査の対応とポイント
②PE認定の類型と対応
②15年間の税務の変化
1)外資企業に対する企業所得税優遇税制撤廃と助成金
2)個人所得税法の改定と非居住者に対する課税
3)対外送金時の課税と非居住者課税強化の経緯

4・税関
①税関調査のポイントと注意点
②税関調査条例・税関税関行政処罰実施条例による罰則と税関ランクに与える影響
1)保税区域関連政策の推移
2)加工貿易をめぐる環境(来料規制、国内販売許可、転廠、今後の加工貿易受け入れ方針)

1年ぶりの福岡

11月7日(月)は1年ぶりの福岡出張。
夕方のフライトで移動したので、しばしラウンジでくつろぎながら仕事。週末フルに働いて、業務を終わらせていた事もあり。

今回は、JALのグローバルクラブ更新時にもらったファーストクラスクーポンが有ったので、これを利用。羽田・福岡だと1.5時間の飛行なので、かろうじて使いでが有る(1時間の飛行だともったいない)。酒のリストに目を通すと森伊蔵がある。思わず客室乗務員の方に、「これはあの有名な森伊蔵ですか?」と聞いてしまう。シャンパン、ワイン、日本酒も有るが、まだ一度も飲んだことが無いプレミア焼酎にて、こうなると、「焼酎は好きではない」とか言っている余裕なく、即座に注文。2杯飲ませてもらう。非常に上品。水のような飲み口の焼酎であった。
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夜は焼き鳥屋。
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そして屋台。久々の福岡の雰囲気を堪能した。
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翌朝、博多駅前の道路の陥没という事で、携帯に避難勧告が流れたので少々慌てたが、幸い、避難対象地域には入っていなかったので、通常のスケジュールをこなして東京に。その日の東京では面談1件、会食1件。