10周年の決算と稼働3年目のベトナム子会社決算

2018年の決算は、全ての拠点が黒字になった(8拠点中、損益単位ではない駐在員事務所は除く)。連結ベースでは、設立初年度から黒字を続けてきたけれど、全拠点黒字になったのは初めてで、心から嬉しい。
この10年間を思い出すと、本業の中国コンサルティング業務を黒字にする時(香港、上海、広州は、初年度決算から黒字だった)、古巣の丸紅の皆な、クライアント様、提携先の方々の力強いサポートがあった。それで立ち上げを乗り切れた。
コンテンツ、教育、出版事業という、僕が、丸紅時代からやりたかった業務を行うチェイスチャイナは、黒字化までは苦労したけれど、2017年に黒字化して以来、完全に利益体質が定着した。
地盤のないベトナムは苦労した。この流出が有ったので、自分の香港、上海の部屋を、安い場所に引っ越して、辛く悔しい思いをしながら乗り切った。

2018年のベトナム決算は、2億ドンの黒字(前年度は、5億ドンの赤字)。
数字は派手だが、日本円にすると、たかだか100万円だ。ただ、黒字と赤字では大違い。
黒字にするには、経営者の強い信念が必要なのだなとつくづく思う。絶対に黒字にすると思う事。過信でも妄信でも、ともかく、黒字にできると信じる事。それが全ての始まりだと思う。
そして感謝の気持ち。
支えてくれているクライアントの皆様、頑張ってくれている部下たち。本当にありがとうございます。
これから、人生最後の目標。「自分が死んだ後も、会社を永遠に存続させる」を達成するために、引き続き、頑張っていきます。