mizuno のすべての投稿

日中投資促進機構主催講演会

日中投資促進機構主催の講演会を、4月7日に開催します。
日中投資促進機構・日中経済協会の会員以外の方のご参加もOKという事ですので、ご興味が有る方は是非。
定員は80名様ですが、昨日の告知後1日半で約30名様の申し込みが有った様ですので、申し込みは、お早めに。

以下の告知文章は、日中投資促進機構のHPをそのまま貼り付けたもので、リンクが有効ではありませんので、実際のお申し込みは、こちらの日中投資促進機構HPよりお願いします。

中国ビジネスご関係者 各位

新年度の始まりを機に、中国ビジネスの最前線でコンサルタントとしてご活躍中の水野真澄氏が、実務に直結する各分野の動向とポイントを解説します。
業務の手引きとして使える資料がついて3,000円! 皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

日時 2017年4月7日(金) 15:00~17:00(14:30開場)
会場 日中経済協会・日中投資促進機構会議室
東京都千代田区富士見1-1-8 千代田富士見ビル2F
※最寄駅(飯田橋駅、九段下駅)から上り坂となっております。
またビル前方の道路からしか入れませんのでご注意ください。
テーマ 『中国の外資企業管理制度・税務・通関・外貨管理―最新動向と実務のポイント』
~2000年以降の経緯を踏まえて理解する~
講師 Mizuno Consultancy Holdings Limited.
代表取締役社長 水野真澄 氏
参加費 一般の方は3,000円(会員は無料)
※受付時お名刺を1枚ご用意ください。
※一般の方の参加費は受付でお支払いください(領収書をご用意いたします)
講演内容
(予定)
2000年代に入ってから、中国ビジネスをめぐる政策や規定が目まぐるしく変わり今もそれが続いています。
一方で長期的視野に立てば、それらの変化は一定の方向性に貫かれていることがわかります。
水野氏が 20年近い経験にもとづき、各分野の最新動向と実務上のポイントを過去の経緯を踏まえて説明します。
また、現在問題となっている外貨管理規制の強化
(オフショア取引規制・対外借入の制度変更・国外口座規制・クロスボーダー人民元規制)
や課税強化などの状況と、想定されるリスクや対応策も解説する予定です。
なお、配布される詳細資料は、実務の手引きとして手元に置いて活用する価値あり(サンプル)。
会場で講師著書「外貨管理マニュアルQ&A」「中国ビジネス担当者マニュアル」も販売します。
講師
経歴
1963年生まれ。1987年早稲田大学政治経済学部卒業、同年丸紅入社。
丸紅香港華南会社コンサルティング部長、M&C上海/South China代表取締役社長を経て、
2008年8月末丸紅(M&C)を退職、独立。
中国でビジネスを行う日本企業に対して幅広いコンサルティング・ソリューション業務を推進する他、
TV出演、執筆等幅広く活動。最近はベトナム等中国周辺国の案件も多数取り扱う。
広州市シンクタンクメンバー、肇慶市顧問、香港貿易発展局アドバイザー、中小企業基盤整備機構アドヴァイザー。
締切・定員 3月31日(金)
80名(定員に達し次第締め切り)
お申込・
お問合せ
日中投資促進機構 事務局 (担当:松島・宮島)
本セミナー受付専用E-mail: seminar1@jcipo.org
TEL: 03-5226-0141、F A X: 03-5226-0143
ワードファイルのお申込み書をメールに添付してご送付ください。
(もしくは必要事項をメール本文に直接記載いただいてもけっこうです)

福州到着

福州日本商工会・広州ジェトロより、3月1日の福州での講演会を依頼されたため、福州に移動。これより先に、3月2日に日本政策金融公庫から深圳での講演会を依頼されていた為、スケジュール的にはタイトだが、やはり第二の故郷福州での講演会という事で、引き受けない訳にはいかない。

厳密に言えば、初めて住んだ外国は台湾(台北)なので、第二の故郷というならそちらでは、という理屈もある。ただ当時(1989年)の不便な福州で辛い思いをし、その中で、土地の人達の支えで駐在期間を乗り切った記憶は、強く胸に刻まれているし、その時の経験は、僕の人格形成にも大きな影響を与えている。その意味では、やはり福州という事になるのであろう。

福州は2年ぶりだが、すっかり便利な街になっている。
交通も便利になり、街も整備されている。物価が安い分、上海よりも過ごしやすいのではないかと思ったくらいだ(まあ、実際に住めば、いろいろ不便な部分に気づくのだろうが)。
あの当時、こんな環境だったら、何の苦労もなかったろうが、その反面、これほど鮮烈な思い出になっていないのも確か。
若い頃の苦労は買ってでもしろというが、僕個人に限定すれば、あの当時の福州でよかった。
いま、しみじみ思う。

引越しとナポリタン

ブログの更新が若干途絶えている内に、今は福州。
これは福州移動前日の香港での昼食。
香港の住居の引越しが3月14日なので、それまでに極力食材を使い切ろうとしているところ。この日は鉄板ナポリタン。
子供の頃に食べていた味は、たまにふと食べたくなる。
これで、卵、ソーセージ、玉葱、ケチャップを使い切った。
進捗はまずまず順調。

シャンパンとベトナム語

昨日(2月20日)に香港から上海へ移動。この2週間で、ベトナム(30度)⇒香港(20度)⇒上海(5度)という温度変化だ。
まあ、ベトナムからいきなり上海でないので、それなりに対応できるが・・・

香港空港のキャセイラウンジで、シャンパンを飲みながらベトナム語の勉強。
この年齢になって、新しい語学を勉強するようになるとは思わなかったが、それなりに楽しい。まだ、初歩の初歩だが、街中の看板の中で、一つでも二つでも分かる単語があるというのは、全くわからないのと大きな違いで、街に親近感がわいてくる。言葉を憶えるというのは、こういう事なのだなあと、久々の感覚がよみがえる。

話変わるが、かなり昔(バブル時代)、父親が勤めていた会社の新規事業で語学学校をやっており、そこのパンフレットにグラスワインを飲みながらの授業というコースが有った。酒を飲んでは単語は覚えられまいが、緊張が無くなる分、会話がスムーズにできるようになるのではないか。
そんな事で、興味は持ったが、授業を受ける機会はついぞない。
ひとりでシャンパンを飲みながら教科書を覗き、そんなことを思い出した。

中国ビジネス投資Q&A2017年大改訂版原稿完了

中国ビジネス投資Q&Aの原稿の点検がやっと完了した。書き上げてから文章校正にちょっと時間がかかった。16万字以上の原稿なのと、内容的に、分野が多岐に渡るため、法律確認に時間を要した事による。
ともあれ、ほっと一息。日本にいたとするならば、僕の好きな、こんな感じの渋い街の中華屋(ラーメン屋ではない)で、瓶ビールを飲みながらしみじみ感慨にふけりたいところだが、香港にいるのでかなわず・・・

ともあれ、2002年の僕のデビュー作を、時代に合わせて内容を大幅に入れかえ、また、(タイトルは同じでも)内容は全て書き直した。2か月以内に、まずはPDF販売の形で商品化する予定。いつ出るのか、というご質問も頂いていますが、しばし、お待ちください。
内容は、以下の通りです。

第1部 中国ビジネス展開
1.中国の外資企業受け入れ方針
2.外国企業の中国進出形態
3.特殊な形態(上場・店頭銘柄・パートナーシップ)
4.外資の意思決定機関と役職
5.会社設立手続
6.外資企業の資本金
7.現物出資
8.設備機械の免税措置
9.現地法人の借入枠
10.利益処分・配当
11.減資と合作企業の投資先行回収
12.外資企業の分枝機構
13.外資商業企業(卸売・小売企業))
14.貿易権
15.税関ランク
16.輸出入管理制度
17.関税制度
18.合併
19.持分譲渡
20.中国内の持分出資
21.撤退
22.駐在員事務所の運営
23.銀行口座(国内口座・国外口座)
24.貿易取引決済
25.中国企業によるオフショア取引
26.外国企業による中国内取引
27.中国法人から海外への利益送金方法
28.国際間の立替金決済
29.外貨保有と人民元への換金
30.クロスボーダー人民元
31.保税開発区
32.自由貿易試験区
33.保税区域の外貨管理
34.保税区域の外貨管理の事例
35.駐在員事務所現地法人での債権代理回収
36.個人の外貨管理
37.中国における手形と小切手
38.加工貿易
39.加工貿易保証金
40.リース取引
41.不動産販売・賃貸
42.外資投資性公司
43.インターネット・ゲーム企業
44.独占禁止法における届出
45.中国とASEANのFTA活用
46.越境Eコマース

第2部 会計税務
47.中国の会計規則
48.会計年度の決定
49.外国語帳簿の使用
50.記帳通貨の決定
51.外貨会計
52.棚卸資産
53.貸倒引当金
54.固定資産と減価償却
55.無形資産
56.税効果会計
57.損金算入制限が有る経費
58.販売収益の計上
59.資本金の計上
60.企業所得税
61.中国の流通税
62.財貨の増値税
63.役務の増値税
64.消費税
65.個人所得税の納税義務
66.個人所得税の計算方法
67.非居住者に対する個人所得税
68.駐在員事務関係者などに対する個人所得税課税の特例
69.駐在員事務所に対する課税
70.対外送金時に生じる源泉徴収税
71.租税条約適用に関する手続
72.中国・香港間の実質的な租税条約と香港活用の注意点
73.移転価格税制
74.恒久的施設
75.中国の恒久的施設認定事例

ベトナムの空港・フェイスブック

2月15日の夜便でベトナムから香港に移動。ベトナムでは空港のFin Barでビールと赤ワイン。ホーチミンの空港は、ラウンジがいまひとつなので、夜便で移動する時は、ここで時間を過ごす。
特に美味しいという訳ではないが、空港にあるという条件が魅力を出している例だろう。とは言え、僕が最初にベトナムに来た時(1993年)は、このレベルの店は、街中でも期待できなかった。個人的には、時の経過もスパイスの一つ。

話は変わって、今さらながらフェイスブックに登録してみた。いままで、頑なに登録を避けていたのだが、思うところあって。
使い勝手がまださっぱりわからないので、まだアップはしていないのだが、それでもいろいろな発見が有る。一番の目的であった、交信が途絶えていた友人との交信の復活というのは、即座に実現した。なるほど、こういう事か。何事も、試してみないと分からないものだ。

ベトナム料理(ベジタリアン)

昨日(2月15日)の昼食は、社員4人でベジタリアンのベトナム料理。ベトナム料理を好きになるべく、ベトナム滞在時は必ず食べるように決めたのだが、その流れ。初めてだが洒落た店で、夜にワインを飲みながらというのも良さそう。

美味しい料理もあるし、いまいちのものもある。選択が必要だが、生春巻きとスープは外れ。オムレツは普通。その他は美味しかった。特に、ホーリーバジルのチャーハンはなかなか。これだけ食べて合計90万ドン(4千円程度)は安い。何より、食後のすっきり感(変な満腹感が無く心地よい)がよい。また来よう。

昨年末から、「今年はベトナムに定期的に行く。ベトナムを好きになる」と宣言して実践していたら、本当に、ベトナムが好きになり、そして、何よりベトナムもビジネスが活性化してきた。何事も、前向きな気持が大切だと、改めて思った今日この頃。

ベトナム出張とベトナム関係新連載

2月13日は定例のベトナム出張に出発。
朝8:20の便なので5時起き。この便で移動すると、ベトナム時間10時半に到着でき、午後から通常勤務できるのはよいのだが、前日は2~3時間しか眠れないので(11時頃ベッドに入るが、そうそう簡単には寝付けない)、かなりつらい。今回も、機内で仕事をするつもりだったが、全く目が覚めなかった。
ともあれ、香港空港のキャセイラウンジで朝食。

ベトナム到着。ベトナムにも体が馴染んできた感有り。最初は、スローなテンポに違和感が有ったが、馴染んでくれば、この雰囲気も好きになって来る。中国のスピード感とは随分な違いだ。

ベトナムの顧問契約も、じっくりじっくり取れてきている。今年が正念場だ。
NNAの新連載である「中国・ベトナム間の商流構築マニュアル(ウェブサイトでは、中越ビジネス構築マニュアル)」は、来週より隔週で掲載予定。
中国からベトナムへの加工委託、中国で使用した設備機械のベトナムでの再使用、中国・香港とベトナムの組織の兼務など、中国本土・香港・ベトナムに跨る商流に付いての解説を、双方の制度を踏まえて解説する予定。
是非、ご覧ください。

講演後の寿司屋打ち上げ

先週(1月30日~2月3日)は講演会4回。30日4時間、31日2時間、2月1日2時間、3日6時間という事で、〆の講演が一番身体に負担がかかるもの。朝9時に集合し、9時半から講演開始。質疑応答なども有り、17時に終わった時は疲労困憊。何より足が痛い。
講演会場(新横浜)の寿司屋で打ち上げ。寿司屋の準備が整うまで、近くのバーの前で記念写真(杉山君)、僕の写真は食べた後。

寿司屋では、ほどほどに食べ、ほどほどに飲んだ感じ。それなりに美味しいのだが、クオリティを考えると2人で2.8万円の料金は高すぎ。2万円弱が適正価格か。インターネットでは絶賛されていた店だが・・・
小肌の味、マグロの赤身の口当たりがいまいち、というのがマイナスポイント。寿司屋の新規開拓は、なかなか難しい。