12月は出張(広東省・日本)が多いので、その間を縫って宴席をこなす。長い風邪をひいたプラスの効果で、一定の休肝日を作らねばという意識が芽生えた。かつては、毎月10日間酒を抜いていたが、それを復活させようと思い、結果、昼の宴席を入れるようになった。
この日は鉄板焼きをセレクト。行ったことがある店にしようと思ったが、なぜか電話が通じず、鳴竜上雅鉄板焼きという店にした。家の近くで何度も前を通りがかっているが、行く機会がなかった店で、ものは試しと予約した。


二人だが個室でサービスは大変良い。鉄板調理師もフロアの店員も何かと気を遣ってくれる。大衆点評の団体購買で二人1000元程度のコースにしたが、費用対比は悪くない。ただ、料理が選べないのは辛い。このでかいフォアグラは食べられない。


肉は美味しいけれど、魚系はいまいち。活きロブスターを調理してくれたが、少し土臭い感じが。


炒飯は写真撮り忘れ。野菜炒めは満腹で食べられず、デザートはお断りした。店の方々の努力もあり、悪くはない店だがアラカルトで選んだ方が良いかもしれない。そんな事を感じながら、そのまま自転車を1時間漕いで(腹ごなしのため)帰宅した。

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上海に移動
12月18日の14時半便で羽田から上海に移動。この便は、空港も比較的空いているし、ゲート横づけになるし(JAL17時半発便だとバスで飛行機まで行くことになる)、快適度が高い。昼食を食べていないので、キャセイラウンジで。大変美味しい食事であった。無料で食べさせてくれてありがとう。

機内食はこんな感じ。焼酎を頼んだが、日本で10日連続酒を飲んだため、ちょっと舌を付けただけでギブアップした。最近、休肝日を作るのが習慣になっている。美味しく食事をし(これが夕飯)、そそくさと寝た。

移動前にみなとみらいで一泊
12月18日に上海移動だが、クライアント様より、前日の夕方に面談⇒会食のオファーを頂いたので、みなとみらいのワシントンホテルに1泊した。このホテルは、出張者を泊めるのに何回か使ったが、自分で泊まるのは初めて。ビジネスホテルなので、特筆すべきものはないが、高くない割に眺めが良い。寝るだけだし、眺望代だと思えば価値がある。

桜木町は変わった。みなとみらいは、僕が大学生頃までは埋め立て地で、桜木町駅も汚かった。高校の時のイメージは、桜木町は汚くて臭い(埋立地のにおい)という事で、良い印象はなかった。こんなに見違えるようになるのだから、歴史の変化というのはすごい。
学生時代の桜木町の思い出と言えば、1980年(高校時代)、紅葉坂ホール(小さい音楽堂)に、人気者になる前のチャゲ&飛鳥のコンサートを聞きに行った事。同じ頃、まだ日本ではスパゲティと言えばナポリタンとミートソースしかなかったが、母親が「桜木町にボンゴレというすごいスパゲティがあるぞ」というので、わざわざ食べに行ったこと。あと、渋谷のNHKホールに、ちょくちょくコンサートを聞きに行ったが、桜木町乗り換えで、立ち食いコーヒースタンドでカツカレーをいつも食べたことかな(小麦粉カレーと紙のような且つだが、なぜか大好きだった)。不思議に懐かしい。

夜は野毛の鷹一にご招待いただく。相変わらずの人気店で、直ぐに客でぎっしり。いかの鮮度は本当によい。程よく飲んで、程よく食べる。

部屋に戻って就寝。翌日は、朝にオンライン会議をした後に、午後2時半発便で上海に。

とある場所の鮨屋
実家付近の鮨屋?鮨居酒屋?に初めて行った。そもそも行くつもりの店がやってないので、インターネットで急遽探したら出てきた店。小さな駅の小さな店だが、日本酒がかなり充実している。店主がかなりこだわりを持って、自分で探しているらしい。



4人で何種類か飲み、その殆どは普通に美味しい日本酒だったけど、最後の〆は古代米を使った伊根満開という日本酒の熱燗。「これはかなり癖が強いですよ(注意した方がよいですよ)」と言われて、承知して飲んだが、確かにその通り、本当に癖が強くて、これを飲んだらもう終わりという感じになる。シェリーとか、グラッパとかが好きな人には良いかもしれない。自分はもう飲まないと思うが、良い経験になった。

料理は普通に美味しい(特別感動はしない)感じだが、小さい駅の店にしては、なかなか楽しめた。また行こうと思う。

スヌーピー
近所のスーパーでスヌーピー提携のサッポロ一番を見つけたので早速購入。可愛いものだ。

思えば、スヌーピーを好きになったのは小学校四年生で、NHKで放映されていたチャーリーブラウンのクリスマスを偶然見たことだった。30分弱の放映で、最後の5分程度しか見られなかったが、不思議な空気感に心をつかまれた。子供の頃、見知らぬ場所に対する憧れがあり、自分と同じような平凡な生活をしている子供たちがする街が、世界にはいくつも有るだろうなと思い、その世界を見てみたいという気持ちを持っていた。ピーナッツは、それにぴったりの漫画だったという事。ちょっと哲学的で、時にシニカルな会話も良かった。小学校高学年の時は、月刊スヌーピーを毎月買っていた。
そんな事を思い出したのであった。


思い出の山手十番館で会食
日本事務所の社員と一緒に昼食会をした。場所は山手十番館。思い出の場所だ。
最初は家族で行った小学6年生。50年前だ。その後しばらく縁はなかったが、高校が隣の駅(山手)だったこともあり(卒業アルバムの撮影はこの付近)、前は良く通りかかった。


社会人になってからはよく行った。十番館で食事をして、今はなきザ・ホテル横浜の「赤い靴」か「鴎」で酒という使い方をしていた。20代なので、既に40年近く前の話になる。すさまじい昔話だが、まだ、そんな思い出の場所がしっかり現役で活躍しているのは嬉しい限りだ。


すごく美味しいという訳ではないけれど、この雰囲気と存在感はすごい。来ると満足する。

通常のランチ時間が満席で、13時半の開始となり、終了時(15時半)は他に客はいなかった。こんなに人のいない十番館を撮影できたのはラッキーだった。


気温は7度。寒いが空がきれいな日だった。楽しく会食した。


新橋で焼き鳥(一石三鳥)
12月11日に、NNAの三井社長と会食した。思えば、NNAに連載を開始したのが2002年1月の第一月曜日で、もうすぐ24年(今週の連載が1127回)。連載のきっかけが2001年9月頃、上海で当時編集長だった三井さんと会った事(その前に、香港で佐井さんにお会いし、三井さんを紹介された)なので、思えば長い付き合いだ。場所は新橋。例外的な夜の宴席で、あまり遅くは帰れないので、16;45開始としてもらった。昼の宴会ならなお良かったが(笑)

一石三鳥という店で、僕がインターネットで偶然見つけたが、三井さんが「新橋では一番美味しい焼鳥です」というので即決。10分ほど前についたが、本当に16;45まで中に入れないので寒い。

三階のカウンター席に通された。こんな感じの炭火焼き。コースのみで単品注文は不可。


座っていれば、料理は自動的に出てくる。古い仲なので、話すのは、取り留めもない話。昔話、上海の話、社内の話、などなど。


下のプレートの卵黄が旨かった。ねっとりとして味わい深い。料理は全般的に美味しかったが、それ以上に良かったのが、未経験の日本酒が揃っていて、その内容も、良く吟味されていて旨かったこと。

秋田の飛良泉は、過去にグレードが低いものを飲んだことがあるが、それはあまり美味しいとは思えなかった。ただ、今回の吟醸(ランクは忘れてしまった)は、強いうまみで、大変美味しい。すっきりした中に腰と存在感がある甘み。


福島の楽器正宗というのは、初めて飲んだ。すっきりとした甘み。会津誉に似た味かな。


そんな感じで話が進む。隣に座った客さん(男性3人、女性2人)は、クラブの客と同伴出勤の女性のようだ。見ていると、「元気だな」と感じる。どうにも最近枯れてきた。


そんなこんなで2時間ちょっと。ほぼ満腹になり、酒も程よく飲んで散会した。三井さんから、これほどあっさりと終わる水野さんとの会食は記録的ですと言われた(笑)。


和やかで良い会食であった。


虹橋から羽田へ
12月9日、虹橋空港から羽田に移動。虹橋空港に到着した時は、ずいぶん空いているな。昨今の情況の影響かな。ともあれ、ゆったり移動できるなと思ったが、時間が早いというのも有ったようで、暫くするとラウンジは8割がた埋まってしまった。搭乗後のビジネスクラスも満席だった。


パンダを見ながらゲートに移動。出発は定刻。若干、風邪がぶり返しているようで、いまひとつだるい。


搭乗開始。

機内食はこんな感じ。あまり期待していなかったが(前回の虹橋発の洋食があまり美味しくなかったので、今回の和食がさほど好きではない魚だったので)、美味しかった。味付けが良い。CAの方々のサービスも良く、快適な移動となった。酒はシャンパンをもらったが、二口くらいでやめておいた。


到着ゲートがふさがっているという事で、20~30分待機を余儀なくされたが、取りあえず、無事到着。

広東省最終日は深圳で4件面談し上海に
広東出張3日目(最終日)。朝からお腹が空き、コーヒーとパンが食べたくなった。ホテルの朝食は頼んでないので(これはいつも同じ)、外に探しに出かける。エレベーターが止まり、中に入ったら掃除ロボットが先に乗っていた。こうしてみるとでかいな。


コーヒーショップが見つからず。残念ながら、焼きビーフンと豆乳で我慢。ただ、なかなか美味しいビーフンで満足。これで9元。

深圳で4件面談。羅湖1件、福田3件。その内、2件は福田保税区内だ。面談2件が終わったときに、昼食をとる事にし、入ったのはタイ料理店。ガバオライスはなかなかよかった。


鬼滅の刃の映画上映中。僕は漫画全巻を元同僚が貸してくれ、いまのところ16巻まで読んだところ。若者のテンションに付いていくのは辛いなというのが本音だ(笑)。

そんなこんなで16時半発便で上海帰任。講演会2回から直接の出張で疲労困憊。大変であった。


広州⇒東莞⇒深圳とめぐる
広東省2日目。この日は朝8時半にホテルを出発し、東莞(城区)で1件、深圳で2件の面談後、深圳福田で提携先の弁護士事務所と宴席。ほぼ写真を撮らず。これは昼食をとった深圳のレストランの付近。

粤海ホテルに宿泊し、福田の海鮮料理で宴席。こんな感じの店内で、個室をとっていただいた。気を遣っていただき、日本からハンドキャリーした山崎を出してくれたり、新鮮な海鮮を食べさせて頂いたり。ただ、ほぼ100%仕事の話で、全て中国語だったので、少し疲れた。やはり弁護士は真面目だな。


写真を撮る間がなかったが、徐々に炭酸水が印象に残った。
