日経新聞連載(新就業許可管理制度の実務運用状況)

長期間ブログが滞っていました。
仕事のご依頼が多く、かなりアタフタしておりました・・・
これからブログもキャッチアップしていきますが、まずは日経新聞連載コラムに付いて。
日本経済新聞連載(ビジネスの流儀)はこちらから。

昨年末より大きな騒ぎとなった新しい就業許可管理制度が、2017年4月1日より正式施行された。これに付いては、2月2日掲載の日経新聞の同コラム、4月掲載のNNA特集記事でも解説したが、その通りの状況(就業許可発給状況は、従前と大きな違いはない)となっている。
ドラスティックな変更が無い理由として、前から言っていたように、「そもそも騒ぎ過ぎ」という点もあるのだが、それ以外に、試行措置(外専発[2016]151号)から正式施行(外専発[2017]36・40号)までの間に、制度が調整された事も要因の一つ。
この様な新制度の進め方は、極めて中国流なので、それに付いても解説した。
煮詰めてから(精度を高めてから)制度を開始するのが日本流なので、日本人の感覚としては馴染みにくいのだが、先ずは開始して、走りながら精度を高めていくのが中国流。
その特徴が良く出ている制度変更であった。