福州の一夜を楽しみ、昔を思い出す

中国、特に、地方都市の変化は早い。3年訪問してなかったら、その地域の知識は語らない方がよいというくらいの変化だ。という訳で、10年前の知識で、中国を語っている方(20年以上前の知識で語っている方は、さすがにいないでしょうが。。。)は、直ちに、現状視察に行かれることをお勧めします。驚くはずです。

今回の宿泊も、インターコンチネンタルホテル。先ずは、チェックインして、旧友と会食に向かう。

今の福州は、何のことない大都会だ。地下鉄も2号線まで開通している。若い頃の僕の滞在が、今の便利な福州だったら、メンタルも安定してただろうし、苦労も少なかっただろうなと思う。ただ、そうだったら、これほど福州が特別な場所ではなかったのは確か。苦労は、過ぎ去ってみれば、甘美な思い出になる。


今の駐在員に、「昔、福州には1軒も日本料理が無かった」と言っても、信じてもらえないだろう。それほど、日本料理はあふれている。友人に連れて行ってもらった、宝龍商城の同じフロアにも、2軒日本料理(日本料理&日本風焼き肉)が有った。焼き肉は評判がいい様で、予約を受け付けていない。順番待ちが多く、1時間以上待たなくてはいけないようなので断念した。

あと、これは、どこの地域でも思うのだが、今の中国の若者は、礼儀正しく、きびきび働く人が多い。これは、豊かになったからという要因が大きく、あとは、競争原理の導入によるものだろう。この点は、世代によって、ずいぶんタイプが異なる。文革で教育が受けられなかった世代、貧く押し合いへし合いしないと物にありつけなかった世代、そして豊かさの中で育った世代。この点、日本のメディアの解説は、的外れ、若しくは、ステレオタイプな場合が多い。

そして、三房七巷を散策。ライトアップは、ちょっと作りすぎの部分もあるが、なかなか良い観光地だ。

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