疲労が蓄積している。国慶節休みを利用して、ともあれ体を休めようと思う。最初の3日間はひたすら寝る。最初の2日間は家から殆ど一歩も出ずに、ただただ体を休める。ただ、毎日1時間は家のトレーニングスペースで鍛錬をする。そんなこんなの甲斐あって、体力は徐々に回復だ。


3日目の夜は長寧ラッフルズ広場の地中海料理店(Cin Cin)に行く。前から興味を持っていたレストランで、外見は高級レストラン風だが、中は意外にカジュアル。というか、喫茶店風の内装で、ちょっと意外であった。




しかし、驚いたのは圧倒的なコストパフォーマンス。値段を見て想像した分量と全く違うものが出てきた。まずは、海鮮プレート。これは128元。海老が美味い。

このアンガス牛ステーキは、アプリでは488元と表示されていたが、店に行ったら388元だった(と思う)。最近値下げされたのであろうか。分量を見ずに注文したら、600gであった。圧倒的なボリューム。

そして188元(アプリ表示は288元)のロブスタースパゲティもすごいボリュームだ。ともあれ二人では食べ切れず、テイクアウトさせてもらった。

味的には、まあまあ美味しいという程度だが、この分量は素晴らしい。ニュージーランドワイン一本と、プロセッコ1杯を合わせて1000元程度で済んでしまった。四人くらいいれば丁度の分量かと思う。若手を招待する時などに、また来よう。

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デビュー作と現状
これは僕のデビュー作。2002年の初版出版後、何回か改訂版を出したが、20周年改訂版を電子版にして無料ダウンロードできるようにした。同志社大学が、10年ほど前からこの本をゼミの教材にしてくれており、この時期になるとたくさんの学生から申し込みがある。
2022年以降は無料公開なので、全く金銭的にはなにもないけど、この本で学んだ学生がいつか中国ビジネスを始めてくれるだろうかと想像すると楽しい。あまり良い環境とはいえない現在の日中関係だが、自分の時はもっと中国ビジネスは注目されていなかった。それを思えば物は考えようだ。若い力が、未来を良くしていって欲しい。そして、少しでもその理解に役立てたら嬉しい。
来年には改訂版を出そうと思いますが(コミットは出来ませんが)できれば無料公開したいなと思っています。2022年版はまだこちらからダウンロード可能ですので、未読の方は是非。
https://www.mizuno-ch.com/news/2022-10-26/

外貨管理セミナー告知メルマガ第2弾
中国外貨管理セミナー(10月16・23・30日)の告知メルマガ第2弾です。2012年8月1日に実施された貨物代金決済改革は、「貨物貿易外貨管理制度改革の公告(国家外貨管理局公告2012年第1号)」と「貨物貿易外貨管理法規(匯発[2012]38号)」を根拠としました。
ただ、国家外貨管理局公告2012年第1号は20225年3月15日に廃止。匯発[2012]38号は2024年6月1日に廃止されました。つまり、貨物代金決済根拠規則は、この1年ちょっとで変わってしまったという事です。では、どの様に運用されているか、という点を解説しています。
メルマガ第2弾はこちらです
そんな事で、外貨管理の情況は年々大きく変わっています。是非、当セミナーでアップデートください。
詳細お申し込みはこちらです。
羽田から上海へ
9月26日に上海帰任。何時もの17時半羽田発のJAL便だ。今回は、羽田空港に新しく出来た、アメリカンエクスプレスのセンチュリオンラウンジを試してみようと思ったが、なぜかバックパッカー風の西洋人熟年グループが前に座り込んでいる。なんだ?と思ったが、どうにも退廃した雰囲気を醸し出しているので、入るのをやめ、何時ものキャセイラウンジに入る。

何時もは素晴らしいキャセイラウンジだが、この日は清掃がいまいちだったり、ちょっと雰囲気が違う。どうしたものかとキツネにつままれる。

搭乗は定刻。上海行きの便は、ゲート横づけではなく、バス移動なので少々面倒だ。ただ、搭乗前の夕焼けは綺麗だった。

和食を選択。そして、イチローズモルトのソーダ割り。こうして、日本の良いウィスキーが飲めるのはJALの良いところだ。

食事を楽しみ、定刻に浦東空港到着した。この日は家に直行し、そのまま就寝。翌日は週末なので、午後4時半まで寝ていた。年齢と共に移動がしんどくなってくるが、この対応が奏功して、身体の負担は最小限に食い止められた。

日本香港協会・二松学舎大学主催連続セミナー
9月25日の19時より、日本香港協会と二松学舎大学共催の「華人経営研究講座」の講義をオンラインで対応。前にも書いたが、年齢的なものも有り、講演会数は絞りたいので、原則正規の講演料をお支払いいただく場合のみお受けしているが、昔助けてくれた方々が主催する講演会については別枠対応している。日本香港協会・香港貿易発展局は独立直後の苦しいときにサポートしてくれたというのが1点。あと、この華人経営研究講座は、最初の登壇が2006年か2007年に。病に伏した、僕が尊敬する西田健一元丸紅専務の代役だった。そこから間が空いて、2023年から連続でお声がけいただいているが、僕自身のこの様な思い入れもあり、有難くお引き受けさせて頂いている次第。今回は、「中華圏における起業とネットワーク構築」というテーマをご依頼いただいたので、自分の経験を話した。

話変わって、数日前に作ったイクラしょうゆ漬けだが、作りすぎた!そんな訳で、一生懸命消費中の様子。

イクラしょうゆ漬けを再度作る
前回、イクラしょうゆ漬けが想定外に上手くいったので、もう少し大きめの筋子を買って、再度調理。40度の塩水で丁寧に丁寧にほぐしていく。根気がいる作業だ。難しい訳ではないのだが、なかなか大変。


40分程度でほぐし終える。その後、日本酒・醤油・みりん・昆布だしで作っただしをかけて漬け込む。


一晩寝かせて出来上がり。手間はかかるが、既製品よりうまい。時間がある時は、労力は惜しむべきではないな。

完成後は、鮭の親子丼にして食する。

これは、その日の夕食。鯛の兜が399円と格安。兜は食いでが有り、実の部分よりうまい(と個人的には思う)。そしてあさりの酒蒸し。親父と二人の平和な夕食である。



外貨管理セミナーは10月16・23・30日開催です!
毎年恒例の「中国外貨管理セミナー」の開催が3週間弱となってきたので、3週間連続のメルマガを配信しています。「毎年やってますが、こんな感じで、かなり制度変更があるので、今年も受講くださいね」という宣伝です😄
今週は、2年前に強化された中長期外債の国家発展改革委員会の備案義務の近況についてです。かなり手間がかかる作業で、中長期外債を調達しにくくなっている状況を解説しました。
セミナー詳細・お申し込みはこちらから。今回はちょっとお申し込みの出足が鈍いので、お申込みいただくと大変うれしいです。
詳細・お申し込みはこちら
また、告知メルマガはこちらです
元上司・先輩諸氏と会食
羽田到着すると、空港隣接のヴィラフォンテーヌに宿泊。ここは大きな温泉があるので嬉しい。


部屋は普通。今回2回目の宿泊。

到着日(夜)と、翌朝温泉に浸かり、チェックアウト時間の11時に出発。丸紅の諸先輩方との会食会場は東京駅八重洲口。


香港時代の上司(丸紅香港社長⇒中国総代表)の真鍋さん。退職時に、色々をお気遣いを頂いた丸紅上海社長の高橋さん。この方は、1980年代前半に虹橋ビラを手掛けて成功させ、その後、上海市から表彰された(白玉蘭賞受賞)方。あとは、今回アレンジをして頂いた山田さん、立命館大学の教授に転職された杉田さん。そして、1988年に福建省厦門で枝豆の栽培をトライした中山さん。大変懐かしい皆さま方。

こんな感じで昼食を取り(14時に終了)、横浜駅で買い物をしたら、夜は父親と食事。太田縄のれん風牛鍋をトライする。過去に、自分で見よう見まねで作ったことがあるが、インターネットでレシピを見つけたので挑戦。上手く出来た。便利な世の中になったものだ。



羽田到着
9月18日に羽田空港到着した。何時もは朝9時発の便だが、この日は午後4時発。移動が楽だし、空港も空いている。まあ、実家に直行だと、かなり遅くなってしまうので、ホテル泊になるのが困ったところだが、今回は、翌日に丸紅の元上司・先輩諸氏と昼会食が有ったので、丁度よかった。

ディレイなく、順調に搭乗。


座席は豪華さはないがコンパクトで良い。そして、イチローズモルトがあるというので、赤ワイン+イチローズモルトのソーダ割をもらう事にした。何時もはカロリーの関係で和食にするが、この日は洋食にした。


ステーキで、満足感が高い。

そんなこんなで、20時に羽田空港無事到着。

昼はすき焼き・夜はフレンチ
誕生日に水野は日本にいるので、その前にお祝いをしてあげようと、パーソナルトレーナーが言ってくれる。場所は、西郊百聯デパートの中華風しゃぶしゃぶ。というと不正確な気がするけど、中華鍋とすき焼きが半々で鍋に入っている感じのもの。肉の質はなかなか良かった。

この西郊百聯は、12年前に(清渓路x紅古路に引っ越した時)、食器やら寝具やらを買う時ために訪問したことがあるが、その後は全く行っていない。昔を思い出し、懐かしい気分がした。

トレーナーは、中国人風のもてなしで、ともかく沢山注文して、食べなさい食べなさいと進めてくれる。前のジム(威尔士)の時に、昨年10月以降給料が支払われていなかったので(僕が有料で個人契約したのは今年2月頃)、金がないだろうに申し訳ないと思いながらも心遣いに大感謝。満腹だ。
夜は、新華路のルベック。
フランスの有名シェフが上海に移住して開いた有名店だが、行くのは4年ぶり3回目。滅多に行かないので、メニューが目と頭に飛び込んでこない。ステーキを見ると1,700元(34,000円)一択で(見間違いか?)、問題外だ!と他を探す。生牡蠣は食べることは決めていた。6個で480元。鮮度が良く美味い。


あとは牛肉タルタル、生ハム、カニとロブスターの蒸し料理。安いものから選んだ感じだが、周りの人もほぼ同じものを食べているので、似たようなものだろう。



白ワインを一本頼んで2,100元(42,000円)。この店は量が多いのを忘れていた。過剰満腹でも食べきれず、生ハムは包んでもらった。一流レストランでも、余れば「包みますか?」と聞いてくれる。勿体つけてテイクアウトを拒む日本のレストランとは大違いで、こういった対応は中国のレストランの良いところだ。