ホンハム・稲庭うどん佐藤養助で酒を飲む

今年も残すところ1ヶ月程度。毎年そうではあるのだが、(今年1年間に悔いを残さぬ様)追い込みで仕事をしているので、ここ数日は、平日は連日夜11時まで仕事。昼夜の食事も仕事をしながら。休日も仕事という状況で、少々ばて気味。ただ、原稿執筆、新分野の研究など、業務意欲が高まっているというのは、自分としては良い傾向。年齢と共に、好奇心と向上心を如何に維持し続けられるか、というのが課題になってきているので。
その中の忙中閑あり。先週土曜日に、友人とホンハムの佐藤養助という店で会食。

稲庭うどんを売りにしている店だが、糖質制限中であるため食べられず。ただ、魅力的なメニュー多く、楽しめた。また、日本酒が、六歌仙、梵、〆張鶴など、飲みたい銘柄が置いてあり、これも断腸の思いで焼酎で我慢する。
かなり混んでいてくつろぎにくい雰囲気だが、本格的な日本料理が少ないホンハムでは、有り難い店だ。糖質制限が明けたら、是非、日本酒を飲みに再訪しよう。

因みに、カウンターの席の前にあるこの絵に見入ってしまった。こういう気持で生活したいものである。

法定代表はつらいよ

先週の事、上海から香港に戻った翌日に、深圳日帰り出張。深圳は、いまだに変わり続けている。徐々に、未来都市の風情になっていく。



深圳出張の目的は工商局でのパスポート情報変更。今のところ、水野コンサルタンシーグループは8拠点が有るけれど、上海、広州、深圳、香港、ベトナムで法定代表をしているので、何かあると、政府機関・銀行に出向かねばならない。最近、中国の行政機関も手続が迅速化してきているので、手続自体は15分程度で終わるのだが、それでも本人が行かなくてはいけないというのは、負担がかかる。
年齢と共に、行くだけ、サインするだけ、食事をするだけ、という仕事が増えてくるので、「それもあなたの仕事でしょう」と言われると、その通りなのだが・・・




因みに、中国の会社法では、法定代表人は、董事長(若しくは、執行董事)か、総経理の何れかとする事が規定されている。
法定代表人=会社で一番偉い人間と考えて、董事長を法定代表とするケースが多いのだが、会社の決定に権限を持っているのは董事であり(問題が生じた場合の責任も同様)、法定代表人としての権限はない。これを考えると、法定委代表人=行政機関などに対する報告に責任を持つ人間、と考えた方が妥当ではないかと思う。 昨今の銀行口座管理の強化や、行政機関での実名登記の動きなどから、法定代表人が行政機関や銀行窓内に出向く機会が増えている。大企業でも、本社の社長、取締役を中国現法の法定代表とすると、実務遂行に大きな支障が生じよう。この点も考え、法定代表人を設定すべきだ。
尚、深圳南山区の工商局は綺麗で効率的。インターネットで時間予約ができるので、待ち時間は少ないが、その順番待ちの間に座る椅子も洒落ているし、電源も使用できるようになっている。新しい中国のイメージだなと感心する。
ただ、案内係の男性が何人かいるのだが、制服や雰囲気が、クラブの黒服の様なのは面白かったが・・・

福州滞在・白塔観光

午後1時に廈門発の電車に乗り込み福州へ。約2時間。駅も電車も綺麗になっているので、移動のストレスが全くない。これまた時代は変わるという気分。

福州駅からはタクシーで。福州駅を利用するのが7~8年ぶりなので、タクシー乗り場がどこで、更に、タクシーがちゃんと捕まるのか、という点が不安であったが、全く問題なかった。整然とした駅前。タクシーも順調に捕まった。駅から10分ちょっとで、宿泊のシャングリラホテルに。

その日の予定は、会食だけなので、廈門とは一転して気楽だ。

会食後、シャングリラホテル付近の白塔に歩いてゆく。ホテル宿泊の度に気になっていたが、行くのは初めて。時間が遅いので門が閉まっていたが、同行者の方が門番の方に、「この人は日本人だ。これを見るために日本から来たんだよ」と、如何にも見え透いた(?)交渉を展開してくれたところ、「まあ、入れ入れ」と無料で入れてくれた。という事で、殆ど人がいない、お寺の構内で幻想的な風景を楽しめた。

僕が住んでいた頃(1989年)とは全く比較にならないのは当たり前だが、福州が、どんどん住みやすい場所になっていく。そして、まだ住んでいる人が、のんびりしていて優しい人が多い。古き良き時代の雰囲気を残しているな、という印象。

廈門出張

香港の講演会の翌日は、2年ちょっと前に進出をお手伝いさせて頂いた企業様の依頼で廈門出張。一人で始まったクライアント様の拠点も、日本人駐在員の数も、現地社員の方の数も、順調に増えているのが見ていて嬉しい。

宿泊はマルコポーロホテルをご用意いただく。このマルコポーロホテルは、僕が丸紅廈門社長(後に所長)をしていた時(1999~2002年)に、毎回宿泊していたので懐かしい。本当は、付近の洋食レストランに行きたかったが、時間が無く願いかなわず。行きつけ(というほどではないが、廈門訪問時には必ず寄っていた)イタリアレストランが、Tutto Beneになっていた。次回は是非訪問しよう。

廈門空港到着後はオフィス直行。昼食後に4時間の会議。そしてホテルで連載原稿(時事通信)を必死の形相で1本書いてから夜の会食に。会食は、中華料理からスナックで0時過ぎ。そして、翌朝は2時間半会議をした上で、廈門駅に。
良く食べ、良く飲み、よく働き。という廈門滞在であった。

責任を取りますとは言うが

飛行機移動中に、池井戸潤のアキラとあきらを見て楽しんだ。というか、何時もながら、会社員時代を思い出した。
劇中でも会話として出てきたし、会社員時代にも良く聞いた、「私が責任を取ります」という言葉には、会社時代もそうだったが、起業後は、更に違和感を覚えるようになった。
俺が責任を取るのでやらせてくれ!と言う人間はいたけれど、さて、どういう責任を取るつもりの発言だったのであろうか(基本的に、それで通る様な甘い会社ではなかったので、その先までの会話にはならなかった)。
会社員時代は、会社を辞める覚悟というと、「すごいな」と思ったが、起業独立した身からすると、それでもまだ甘いと感じる。会社を辞めた上で、個人で発生した損失の連帯保証まで入れれば、一応の覚悟とも言えようが。
つまるところ、責任を取るというのは、そこまで重いものであるという様に、感じ方が変わってきた。
とは言え、経営者というのは、上手く会社が回っている時は、会社員時代より、よっぽど自由でストレスはない。まあ、バランスが取れているのは確かであるか。

あと、もう一つ。前から思っていた事であり、劇中のセリフにも出てきた、子供に対する「この会社を継ぐのがお前の宿命」という発言には抵抗が有る。子供には職業選択の自由が有り、子供にそれを押し付けるのは、自分無き後の会社の経営体制を育てられなかった経営者の能力と努力の欠如と考えている。自分自身、その気持ちで、あと20年くらいで体制を考えていかねばならないのだが・・・

福岡1泊

11月第2週、日本で講演会を2回(ビジネス講習会2時間、ステップワン講習会5時間)を終わらせると、大阪・福岡に出発。
大阪では面談2件。翌日に福岡。福岡は、殆ど仕事では無くて、開業翌年より続いている恒例行事の様なもの。当社は暦年決算(12月決算)なので、11月には、決算見通しが立つようになっている。無事に決算が迎えられるお祝いに、福岡で酒を飲むという企画。毎回、1泊して飲むだけだけど、9月1日の開業記念と合わせて、不思議な事にこちらも恒例化している。

1件目は焼き鳥屋。最初は刺身を食おうと意気込んでいたのだが、前夜が鮨だったので、焼き鳥の提灯に惹かれてしまった。
そして、スナック。最後の屋台というフルコース。

楽しい一夜であった。翌日に福岡空港から羽田に移動。福岡空港のラウンジは充実しており、伊丹空港と比べて立派さが目立った。

横浜の講演会場

暫くブログが止まっていました。11・12月という、今年最後の2ヶ月で講演会が8回。その内6回が4.5時間(質疑応答を加えると5時間以上)。その上、あちこち移動が続くという状況、少々余裕が有りませんでした。そんな1日。
先週、会員様向け講習会1回と講演会1回を実施したが、会員様向け講習会は、オフィスが入っている横浜ランドマークタワーで開催。運良く、眺めが非常によい部屋が取れた。この眺めを見ながら講演。聴講頂いた方にも評判よく、満足することしきり。

ホンハムフェリー乗り場のバーで飲む

竹家の後、軽く飲もうという事になり、ホンハムフェリー乗り場の付近に有る、ローカルなバーに行く。非常に簡素な作りの店で、入った事はないのだが、前の住居からイオンに行く途中にあるので、買い物の度に気になっていたところだ。

思ったより良い。
ホーガーテンとマッカランの2杯でHK$180程度。ここでHK$1,000飲んだら足腰が立たなくなるまで酔えるであろう。