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ベトナム料理(精算に一苦労)

ベトナムで面談を数件こなすと会食に。ベトナム出張に来たからにはベトナム料理。とは言え、ベトナムと中華の折衷(更に、タイ料理風の品もある)という、フレキシブルな店。ベトナム産のサッポロビールを飲みながら料理を食べる。

食べた料理と雑感は以下の通り。因みに、この日は、料金精算で面白い経験をした。

生春巻き。美味しかったが、食べてから「生野菜には寄生虫がいるんですよ」と言われ、ぎょっとする。
生春巻き。美味しかったが、食べてから「生野菜には寄生虫がいるんですよ」と言われ、ぎょっとする。
ソフトシェルクラブの揚げ物。
ソフトシェルクラブの揚げ物。
四川風エビチリ。この店は、ベトナム料理と中華料理の折衷という感じ。
四川風エビチリ。この店は、ベトナム料理と中華料理の折衷という感じ。

 

ほうれん草とエビのチャーハン。中華料理だが、この日一番おいしかったのはこれ(次に美味しかったタイ風春雨は撮影を忘れる)。
ほうれん草とエビのチャーハン。中華料理だが、この日一番おいしかったのはこれ(次に美味しかったタイ風春雨は撮影を忘れる)。

料金を支払おうと、カードを出すと使えないと言われる。やむなく、コードをあれこれ出して、どれが使えるのか試してもらったが、機械故障で使えないとの結論に。やむなく、店員さんの運転するバイクの後ろにまたがり、夜の街を銀聯カードが使えるATMを探して、あちこち行き来する。

最終的にシティバンクのATMで引き出せ、会計ができた。しかし、訪問3回目のホーチミンで、夜の街を20分近くバイクで移動するとは、何とも貴重な経験をした。

店員さんのバイクの後ろにまたがり、銀聯カードが使えるATMを探してあちらこちらに。
店員さんのバイクの後ろにまたがり、銀聯カードが使えるATMを探してあちらこちらに。

 

ホーチミンの初日

昨日夜8時半にホーチミン到着。ベトナム訪問は3回目。1993年、2007年に訪問して以来。

着陸時に飛行機の窓から見える街の夜景が明るいのに驚く。最初の訪問時(1993年)は、ドイモイで国際的な注目を集め始めてはいたものの、米国との国交正常化前で夜の街は真っ暗。物資の無さ、インフラの悪さを感じたし、物乞いの驚くほどの多さに胸が痛む思いをした。1989年の福州で1年間出国せずに生活した僕が、4日間のベトナムが辛くて耐え難かったのを思い出す。

2回目の訪問時は、(1993年と比べて)ずいぶん街の様子は変わっていたが、更に、この7年間の変わりよう(2007年と今回の比較)も大きい。街中には、入ってみたいと思わせるレストラン、バーが何軒もある。1993年とは全くの別世界で、(中国でも同様の事を感じるが)時代の流れの激しさを感じる。

ホテル到着が9時半なので、少し遅めだが飛び込みで日本料理店に入る。ホテルのフロントに、「日本料理屋はあるか」と聞くと、「ここは日本ストリートだから、ホテルの回りにいくらでもある」と言われ、実際、歩くと、「いらっしゃいませ!」と、至る所で日本語で声を掛けられるので驚く。

居酒屋を選定して会食。日本酒が3種類ほど、焼酎は品揃え多し。日本酒を飲めるとは期待していなかったので、うれしい誤算。鮮度はいまいちで味は落ちるが、飲めるだけで感謝しなくてはならない。

料理は、香港、上海と比べれば、レベルは格段に落ちるが、これも昔を知っている身としては、これだけの選択肢があり、日本語で接客が受けられるだけでも感動もの。

会食が終わると、ホテルバーでウィスキーでも飲んで寝ようと思ったが、既にクローズ。バーは無いかと歩いていると、カラオケに引き入れられる。すさまじい偽酒に目と頭がくらくらするが、日本語・中国語・英語の歌の数は多く(ベトナム語の歌は無いらしい)、音響が非常に良いので歌う分には満足。気分よく1時間歌って散会。飲み放題だったので一人4,000円程度。さすがに健康を害しそうな酒だったので、1杯しか飲まなかったが・・・

ともあれ、豊かになってきているベトナムを実感して、時の流れの速さに驚いた訪問初日であった。

 

日本酒(鮮度はいまいちだが、ベトナムで吟醸酒が飲めるとは思っていなかったので、飲めるだけで満足せねばなるまい)
日本酒(鮮度はいまいちだが、ベトナムで吟醸酒が飲めるとは思っていなかったので、飲めるだけで満足せねばなるまい)

 

もつ鍋
もつ鍋

 

焼き鳥盛り合わせ
焼き鳥盛り合わせ

 

今回同行してくれた、斎藤さん(水野深圳総経理の斎藤)
今回同行してくれた、斎藤さん(水野深圳総経理の斎藤)

 

ベトナム出張(ホーチミンへ)

一昨日(9月5日)は、15~17時にかけて深圳商工会・ジェトロ広州主催講演会。最近の税務調査・税関調査のポイントを1時間半解説。聴講の方は100名弱なので、規模は大きくはないが、皆様熱心にメモを取っていただいており、こちらも話していて楽しかった。

 

講演会場のマルコポーロホテルの写真(これは開演20分前。開演時には満席に)
講演会場のマルコポーロホテルの写真(これは開演20分前。開演時には満席に)

ただいま香港空港。

これよりホーチミンに出張。新規拠点開設を見据えての出張だが、さて、どの程度のスピード感で話を進められるのか。

では行ってきます。

 

 

今日は深圳にて講演会

現在、香港で執務中。

もう少ししたら深圳に向けて出発。税務調査・税関調査のポイントに付いて講演する(深圳日本商工会・ジェトロ広州共催)。

最近、税務調査・税関調査が多い事もあり、このテーマでの講演依頼が多い。9月19日には(これは自社セミナーながら)香港で金杜法律事務所・劉新宇パートナー弁護士と同テーマで共演(僕が税務。劉さんが税関)。9月24日は、日本(在外企業協会主催)で税務調査のポイントに付いて講演する。

最近知って面白かったのが、とある場所の税務局が、税務調査の対象となりやすい財務状況に付いて、HPにアップしていた事。売・買掛金、前受・前払いの逆残、前受収益の過大、未控除税額>在庫有高x増値税率(免税販売に対応する仕入増値税が原価処理されていないと推測されるため)、等々。税務局の情報にて、全ての手の内を開示しているとは思えないが、この様な指標管理をしている、というのは興味深かった。

講演が終わると、明日はNNAの原稿執筆(自由貿易区の基本法に付いて書く予定)。明後日はホーチミン出発。まだ夏休みを取る暇がない!

 

香港へ移動(機内食に満足)

昨日は横浜のオフィスで執務をしたのち、夜の便で香港に移動。日本⇔香港便は、マイレージでビジネスにアップグレードしているのだが、そうなると、食事中、こちらから頼まなくても、どんどん酒を注いでくれる。結果、頭痛になる事もあるので(気圧の関係もあるが)、今回は、努めて酒を飲まないよう自分を律する。ビール1缶、赤ワイン1杯(大きなグラスだったが)。おかげて香港空港に降り立ってからも調子が良い。やはり、タダだから、勧められるからつい飲んでしまう、というのは改めねばいけない(何とも年甲斐の無い・・・)

昨日食べた機内食はこれ。

機内食も、月によって当たり外れがあり、先月はどれをとってもいまいち感があり、悲しい気分に陥ったが、今月は和食1種類、洋食2種類が全て美味しそう。これまたどれにしようか頭を抱え、結果として、一番食べ応えがありそうな内容に。満足感があった。

 

写真
今月は機内食当たり月の模様。和食の美味しそうだったので、悩みに悩んで洋食に決定、

話変わって、数年前から、日経新聞国際版に公告を出しているが、昨年より、毎年4回全面広告を出している。9月1日の開業記念日の枠が空いていたので、この内容で掲載が適った。

20140901
日経新聞国際版の全面広告。年4回出しているが、運よく9月1日の枠が空いていたので、開業記念日に掲載。

 

 

 

6周年のお祝い

昨日(9月1日)は6周年記念日。

まずは14時~16時半に横浜オフィス付近で講演会。その後面談を1件済ませた後、馬車道で日本事務所の社員(研修中の松崎君含む)と6周年記念のお祝い。ゲン担ぎのドンペリロゼを持ち込んで、みんなで乾杯。

思えば、昨年までの記念日は個人的にお祝いをしていたので、会社のメンバーとのパーティーは初めて。6年前の今日は僕一人だけだった事を思えば、こうして仲間とお祝いできるのは本当に幸せだ。社員たちに感謝。そして、クライアントの皆様、ご支援頂いている皆様に、改めて感謝!

これからも頑張ります。

乾杯

横幕前田2

8月末になると思い出す

8月もあと1日。

ここ数年、毎年この時期になると2008年の丸紅退職を思い出す。

2008年は8月29日が金曜日だったので、その日が最終出社の日。最終引継ぎを行った上海で最後の日を迎え、翌日30日(6年前の今日)に、上海から香港に移動した。心の中が不安でいっぱいだった事を思い出す。

あれから6年が経過して、会社も5ヶ所(日本、上海、香港、広州、深圳)7拠点。社員25人。クライアント数300社になって安定した。

よく頑張ったと自分に言っても、この日くらいは怒られないであろう。

来週月曜日(9月1日)は開業6周年なので、日本事務所の社員とお祝いだ。それが今から楽しみ。

お祝いが終わると、9月5日に深圳で講演会(深圳商工会・広州ジェトロ主催)。9月7~9日はベトナム出張。会社の発展のためには多拠点展開を考えざるを得ず、そのための出張。会社は生き物であり、自己成長していく。経営者といえども、なかなかのんびりさせてはもらえない。

因みに、今日は都内を3時間散歩した後、NNAの連載原稿を書いていた。今週は新しいネタが見つからなかったので、中国現地法人の持分譲渡に関する税務・外貨管理上の手続。最近、撤退(エグジット)、買収による進出の双方で、従来以上に持分譲渡のご相談が多い(進出する方、撤退する方の双方)。そのためテーマに選んだもの。

今回執筆したのが連載第595回。あと5回で600回だ。

2002年1月から12年間以上、一回も落とさずに毎週書き続けて600回になろうとしている。こうやって毎週書き続けている事が、実務に役立っているのは確かだ(時事通信、三井住友銀行会報など、他の連載も同様であるが)。

継続は力なり。

上海で日本料理を堪能する(その2)

ここは寿司屋「華」。3年ほど前に丸紅の谷垣君に紹介してもらった店だが、最近、毎月1回(場合によっては2回)の頻度で行く店。灘万の板前さんだったご主人がやっているので、味もよく、料理の素材もよい。

やはり、美味しいものを食べると幸せになる。仕事で疲れ果てた時(講演会の後など)、行きたくなる店。この日食べたのは、鰹、イカの刺身、(写真にはないけど)松茸土瓶蒸し、牛肉、野菜天ぷら、寿司5貫。そして一番の贅沢が日本酒の十四代。

 

鰹といかの刺身。新鮮でおいしい。
k 鰹といかの刺身。新鮮でおいしい。

 

ここの野菜は日本人の方が上海で作っている有機野菜とか。これがおいしい。
ここの野菜は日本人の方が上海で作っている有機野菜とか。これがおいしい。

 

牛肉
牛肉
最初に握ってもらったいくら、マグロ赤身、うに
最初に握ってもらったいくら、マグロ赤身、うに
甘エビと赤身(赤みがおいしかったのでもう一貫)
甘エビと赤身(赤みがおいしかったのでもう一貫)
これがこの日一番の贅沢。名酒十四代の一升瓶。
これがこの日一番の贅沢。名酒十四代の一升瓶。

上海で日本料理を堪能する

一週間近く前の話ですが。。。

今回の上海滞在は揚子江酒店(ルネッサンスホテル)。オバマ広場の近くなので、6日間の滞在期間中に、昼夜含めて3回訪問。初日は小羽という店に初めて行く。

素晴らしく美味しかった。満足。

前菜(付きだし各種。大変繊細で美味しい)
前菜(付きだし各種。大変繊細で美味しい)
刺身(マグロ赤身とヒラメの昆布締め)。皿が岩塩で凝ってる。赤身が絶品であった。
刺身(マグロ赤身とヒラメの昆布締め)。皿が岩塩で凝ってる。赤身が絶品であった。

 

和牛たたき
和牛たたき

 

アナゴ蒲焼(ウナギかば焼きが無かったので)
アナゴ蒲焼(ウナギかば焼きが無かったので)
松茸とオマールエビの天麩羅
松茸とオマールエビの天麩羅

 

ジェトロ中小企業現地支援PF(その2)

ジェトロの中小企業現地支援プラットフォームの件に付いては、発足式と講演会の合間の時間に中小企業庁・ジェトロの方々に趣旨を伺った。

まず、市場環境の変化から、日本企業の中国での活動内容が従来のモデル(中国で安く作る)とは異なってきており、相談内容も複雑化・深刻化してきている。法務・税務・通関・為替、更にはマーケッティング的な内容を、各地域で包括的に対応する必要があり、それに対応する仕組みが必要となっているという点。

更に、このプロジェクトは、中国だけでなく、アセアン等他地域での展開していくが、アセアンに進出した日系企業は、どこの国に出た企業も部材の調達に非常に苦労している。というのは、部材が無ければ物が作れないという大前提の中、サプライチェーンにおける中国の位置づけは大きく、如何に中国から部材を調達するか、という点を真剣に考慮せざるを得ないため。その状況も踏まえ、アセアンと中国(特に、華南)のプラットフォームの連携と情報の共有化を深め、これに対応していきたい(商流の広域化に対応する仕組みを作りたい)という点。

この点、僕が常日頃から考えている事と同じであり、非常に自然な形で今回のプラットフォーム事業に対するジェトロ、中小企業庁等の思いが納得できた。

僕の会社のクライアント様(約300社)のうち、7割以上が上場企業であるため、中小企業様の対応は、中小企業基盤整備機構・横浜市(IDEC)・香港貿易発展局のアドバイザー、ジェトロ広州とのリテイナー契約などの枠組みの中で対応している。これに、今回の仕組みが加わった形になり、日本企業支援の形が一つ加わったのは、ありがたい事だと思っている。

まだ、始まったばかりで今後の展開が体感できない部分があるが、松本顧問共々頑張りたいと思う。