衡山路から復興路を歩き食べる

2007~2008年にかけて居住していた衡山路に行き、思い出深いレストランで食事する。2007~2008年は、今までの人生での最大級の困難が襲い掛かってきた時期。ストレスも一定限度を超えると運動することができなくなる。ストレスがたまったら運動で解消しなよ、というのは、そこまで追い込まれたことがない人間のセリフだ。そんなときにできることは、ただただ歩くだけ。上海滞在中は、この小紅楼レストランがある徐家匯公園をただただ歩き、ここでコーヒーを飲んだりした。何時もうつろな顔をしていたと思うが。

そんな昔も、今となっては懐かしい思い出だ。過ぎた苦労は、甘美な記憶となる。注文した料理は、エビ続きになってしまった。幾ら海老好きと言ってもやりすぎた。


食事が終わると、花園飯店の方まで歩く。結局、前に住んでいた場所、働いていた場所に引き寄せられる。西洋風の建物が並ぶしゃれた街並みを見ながら散歩。

スピークロウ(Speak Low)バーに行きたいと思うが、開店が18時なので早すぎる。散歩も限界があるので、近所でコーヒー、ビールを飲んで時間をつぶすが、ここは写真映えしない場所だったので割愛。

これが店の名前を使ったスピークロウカクテルというものらしい。抹茶を使った本当にうまいカクテル。

食事は、麻婆豆腐ピザ。悪くはないが、僕には普通のマルガリータピザの方が嬉しいか。

美味い酒で、幸せな気分になって、地下鉄10号線で帰宅。西洋風の街並みを楽しんだ1日だった。