香港・北京道1号の胡同にてビジネスランチ。
会食続きで過食になりがち。前日の昼、夜、この日の昼と宴席が続いていたので胃が重く、メインの料理を食べられず。
今回の状況が、地域統括会社の設立地としての香港のステイタスに影響を与えると書いたのだけれど、やはり、香港の政府機関、警察に対する信頼が揺らいだのが大きい。これは、少なからずショックであった。
勿論、1967年の反英暴動の時も、警察は全く同じことをしており(催涙弾を使っての制圧実績を英国に讃えられている)、組織の中に、こうすべきという思想が組み込まれているのであろう。ただ、安保闘争の時の日本警察の対応も同様で、それを考えれば、警察とはそのような組織だ。つまり、体制を維持する前提において、市民を保護する組織であり、対立すれば、市民は制圧の対象となるということを、改めて認識させられた感がある。
とはいえ、警察無しで、世の中が回っていかないのもまた事実。そうなれば、犯罪者が跋扈する場所になる。この現実に、折り合いが付けられるかどうかが、今後の香港の行く末を決めるということであろうか。