福州滞在・白塔観光

午後1時に廈門発の電車に乗り込み福州へ。約2時間。駅も電車も綺麗になっているので、移動のストレスが全くない。これまた時代は変わるという気分。

福州駅からはタクシーで。福州駅を利用するのが7~8年ぶりなので、タクシー乗り場がどこで、更に、タクシーがちゃんと捕まるのか、という点が不安であったが、全く問題なかった。整然とした駅前。タクシーも順調に捕まった。駅から10分ちょっとで、宿泊のシャングリラホテルに。

その日の予定は、会食だけなので、廈門とは一転して気楽だ。

会食後、シャングリラホテル付近の白塔に歩いてゆく。ホテル宿泊の度に気になっていたが、行くのは初めて。時間が遅いので門が閉まっていたが、同行者の方が門番の方に、「この人は日本人だ。これを見るために日本から来たんだよ」と、如何にも見え透いた(?)交渉を展開してくれたところ、「まあ、入れ入れ」と無料で入れてくれた。という事で、殆ど人がいない、お寺の構内で幻想的な風景を楽しめた。

僕が住んでいた頃(1989年)とは全く比較にならないのは当たり前だが、福州が、どんどん住みやすい場所になっていく。そして、まだ住んでいる人が、のんびりしていて優しい人が多い。古き良き時代の雰囲気を残しているな、という印象。

廈門出張

香港の講演会の翌日は、2年ちょっと前に進出をお手伝いさせて頂いた企業様の依頼で廈門出張。一人で始まったクライアント様の拠点も、日本人駐在員の数も、現地社員の方の数も、順調に増えているのが見ていて嬉しい。

宿泊はマルコポーロホテルをご用意いただく。このマルコポーロホテルは、僕が丸紅廈門社長(後に所長)をしていた時(1999~2002年)に、毎回宿泊していたので懐かしい。本当は、付近の洋食レストランに行きたかったが、時間が無く願いかなわず。行きつけ(というほどではないが、廈門訪問時には必ず寄っていた)イタリアレストランが、Tutto Beneになっていた。次回は是非訪問しよう。

廈門空港到着後はオフィス直行。昼食後に4時間の会議。そしてホテルで連載原稿(時事通信)を必死の形相で1本書いてから夜の会食に。会食は、中華料理からスナックで0時過ぎ。そして、翌朝は2時間半会議をした上で、廈門駅に。
良く食べ、良く飲み、よく働き。という廈門滞在であった。