懐かしの立ち食い蕎麦

一部の人にしか響かない話題(というか、地域限定ネタなので、殆どの方には響かないネタで恐縮ですが)、受験生時代、大船の代ゼミに午前中だけ通っていたが、その時は、大船駅ホームの立食い蕎麦と鯵の押し寿司(双方大船軒)を心の支えにして辛い一年を過ごしたものであった。そんな訳で、思い入れは大変強い。なにしろ、希望校に合格した時、まずやったのは、合格発表の帰りに、大船駅に寄って立ち食いそばを食べ、鯵の押し寿司を購入して、家で食べてお祝いしたくらいだから。
ただ、2000年代に入り味が変わった。NREの子会社になった事もあるのか(この部分は、単なる個人の推測で、根拠は有りません)、鰹出汁の素朴な押し出しは弱まり、蕎麦の食感は、当時こよなく愛した、良い意味でのボソボソ感が消え失せた。
今では、駅構内の立ち食い蕎麦は全て閉店したようだが、存続していた時も、特に恋焦がれるものではなくなっていた。そんな訳で、あの当時食べた大船軒蕎麦(特に、大船駅横須賀線下りホームの店)に対する郷愁があるが、昨日作った蕎麦出汁が、かなり近い味に出来たので、一人喜んだ。
ネギの切り方も含めて、なかなかの再現度だ。これを定番にしよう。水出しした煮干し出汁を使ってはどうだろうという気持ちも有るので、それは後日試して報告します。

あとは、昼飯。最近、銀のデリバリーを取ることが多い。数年間、本当にうまいのかと警戒していたけれど、頼んでみたら、極めて正当な日本式弁当。悪くない。感動する訳ではないが、日本人の昼食には、極めて適している感じか(日本で撮るデリバリー弁当の様だ)。