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走るのが習慣になると
毎日走っていると、ランニング中毒になるので、走らずにはいられなくなるよ、と人から言われていたが、半信半疑であった。
これが、7月早々から、毎日(出張などで走れない日は除く)5Km走り始め、今では7~8kmに距離が延びてきた。
今では、1日走らないと不安になるので、これはランニング中毒状態であろう。
出張に行く時も、ジムがあるホテルを前提に探すようになってきた。
料金は高くなるが、やむを得ない。
走り続けていたら、現時点(2ヶ月ちょっと)でウェストが6㎝ほど縮んだ。
香港に来た時(1997年)のウェストは、あと4~5㎝細いので、まだ安心はできない。
筋トレをやり続け、1997年のウェストと筋力に戻すのが今の直近の課題だ。
国慶節までには達成したいができるだろうか・・・
ともあれ、最近、風呂上がり等に、鏡に映る自分が、辛うじて容認できるレベルになってきた。
合格点はまだまだだ。
食事量を絞っていないので、ストレスはないからこのまま続けられるであろう。
今日はこれから広州。
久々に広州でジムのあるホテルを予約した。
温かい会社
もう社員でもない僕を、こんなにたくさんの人が気にかけてくれる訳だから、本当に温かい会社だと思う。
会社を辞める時、いろいろな人から、「丸紅の顧客は全てなくなると考えておいた方がよい」と言われたし、僕もそうだと覚悟していた。
ところが、退職のさなか、真っ先に支えてくれたのは丸紅の人たちだったし、水野商務諮詢(広州)有限公司は、いまだに丸紅広州現法のオフィスに間借りしている。
また、良い会社にも例外は数人いて(了見の狭い人間というべきか)、自分たちでコンサルティング撤退を決めたにも拘わらず、僕が退職を決意した途端、僕をつぶしにかかってきた。
退職後にコンサルはしない・部下を引き抜かないという内容の誓約書を書かせようとしたり、つぶす筈だったM&Cという会社を、僕と競合させるために存続させる事にしたり、退社の最終日まで印税を返せと迫ったり、社内で悪い噂を流したりと、恥も外聞もない攻撃をしてきたが、こういったもくろみを、基本的に潰してくれた(浄化してくれた)のも丸紅という会社だった。
丸紅に入社したのは、ある意味偶然だったが、結果として、本当に良かったと思う。
今のビジネスの基礎を、全て学ばせてくれたし、最大限に力を発揮できる環境を与えてくれた。
退職は本意ではなかったが、顧客と部下の信頼を守るために決意した訳なので、この先、たとえ、戻ってこいと言われても、戻る事はないだろう。
偶然生じた歯車のかみ合わせの違い(何千人もいる人間の中で、たまたま、居合わせてはいけない人間が同じ組織に入ってしまった)だけかもしれないが、覆水盆に返らずだ。
ただ、僕は元々組織に対する帰属意識が薄い人間だから、今の様な関係(外からサポートできる関係)は、一番理想的だと思う。
退職2年が経過して、感謝の気持ちが深まっている今日この頃。
丸紅にいる時は、会社を褒めた事などなかったのに、今、こうして素直に感謝できる気持になった。
8月はちょっとリラックスムードだった事を反省。
未だに僕を気にかけてくれている、たくさんの元同僚の為にも、まだまだ頑張らねばいけないと、気合を入れ直しているところ。
夏休みの宿題と同じ
これを終わらせないと、爽やかな気持ちで食事もできない。
憂鬱になるくらいなら、もっと前に書けばよいのであるが、それができない。
夏休みの宿題を、学生がぎりぎりになるまでやらないのと同じ事だ。
月曜の朝の出版の原稿の提出が、土曜の夕方か日曜の午前中になる訳なので、編集の人も嫌であろうが、一応、2002年1月から、一度も落した事がないので、一応、信頼(?)してもらっているようだ。
ネタが決まれば書くのは早いが、決まるまでが時間がかかる。
最近は、インターネット販売の規制がでたので、これを書こうかと思ったが、それは次回にまわして、外資企業の股東会と董事会の関係を書く事にした。
あと、組織再編に伴う特殊性税務処理に関する補助的な通知が出たので、時事通信の原稿は、これを反映させて、合併・持分譲渡等に付いて解説しようかと考える。
どちらに何を書くかも、最近の悩みどころだ。
しかし、NNAも410回だ。
曾我弁護士の法律講座の方が開始が早いので回数が多いが、追い抜かすのが当座の目標だ(法律口座は隔週、僕のビジネス口座は毎週)。
連載400回の記念企画が何もなかったので、10月6日の講演会は、「400回記念と開業二周年の意味もある」と、個人的には勝手に考えておこう。
10月6日講演受付再開します
昨日、一旦、230名様で締め切りをさせて頂きましたが、会場を調整し、380名様まで受け付けをさせて頂きます。
参加申し込みは、当ブログ執筆段階では締め切りの表示がでておりますが、これを解除し、再度の受け付けをさせて頂きます。
☆ ただ、ブログ記載後(受付再開後)30分程度で、追加のお申し込みを頂き、現在(日本
時間17時半)350名様のようです。
380名様は、あと数時間で達する可能性が高い状況ですので、何とぞ御容赦下さい。
たくさんのお申し込みを頂き、誠にありがとうございました。
一時的な混乱が生じ、ご不便おかけし、誠に申し訳ありませんでした。
改めてお詫び申し上げます。
ただ、大変、やる気が出てきました。
良い講演会にするよう、頑張ります。
香港映画のセリフと語学学習
台湾では、1日7~8時間語学の学習(語学学校の授業)をさせてもらったので、家に帰ってくるとくたくただった。
その際の娯楽が、香港映画(北京語吹き替え版)。
下に漢字の字幕が出るので、単語の確認(使い方・ニュアンスが覚えられる)、リスニングの勉強にもなるし、楽しいし、一石二鳥だと喜んで見ていた。
特に好きだったのは、周潤発・レスリーチャンの「男たちの挽歌(英雄本色)」で、これは、百回以上見て、セリフを暗記できるくらいだった。
VTRで語学を勉強したと言えるくらい。
見張り、報復、仇討など、特殊な言葉をたくさん覚えたが・・・
その中で、印象に残っている光景とセリフが、チョウユンファとディロンが、敵を待っている時の会話。
龍:お前は神を信じるか。
周:信じる。俺が神だ。
人こそ神。自分の運命を決める事ができる人間は神だ。
(だから、今、自分の運命を自分で動かしている俺は神だ)。
龍:運命を決めたくても、決める事ができない時もあるぞ。
周:賭け事に勝ち負けは付きものさ。
というセリフ。
20代の僕は、格好いいセリフだなあと、つくづく感心して見ていた。
20年以上たった今でも、そのシーンを思い出すし、このセリフを思い出す。
あの映画を見ていた、当時は将来、こんなに長く(映画のシーンの)香港に住む事になるとは思わなかったが・・・
10月6日講演会申し込み締め切り
元々の定員(180名)は、若干余裕を見ていましたので増員可能ですが、現時点でのお申込みで限界の様です。
お申込みありがとうございました。
また、申し込みの御断りをさせて頂いている皆様方に、この場を借りてお詫び申し上げます。
500人規模の会場を借りた方が良かったのかもしれませんが、あまり会場が大きくなるのも聴講頂ける方との距離が開いてしまい、意志疎通の妨げになるため、200人程度の会場が上限ではないかと考えたものです。
近いうちに、再度の共同講演会を開催できるよう、曾我代表とも相談したいと思いますので、ご参加頂けない皆様は、その機会にお会いできる事を楽しみにしております。
何故か??上海京都大学同窓会の宣伝
僕自身は、京都大学と何の関係もないので同窓会の宣伝をするのも変なのだが、谷垣君の幹事長就任祝いと言う事で、ブログで紹介する事とした。
こちらがHPの様です。
因みに僕は、香港でも上海でも、稲門会には一切顔を出していないが・・・
話は変わるが、3年ほど前に京都大学の柔道部が上海に来た時、1時間ほど講義をしたら、お礼に京都大学Tシャツを貰った。
家にシャツが少なかったので、寝巻代わりに着ているという話をしたら、谷垣君から、「そんなもの贈る方も贈る方だが、着る方も着る方だ!」というコメントが返ってきた事がある。
半年ほど前に実家に帰った時、このシャツを着てジョギングしていたら、向かいから歩いてきたおじさんが、目を細めていた。
きっと京大卒で、シャツを着ている僕を後輩だと間違えたのであろう。
全然違いますよ!と言いたかったが、さすがに言えず。
そうです。そう思います。よく分かりません。
かなりの日本人社員が、「そう思います」というべき事を、「そうです」と発言する。
これは、僕にとってすごく嫌なこと(困ったこと)である。
ただ、部下がそういう発言をする理由の多くは上司にある。
なぜなら、「そう思います」、「よくわかりません」と言った途端、「なぜしっかり調べないんだ!」と怒る人がいるからだ。
僕が部下に必ず言うのは、「そうです」、「そう思います」、「よくわかりません」の区別だけは、しっかりつけてくれ。これは、絶対に間違えるな(わかりません、と言っても怒らないから)、という事である。
社会に出ると、学生生活とは違い、完全な情報だけでなく、不確かな情報が入り混じった中で、真実を探し求めていく作業が必要になる。
どちらかと言うと、不確かな情報が多い。
その中で、集められたデータを的確に判断して、回答に導いていく(意思決定をしていく)のが重要な作業になる。
これは、会計・税務、コンサルティングだけでなく、営業でも同じだろう。
つまり、警察と同じ真実探求のステップが必要になる訳だ。
その中で、部下が、不確かな情報を、「そうです」と断言すると、誤った方向に話が進み、最後につじつまが合わなくなって、軌道修正するまでに、数十時間を無駄にせざるを得ない事がある。
それならまだいいが、最後まで、正解にたどりつかない事もある。
その点、もし部下が、
<そう思います>と答えたならば
(断定できない)不確かな部分はどこかをお互いに協議し、何を調べたら確証に近づけるかをアドバイスできる。
<よく分かりません>と答えたならば
① 経験不足で判断できない場合
僕、若しくは、他の経験者を探して、判断・アドバイスを頼む事ができる。
② 情報が不十分で判断できない場合
情報を探るための方法を一緒に考える、若しくは、指示できる。
という対応が取れる。
不確かな事(確度が100%でない事)を、そうです、と言いきられると、この様なステップが閉ざされ、特に、何人かの部下に、同時進行的に調査指示をしてる場合、全体の調査に悪い影響を与えるのである。
組織的に仕事をする場合は、
部下から情報を引き出して、適格な判断をすべきは上司の役目。
上司に間違いの無いデータを与えるのは部下の役目。
になってくる訳なので、部下はもとより、上司の方としても、(ニュアンスも含めて)正しい情報を部下から引き出すシステムを考えるべきだと思う。
上海で久々のホテル住まい
香港もサービスアパートに変えたし(3月から)、広州はもとよりホテルだ。
フラットを借りると、「部屋の掃除」、「光熱費の支払い」etc.煩わしい事が多く、それと、数日分の衣服を持ち歩く手間を天秤にかけて、どの場所も手軽な住まいに変えたのである。
今回の住居は、楽天トラベル(初めてつかった)で適当に見つけた、ハイトンホテルというところ。
1泊700元弱。
最初は、エレベーターに閉じ込められかけたり(単に僕が用法を間違えただけ)、セーフティーボックスの使い方が分からなかったりで、「こんなことなら、起業時の金がない時に泊まってた漢庭ホテルの方がましだぜ!」とか思ったが、食事に行こうと下に降りた時、讃岐うどんの田野が入っている事を見つけて、にわかに、「良いホテルじゃん」という気になった。
評価が確定していない時は、比較的簡単な事で、良し悪しが左右される。
そんな訳で、田野で食事をして満足してしまった。
料理もおいしかったし、店員さんも感じ良かったし。
比較的単純!?
