3回目のワクチン接種に病院に行く。日本の入国に際して、WHOが認可したワクチンを3回以上接種していればファストトラックが使用でき、陰性証明も空港での検査も不要になったので打ちに行ったもの。本当は、もっと早く打ちたかったのだが、上海では、外国人の3回目接種が認められたのが今年2月(だったと思う)で、その時は日本に一時帰国していた。更に、2月下旬に中国帰任し、隔離が明けて上海にた途端にロックダウンになってしまったため、打つタイミングを逸してしまった。
アプリで予約して定刻に訪問(それ以前に、PCR検査は済ませてきた)。きれいだし、病院の人も親切で良い病院だ。英語だけではなく、日本語表示も有る。
ワクチン接種して、早速日本のファストトラック申請。アプリも使いやすいし、審査も早い。大したものだな日本、と感心する。日本関連で感心したのは、最近のサッカーを除けば久しぶりだが、こういった改善努力は良いなと思う。これで後は、飛行機に乗るだけ。だんだん楽しみになってきた。
ワクチン接種後、2日間は酒を控えることにする。1回目、2回目は副作用が結構あったので用心のため。あと、ワクチン接種後48時間はPCR検査をしない方が良いという人がいるので、そうなると3日目は飲食店に入れない(最近、上海ではレストラン飲食などは、72時間ではなく、48時間以内の陰性証明が必要)。
難儀だなと思いながら自炊。明太子パスタと、前日の白菜鶏鍋の残りを利用して作った味噌ラーメン。味噌ラーメンは豆板醤を使ったらなかなか美味い。
ここにきて、顔を合わせる中国人の人たち(タクシーなど、初対面の人たちを含む)が、「そろそろ規制緩和するだろうね。そうしないと経済が回っていかないよ」と発言するようになってきた。インターネットの論調も微妙に変化してきた気がする。例えば、最近は、新型コロナの重篤性は弱まっているし、日本は感染者は多いが、ワクチン接種率も高く、集団免疫もできてきているから、あまり大きな問題ではないんだ、という論調。これを見ると、中国のゼロコロナ方針の転換も、あと少し(来春?)のところに来ているのかなという予感もする。まあ、この点は、医学素人の当たるも八卦当たらぬも八卦の予測ではあるが、一応、長年中国を見てきた人間の潮目の変化の体感(トレンドの読み方)でもある。
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自炊続き
念願の中華包丁を買ったり、良い土鍋を買ったりなど、自炊道具は整ってきている。中華包丁は高々60~70元の物なので、さっさと買えばよかったのだが、普通の包丁でも対応できていたので先延ばしにしていた。ただ、ニンニクをつぶす局面が増えてきたので、「これは必要だ!」と再認識して購入したが、なかなか便利だ。そして、土鍋。25元で買ったダイソーのものと、250元で購入したものの味の差が、そこまでは感じられないのは残念だが、2合炊けたり、鍋ができるというので、重宝はしている。おにぎりもこんな感じで2合分作って冷凍保存。
今日、3回目のコロナワクチン接種なので、昨晩は自炊で早く寝ようと考える。WHO公認のワクチンを3回接種すると、陰性証明も不要だし、日本到着後の空港検査も不要という事で、ぎりぎりになったが3回目を摂取することを決意。接種後3日ほどは酒を控えようかと思っているので(副反応次第だが)、最後に繰り出そうかとも思ったが、その気が起きなかった。昼はチャーハン。単なる卵チャーハンだが、目玉焼きを作ってからご飯を入れてつぶすと良いと言っている人がいたので試してみたらそれなりにできた。ニンニクとネギを入れるべきであった。少なくとも、次回はニンニクを入れよう。丸くよそうのが日本風。
そして鶏と白菜の鍋。あっさりしていて宜しい。
最近
ブロブの更新も波が有るもので、平穏無事に暮らしているものの(平穏無事だからか?)、今一つ更新する気にならず、間が開いてしまいました。これは先週の事。髪を切りに行った際の、黄金城道の光景。イチョウが黄に色づいてきて、秋の雰囲気が良い。
その後、南豊城で安くパスタの皿が買えて満悦。早速ボンゴレを作る。残念ながら、この皿は一枚しかなかった。もう数枚買いたかったところだが。
そんなこんなで秋気分に浸っていると、いきなり雪が降ったようだ。僕は寝ていたので全く気付かなかったが、友人達がモーメンツにあげていた。短い秋から急に冬になってしまった。そんなこんなのここ暫く。明日はワクチン3回目の接種。一時帰国が近づいてきた。
トレーニングの成果
ある日の昼時。まずアピタで弁当を買い、オフィスで食べる。全くやる気が起きない。メンタルの要因だが、こんな日も有る。人間、メンタル、体調の波は避けられない。
とは言え、こんな感じの日本風弁当が買えるのは有難いことだ。海外でも、ストレスを比較的感じない生活だな。そんなことを考えながら、黙々と食べる。
まあ、メンタルの落ち込みは1日で治った。これも、年齢とともに読みができるようになってくるので、心配はしていなかったが。それはさておき、ジムの成果。ジムに行き始めたのは2020年3月末。行きつけの日本料理屋の店員さんから、無邪気な顔で「水野さんは顔は細いのに、お腹出てますね」と言われたのが原因。翌日にはジムに行きを即断していた。そのため、最初は減量目的だったが、何時しか筋肉増加の方向に転換して今に至る。
これは開始2か月後。
開始1年後。
そして現在。こうしてみると、効果が表れている。トレーニングとともに、身体の痛みやしんどさは軽くなった気がする。老化が防げているという事だろうから、継続してみようと思う。
一時帰国時(12月20日)に早稲田大学で講義します
来月(12月)一時帰国しますが、その折に、早稲田大学での講演が決まりました。7月のオンライン講演と同じく、早稲田大学日中ビジネス推進フォーラムに主催頂きます。
主催者のご厚意で、一般の方(非フォーラム会員)も無料参加いただけますので、詳細は、こちらをご参照下さい。
「中国のビジネス環境の現状・将来と日本企業が取るべき判断」というタイトルで、中国の状況、コロナ管理が日系企業に与える影響、国際的なリスク分散の必要性、香港・台湾の位置付け等を語っていく予定です。また、来年1月27日には、大阪商工会議所主催で、ほぼ同様の講演を行います。これは商工会の告知開始後にご連絡致します。
【早稲田大学セミナー概要】
タイトル:中国のビジネス環境の現状・将来と日本企業が取るべき判断
2020年から継続する新型コロナに対する厳しい管理が継続しており、日本企業のビジネス展開にも影響を与えています。また、返還25年を迎えた香港特別行政区の位置づけと、その緩衝材の役割を担うべく打ち出された大湾区(グレーターベイエリア)政策など、中国の投資環境は急速に変化しています。
その中で、日本企業は中国とどの様に向き合っていくか。リスクと可能性はどこにあるのか。今後、日本企業が取るべき方向性と注意点を、過去の政策からの連続性、中国本土・香港の現場感覚などを踏まえて解説します。
主催者:早稲田大学日中ビジネス推進フォーラム
講演者:水野コンサルタンシーグループ代表 水野真澄
開催日時:22年12月20日 18時30分~22年12月20日 20時30分
受講料:無料(定員50名)
開催場所:早稲田大学26号館(大隈記念タワー)702教室
東京都新宿区早稲田鶴巻町516-1
次はラーメン作り
パスタを暫く作っていたが飽きたので、ラーメン作りに移行した。YouTube有難い。
これは担々麺。豆板醬、甜麵醬、オイスターソース、鶏がらスープ、ゴマペーストなどなどを使用して作成。まずまずの味であったのだが、これはカロリーが高い。スープ飲んだら絶対太るなと思い、スープはほぼほぼ捨てることになった。
次は醤油チャーシュー麺。
チャーシューを作るのに2時間かかるので、朝起きてすぐチャーシュー作りを開始。とはいえ、ほぼほぼ煮込みと漬け込み時間なので、放っておけばよい。昼食時には、スープを作り、ラーメンを茹で、前日作っておいた麻薬卵というものを入れて完成。何やら物騒な名前だが、何のことない、ネギ、ニンニク、唐辛子、醤油などにゆでたまごを漬け込んだもの。
ラーメン作りもこれで満足だ。あと、買ってしまったもやし、ニラ、豚バラ肉が有るので、味噌ラーメンを作ったら、ラーメン作りも終わりにしよう。何事も、「できる」と分かっていると、心に余裕が出てくる。うどんも小麦粉から自分でできるようになったし、ラーメンスープも自分で作ることができるようになった。電気釜や計量カップがなくても、米も炊けるようになった。ロックダウン期間中に、食材が足りなくなったら。調理機材が壊れたらと、絶えず不安であったが、こんな感じでできることが増えると、心穏やかになる。そんな意味では、あの経験も、良い面があった。
関係ないが、隣のスーパーで、懐かしのホームランバー発見。買わないが、写真だけ撮らせてもらった。
恒例の中国外貨管理セミナー開催
毎年恒例(年1回)の中国外貨管理セミナー(ZOOM形式)が近づいてきました。ブログでは初めてのご紹介ですが、中国の外貨管理の最新状況を6時間で解説します。是非、ご聴講ください。
詳細・お申込みは、こちらをご参照下さい。
第1回2022年11月24日 (木)、第2回 12月1日(木)、第3回12月8日(木)各回共通・日本時間14:00~16:00(中国時間13:00~15:00)
第1回
第一章 銀行口座
(銀行口座の種類、外貨口座の開設手続、外貨経常口座内の外貨の保有・換金など)
第二章 外貨と人民元の換金
(外貨借入金の人民元換金、国際間の相殺など)
第三章 貿易取引
(輸出入貨物代金の決済ルール、クロスボーダー人民元決済、三国間取引(オフショア取引)、輸出入ユーザンス取引に関する制限など)
第2回
第三章 貿易取引
(輸出代金の回収期限、貨物代金とクレームの相殺、一般貿易形態での無償輸入など)
第四章 非貿易取引
(外資企業の配当送金、中国から国外へのコミッション・コンサルティングフィー・ロイヤルティの支払い、国際間の立替金決済、出向者の日本払い給与の精算、非貿易項目収入の受領など)
第五章 企業・組織・投資
(外国企業の国内再投資行為、中国現地法人による親会社債権の代理受領など)
第3回
第六章 投融資に関わる資本取引
(外資企業の借入制限、国外借入方法の新しい選択肢、一般企業間の貸付、委託貸付など)
第七章 融資以外の資本取引
(保証料の対外支払い、中国企業の対外保証差入れなど)
第八章 保税区域・香港
(保税区域と外国間の取引、保税区域と一般区域間の取引、保税区域企業間の取引など)
第九章 個人の外貨管理
(外国人の中国内銀行口座開設、中国内での給与の受取りなど)
ベンチプレスが80Kgまできた
ジム通いの甲斐が有り、80Kgのベンチプレスが複数回持てるようになった。大学時代に挙げられた重量と同じなので嬉しい。大学時代、週6日間は道場に通い、ジム(合気道の補助トレーニング)にも4回は通っていたと思う。ただ、体質的に筋肉がつきにくいのと、我流トレーニングのため、必死で練習した割には80Kgまでしか挙がらず。「普通の体質の人間なら、とっくに100Kg挙がっているだろうに」と嘆いたものだが、やり方が悪かったのかもしれない。
大学時代(30年以上前)と今では、世の中の筋トレに対する知識・理解は全く違い、まだ「鍛えれば脂肪が筋肉に変わる」と信じられていたころだ。今では笑い話だろうが、それが世の常識だった。僕自身は、大学1年の授業で、当時の筋肉トレーニング理論の第一人者であった窪田実先生の授業を取り、驚きながら自分の間違いを知ったものだったが。それでも、我流がゆえに、十分に鍛えられていなかった部分もあるだろう。体質のせいにせず、来年には100Kgを目指そう。
夜遅くの帰宅になったので、軽くオムレツを作って夕食にした。ワインはグラス一杯だけ。
コロナ管理の緩和
かなり関連情報も出回っていますが、コロナ管理の規制緩和に付いて取りまとめたものを、昨日メルマガで出したので参考までに貼り付けます。まあ、他国と比較すると、もっと自由にして欲しいという感想が出ると思いますが、暫くは、これ以上の緩和はないかなと個人的には考えています。それでも、規制緩和基調に入ってきたのは喜ばしいことと言えるかと思います。
■ 2022年11月11日に国務院から出された新型コロナ防疫措置の合理化方針について
2022年11月11日に、国務院より「更に新型コロナ防疫措置を合理化し科学的に防疫管理を実施する事に関する通知(聯防聯控機制綜発[2022]101号)」が公布され、これまでの新型コロナ防疫措置を調整し、合理化する方針が明確にされました。
実際の開始日時など詳細は今後の細則を待つ必要がありますが、これまでの厳しい管理措置が徐々に緩和されていく方向にあります。
通知の主な内容を簡単に整理します。
● 濃厚接触者
【調整前】7日集中隔離+3日在宅健康観察
【調整後】5日集中隔離+3日在宅隔離
● 二次濃厚接触者
【調整前】7日在宅隔離
【調整後】二次濃厚接触者を廃止
● 高リスク区からの流出者
【調整前】7日集中隔離
【調整後】7日在宅隔離
● リスク区分
【調整前】高・中・低の3種
【調整後】高・低の2種
・高リスク区に5日連続で新感染者が出なかった場合は低リスク区へ移行
・高リスク区は住宅、ビルを単位に設定する
● 閉鎖環境での高リスク業務を終了する人員
【調整前】7日集中隔離または7日在宅隔離
【調整後】5日在宅健康観察
● 管理方式
・通常は行政区単位での全員PCR検査を実施せず、感染源・感染ルートが不明で市中での流行時間が長いケースで実施する
・1日2回、3回といった非科学的なPCR検査実施の廃止
● 航空便搭乗前検査
【調整前】搭乗前48時間以内の2回のPCR検査陰性証明を要求
【調整後】搭乗前48時間以内の1回のPCR検査陰性証明を要求
● 入国人員の陽性判定基準(PCR検査CT値)
・CT値35未満=陽性
・集中隔離解除時の値が35~40の場合はリスク評価を進め、既感染者の場合は3日在宅隔離中に2回の検査を行う
● 入国人員の隔離措置
【調整前】7日集中隔離+3日在宅健康観察 【調整後】5日集中隔離+3日在宅隔離
・入国地での隔離後、目的地での再隔離は実施しない
● 国際旅客便の運航停止基準
【調整前】同一便で5人以上の感染者があり、感染者が当該航空便での入国者の4%を占める場合、1週間の運行を停止。同8%の場合は2週間停止
【調整後】本措置撤廃
更に新型コロナ防疫措置を合理化し科学的に防疫管理を実施する事に関する通知(聯防聯控機制綜発[2022]101号)
スピークロウからLa Tapasに
前にも紹介したSpeak Lowバー(中国語は彼楼)は、日本を含む全アジアのバーランク2位に入った名店だが、ここのカクテルは、時折無性に飲みたくなる。特に、店の名前がついたスピークロウカクテルが旨いが、難点はここの3階(定員数が限定されている)でしか飲めないことだ。という事で、開店18時の10分ほど前に、店の前で並ぶことになる。僕は行列するのが嫌いで、どんなに美味しいものでも、並ぶくらいなら不要という考えの持ち主だが、ここは例外だ。
という事で、この日は無事に一番乗りを果たし、カウンターに陣取る。無事スピークロウとセクシーコラーダ(ニャコラーダの名前アレンジだな)を注文。
二人で4杯(一人2杯づつ)を飲むと、歩いて5分程度の思南公館のLa Tapasに。ここもたまに行く店で、比較的価格が良心的で美味しい。しかし、こうして振り返ってみると、タクシーで30~40分かかるこの付近に、比較的よく来ていることに気づく。好きなんだろうな。街の雰囲気が。古北と違って、洋風な街のつくりが良さを醸し出している。
パエリアは初めて食べた。癖がなく(サフランライスの臭いが苦手で、これがきついと食べられない)食べやすい。