香港にて(雑感・その2)

香港・北京道1号の胡同にてビジネスランチ。
会食続きで過食になりがち。前日の昼、夜、この日の昼と宴席が続いていたので胃が重く、メインの料理を食べられず。

今回の状況が、地域統括会社の設立地としての香港のステイタスに影響を与えると書いたのだけれど、やはり、香港の政府機関、警察に対する信頼が揺らいだのが大きい。これは、少なからずショックであった。
勿論、1967年の反英暴動の時も、警察は全く同じことをしており(催涙弾を使っての制圧実績を英国に讃えられている)、組織の中に、こうすべきという思想が組み込まれているのであろう。ただ、安保闘争の時の日本警察の対応も同様で、それを考えれば、警察とはそのような組織だ。つまり、体制を維持する前提において、市民を保護する組織であり、対立すれば、市民は制圧の対象となるということを、改めて認識させられた感がある。
とはいえ、警察無しで、世の中が回っていかないのもまた事実。そうなれば、犯罪者が跋扈する場所になる。この現実に、折り合いが付けられるかどうかが、今後の香港の行く末を決めるということであろうか。

「香港にて(雑感・その2)」への3件のフィードバック

  1.  はじめまして

    唐突ですみません
    年末年始香港へ旅行を考えているのですが
    観光するにあたって、特に問題はないでしょうか?

    1. 香港の状況ですが、デモ発生地域以外は平穏です。ただ、デモ、及び、警察の取り締まりは、過激さを増しているので、近づかないよう注意が必要ですし、デモ発生地域も流動的になってきているため完全な把握が難しい状況です。現地の報道などもありますが、一応、香港日本領事館が最低限の情報を公開していますので(https://www.hk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kougi2019.html)、該当地域には近づかぬよう、注意ください。また、バス、地下鉄の運行状況も、日々変わります(早く終了する。デモ発生地域などに停車しないなど)。この点も注意が必要になります。

      1. おはようございます

        返信ありがとうございます
        そうですか、まだまだ収束には程遠いようですね
        情勢が落ち着いてからの観光にします

        ありがとうございました。

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