俏江南で四川料理

自分の上海不在期間(1~2月)に続いて、青島隔離(3週間)・ロックダウン(2か月)、その後レストラン店内飲食禁止(6月28日まで)と続いたので、宴席が半年止まっていた。その間に約束していた宴席が、一つづつ再開してきた感があり、結構、外食が忙しい。そんな中、俏江南に食べに行く。

この日、上海市内では、夕方にマンションを封鎖してのPCR検査が行われていたので、客の入りはあまりよくないが、のんびり食事ができてラッキーであった。僕は、朝、付近のPCR検査場で済ませたので、マンションでの検査は参加不要。PCR検査も、生活に溶け込んできた感がある。

この口水鶏が、この日では一番の当たりだ。味付けが良いし、最近、辛さ耐性が無くなってきた僕でも無理なく食べられる。

高級宴席用レストランなので、広東料理もメニューに有る。ガルーパは食べたい。香港では、その中でも一番高級な老鼠斑が、ここでは比較的安い。香港人と上海人の味覚の違いかと珍しく思いながらも、早速注文。非常に良い魚で美味しかったが、調理は香港に軍配を上げたい(僕個人の趣味)。

そんな感じで料理を食べて、レストランのマネージャーに、店内の歴史を案内してもらう。1920年代の交通銀行の頭取の住居を利用しているというのは、初めて知って興味深かった。徐々に、元の上海が戻りつつあるな。