早稲田大学で講義

2022年12月20日に、予定通り早稲田大学で講義した。合計2時間で、第1部が中国のコロナ管理、第2部が香港の位置づけと一国二制度、第3部が日本企業の取るべき判断の指針。
18時に到着が必要だが、余裕を見て17時に早稲田到着。プランタンでコーヒーを飲みながらレジュメ整理。定刻に教室入りする。

夜の大学。なかなか風情が有る。自分が学生の頃は、軒並みぼろい校舎であったが、改装が進んでおり別の大学の様だ。

会場は大隈タワー(26号館)。僕の卒業後にできた建物だ。立派な教室に満席の聴講者の方にお集まりいただく。現在・過去に縁のある方々のご参加が多く、懐かしい気持ちで話をした。いままで歩んできた道、出会った方々に、改めて感謝する気分だ。

講義はこんな感じ。休憩なしで、2時間一気に話した。対面式の講演は、実に2年半ぶり。オンライン講演は便利で気に入っているが、対面式は聴講の方の反応がダイレクトに伝わるので、それなりの面白さが有る。

そして懇親会にも15名近くの方々にお集まりいただき、日本酒を飲みながら楽しく話した。幸せな一夜であった。
皆さま、有難うございます。

日本一時帰国

2022年12月11日に日本到着。約2か月の滞在だ。予約段階では、上海・日本便は(日本のエアは)ANAだけ。それも、週一便しかないので、それなりに早く手配したのに、12月中盤以降と1月のチケットは全く取れなかった。結果、かなり長い滞在となる。

3時間前に浦東空港到着しようとしたが、車で移動する途中、約1時間のディレイが有ることを知った。結果、出発4時間前の空港到着となる。今年の1月に浦東空港を利用したときは、ひっそりと静まり返っていたが、人がそれなりに増えている。活気を取り戻す傾向がみられた。という印象で、あと一息だ。


かつて頻繁に飛行機に乗っていた時(年間70~80回飛行機に乗っていた時)は、ワンワールドアライアンスを集中利用していたので、ANAは全くステイタスがない。今回はエコノミーなので、ラウンジも使えず、有り余る時間を持て余すかと心配していたが、レストラン(数か所だけ開いている)の居心地がまずまずで、さほど気にならなかった。

レストランを仕切っているおじさんが、甲高い声で、張り切れば張り切るほど空回りっぽくなっていたが、一生懸命さは評価せねばならない。そして、牛肉麺は、思ったよりも美味かった。

その後は順調に日本到着。日本は、ファストトラックの事前審査を終了していたので、空港ゲート到着が18時半。預け荷物を引き取って(出てくるまでに、結構時間がかかった)、外に出たのは19時と、コロナ前の様な順調さに軽く驚いた。

コロナ管理の本格な規制緩和開始

2022年12月7日に、国務院対新型コロナ肺炎防止管理総合組より、「新型コロナウイルス感染症発生状況の予防・制御措置の実施の更なる最適化に関する通知(聯防聯控機制総発[2022]113号)」が公布され、本格的な規制緩和に動き始めました。概要は以下の通りです。
1.リスク管理対象単位
建物、棟、フロア、世帯に基づいてリスク地域を管理し、マンション、社区、街道(郷鎮)などの区域に任意に拡張してはならない。一時的な封鎖管理は、いかなる形態でも採用しない。
2.PCR検査陰性証明健康コード
行政区域単位の全員PCR検査は実施しない。また、PCR検査範囲をより狭め、頻度を減らす。
養老施設、福祉施設、医療機関、保育機関、中小学校などの特別な場所以外は、PCR検査陰性証明の提供を要求せず、健康コードも確認しない。地域間で移動する人員に対して、PCR検査陰性証明、健康コードの確認が撤廃され、到着検査を実施しないものとする。
3.隔離
無症候性感染者、及び軽症感染者は、通常在宅隔離を採用するが、希望により集中隔離治療を選択することもできる。
在宅隔離期間中は健康モニタリングを強化し、隔離後6、7日目に2回連続でPCR検査を実施し、Ct値≧35の場合は隔離を解除。病状が悪化した場合は指定病院に移送して治療する。
在宅隔離条件に該当する濃厚接触者は、5日間の在宅隔離を採用する(変更前は、5日間の集中隔離+3日間の在宅隔離)が、希望により集中隔離を選択することもできる。5日目にPCR検査が陰性であった場合、隔離を解除する。
4.その他
① 5日連続で新規感染者が出ない高リスク地域は、封鎖を解除する。
② 解熱剤、咳止め、抗ウイルス、風邪治療などの市販薬のオンライン・オフライン購入を制限しない。
③ 高齢者の新型コロナウイルスワクチンの接種を加速する。
④ 消防通路、地域単位の門、マンションのゲート等を閉鎖することを厳禁する。
⑤ 感染者がいない学校は、通常のオフライン教育活動を行う。感染者が存在する学校は、リスク区域を正確に確定し、そ れ以外は通常の教育を実施する。

当通知で注目される点は、最後の部分に「当通知要件を執行し、単純化、画一的対処、健康コードの重複要求などの管理方法を断固として是正し、形式主義、官僚主義に反対し」と、強いトーンで記載されていることです。

中国では、上意下達が徹底されていることや、下部組織がより保守的な対応を取ることが多いため、確実に状況変化を求める場合は、この様な強い記載が行われます。本件も同様で、本格的な規制緩和に動き出すことを、明確に意思表示したものと理解できます。
尚、具体的な実施時期は、各地域が決定できることになっていますが、上海市、広州市では即時に通知に基づいた方針採用が実施されています。
<上海市の場合>
上海市では、国務院の通知に基づく規制緩和を、2022年12月8日0時より実施していますが、地方通達には、地域特性を考慮し、以下の様な補足を行っています。
① 静黙管理(ロックダウンを意味する新語)は採用しない。
② 7日間PCR検査をしない場合でも、健康コードを黄色に調整しない。
③ 上海到着5日未満の場合の「上海到着5日未満」という健康コード表示を廃止する。
④ 密閉娯楽場、飲食店での陰性証明確認を廃止する。

<聯防聯控機制総発[2022]113号全訳>
新型コロナウイルス感染症発生状況の予防・制御措置の実施の更なる最適化に関する通知
公布時間:2022-12-07
聯防聯控機制総発[2022]113号

各省、自治区、直轄市及び新疆生産建設兵団における新型コロナウイルス感染症発生状況対応の共同予防・制御メカニズム(リーダーシップグループ、指揮部)、国務院における新型コロナウイルス感染症発生状況対応の共同予防・制御メカニズムの各メンバー機関へ
最近では、各地の各部門は党中央委員会及び国務院の意思決定と部署を徹底的に実施し、第9版の予防・制御スキームを遵守し、20条の最適化措置を確実に行い、健康コードの重複要求問題を継続的に是正し、前向きな成果を挙げている。現在の感染症発生状況とウイルス変異状況に基づき、より科学的かつ正確な予防・制御を行い、予防・制御業務における顕著な問題を効果的に解決するために、感染症発生状況の予防・制御措置の実施に関する事項について、以下の事項を通達する。
1.リスクエリアを科学的かつ正確に分割する。建物、ユニット、フロア、世帯によってハイリスクエリアを区切り、住宅団地、コミュニティーと街道(郷鎮)などの区域に任意に拡張してはならない。また、一時的な封鎖管理はあらゆる形態如何なる形態でもとらないものとする。
2.PCR検査をより一層最適化する。行政区域に応じて全員のPCR検査を行わず、PCR検査範囲をさらに縮め、頻度を減らす。感染発生予防業務の必要性に応じて、抗原検査を実施することができる。ハイリスク職場の従業員とハイリスクエリアの人員は関連規定に従い、PCR検査を実施するものとし、その他の人員は要望によって検査を実施する。養老施設、福祉施設、医療機関、保育機関、中小学校などの特別な場所以外は、PCR検査陰性証明の提供を要求せず、健康コードも確認しないものとする。重要機関、大型企業及び一部の特定の場所は、所属地方によって、予防・制御措置を自ら決定することができる。また、地方間で移動する人員に対して、PCR検査陰性証明と健康コードの確認要件が撤廃され、到着検査を行わないものとする。
3.隔離方法を最適化し、調整する。感染者は科学的に分類され、治療され、在宅隔離条件を有する無症候性感染者及び軽症確定例は、通常在宅隔離を採用し、または要望によって集中隔離治療を選択することができる。在宅隔離期間中は健康モニタリングを強化し、隔離してから開始後6、7日目に2回連続のPCR検査のCt値≧35の場合は隔離を解除し、病状が悪化した場合は適時に定点病院指定病院、かな?に移転して治療する。在宅隔離条件を有する濃厚接触者は、5日間の在宅隔離を採用し、または要望によって集中隔離を選択することができ、5日目にPCR検査が陰性を検出した後、隔離を解除する。
4.ハイリスクエリアにおいて「素早く封鎖、素早く解除」を徹底する。5日連続で新規感染者のないハイリスクエリアに関しては、タイムリーに封鎖を解除する必要がある。
5.基本的な医薬品購入ニーズを民衆に保証する。各地の薬局は正常に経営するものとし、任意に営業停止してはならない。また、解熱剤、咳止め、抗ウイルス、風邪治療などの市販薬のオンライン・オフライン購入を制限してはならない。
6.高齢者の新型コロナウイルスワクチンの接種を加速させる。各地は接種すべきものはなるべく接種させる原則を徹底し、60~79歳人員の接種率の向上に注目し、80歳以上人員の接種率の向上を加速化にし、特定な取り決めを行うものとする。高齢者のためのグリーンチャンネル、一時的な予防接種スポット、移動予防接種車の設定などの措置を通じて、予防接種サービスを向上させる。また、予防接種の禁忌判定の研修を段階的に展開し、医療従事者にワクチン接種の禁忌を科学的に判定するよう指導する必要がある。さらに、科学の普及を細分化し、高齢者の予防接種の動員に社会全体に力を集めて参加させ、各地は高齢者の予防接種のインセンティブを高めるために、インセンティブ措置を設けることができる。
7.重点人員の健康状況の把握と分類管理を強化する。基礎医療衛生機関の「ネットボトム」と家庭医師の健康「ゲートキーパー」の役割を果たし、所轄区域における心臓・脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患、糖尿病、慢性腎臓病、腫瘍、免疫機能障害などの疾患を有する高齢者とその新型コロナウイルスワクチン接種状況を把握し、レベル別・分類別管理の実施を推進する。
8.社会の正常な機能と基本的な医療サービスを確保する。非ハイリスクエリアにはでは、人員の移動を制限したり、作業や生産や経営を停止したりしてはならない。医療従事者、公安、交通物流、商業スーパーマーケット、供給保障、水道・電気・ガス・熱供給などの基本的な医療サービスと社会の正常な運営を保証する人員を「ホワイトリスト」管理に組み入れ、関係者は個人的予防保護、ワクチンの予防接種と健康モニタリングを行い、通常の医療サービスと基本的な生活必需品や水道・電気・ガス・熱供給などの供給を確保し、通常の生産作業の秩序維持に最善を尽くし、民衆が提起した緊急な難題と肝心な問題これは適切な難しいですが、緊急、且つ、重要・困難な問題、という感じ?をタイムリーに解決し、感染症発生状況の対応中に民衆の基本的な生活ニーズを確実に満たすものとする。
9.感染症に関する安全保障を強化する。消防通路、ユニットドア、住宅団地ゲートをあらゆる方法でブロックすることが厳禁され、民衆の受診や緊急避難などの外出通路のスムーズな通過を確保する。また、コミュニティーと専門医療機関とドッキングメカニズムの構築を推進し、一人暮らしの高齢者、未成年者、妊婦・産婦、身体障害者、慢性疾患患者などの受診に便利を提供する。さらに、封鎖されている人員、患者、最前線の従事者などに対する関心保護と心理的指導を強化する。
10.学校における感染症発生の予防・制御をさらに向上させる。各地の各学校は科学的かつ正確な予防・制御の要件を断固として実施し、確定例のない学校は、通常のオフライン教育活動を行い、キャンパス内のスーパーマーケット、食堂、スポーツ会場、図書館などを正常に開放する必要がある。確定例がある学校は、リスクエリアを正確に確定し、リスクエリア以外は、通常の教育、生活などの活動秩序を確保しなくてはならない。。
各地の各関連部門は政治的意識をより一層高め、思想と行動を党中央委員会の意思決定と部署に統一し、第9版の予防・制御スキームを遵守し、20条の最適化措置を実施し、当通知要件を執行し、単純化、「画一的対処」、健康コードの重複要求などの管理方法を断固として是正し、形式主義、官僚主義に反対し、克服し、各予防・制御措置を厳格に実施し、人民の生命と健康を最大限に保護し、感染症発生による経済と社会発展への影響を最小限に抑える。

国務院における新型コロナウイルス感染症
発生状況対応の共同予防・制御メカニズム統合グループ
2022年12月7日

(情報開示形式:主動的公開)

関連リンク:『新型コロナウイルス感染症発生状況の予防・制御措置の実施の更なる最適化に関する通知』の解読と問題回答
 
原文URL:
http://www.nhc.gov.cn/xcs/gzzcwj/202212/8278e7a7aee34e5bb378f0e0fc94e0f0.shtml

3回目のワクチン接種

3回目のワクチン接種に病院に行く。日本の入国に際して、WHOが認可したワクチンを3回以上接種していればファストトラックが使用でき、陰性証明も空港での検査も不要になったので打ちに行ったもの。本当は、もっと早く打ちたかったのだが、上海では、外国人の3回目接種が認められたのが今年2月(だったと思う)で、その時は日本に一時帰国していた。更に、2月下旬に中国帰任し、隔離が明けて上海にた途端にロックダウンになってしまったため、打つタイミングを逸してしまった。


アプリで予約して定刻に訪問(それ以前に、PCR検査は済ませてきた)。きれいだし、病院の人も親切で良い病院だ。英語だけではなく、日本語表示も有る。

ワクチン接種して、早速日本のファストトラック申請。アプリも使いやすいし、審査も早い。大したものだな日本、と感心する。日本関連で感心したのは、最近のサッカーを除けば久しぶりだが、こういった改善努力は良いなと思う。これで後は、飛行機に乗るだけ。だんだん楽しみになってきた。

ワクチン接種後、2日間は酒を控えることにする。1回目、2回目は副作用が結構あったので用心のため。あと、ワクチン接種後48時間はPCR検査をしない方が良いという人がいるので、そうなると3日目は飲食店に入れない(最近、上海ではレストラン飲食などは、72時間ではなく、48時間以内の陰性証明が必要)。

難儀だなと思いながら自炊。明太子パスタと、前日の白菜鶏鍋の残りを利用して作った味噌ラーメン。味噌ラーメンは豆板醤を使ったらなかなか美味い。

ここにきて、顔を合わせる中国人の人たち(タクシーなど、初対面の人たちを含む)が、「そろそろ規制緩和するだろうね。そうしないと経済が回っていかないよ」と発言するようになってきた。インターネットの論調も微妙に変化してきた気がする。例えば、最近は、新型コロナの重篤性は弱まっているし、日本は感染者は多いが、ワクチン接種率も高く、集団免疫もできてきているから、あまり大きな問題ではないんだ、という論調。これを見ると、中国のゼロコロナ方針の転換も、あと少し(来春?)のところに来ているのかなという予感もする。まあ、この点は、医学素人の当たるも八卦当たらぬも八卦の予測ではあるが、一応、長年中国を見てきた人間の潮目の変化の体感(トレンドの読み方)でもある。

自炊続き

念願の中華包丁を買ったり、良い土鍋を買ったりなど、自炊道具は整ってきている。中華包丁は高々60~70元の物なので、さっさと買えばよかったのだが、普通の包丁でも対応できていたので先延ばしにしていた。ただ、ニンニクをつぶす局面が増えてきたので、「これは必要だ!」と再認識して購入したが、なかなか便利だ。そして、土鍋。25元で買ったダイソーのものと、250元で購入したものの味の差が、そこまでは感じられないのは残念だが、2合炊けたり、鍋ができるというので、重宝はしている。おにぎりもこんな感じで2合分作って冷凍保存。

今日、3回目のコロナワクチン接種なので、昨晩は自炊で早く寝ようと考える。WHO公認のワクチンを3回接種すると、陰性証明も不要だし、日本到着後の空港検査も不要という事で、ぎりぎりになったが3回目を摂取することを決意。接種後3日ほどは酒を控えようかと思っているので(副反応次第だが)、最後に繰り出そうかとも思ったが、その気が起きなかった。昼はチャーハン。単なる卵チャーハンだが、目玉焼きを作ってからご飯を入れてつぶすと良いと言っている人がいたので試してみたらそれなりにできた。ニンニクとネギを入れるべきであった。少なくとも、次回はニンニクを入れよう。丸くよそうのが日本風。


そして鶏と白菜の鍋。あっさりしていて宜しい。

最近

ブロブの更新も波が有るもので、平穏無事に暮らしているものの(平穏無事だからか?)、今一つ更新する気にならず、間が開いてしまいました。これは先週の事。髪を切りに行った際の、黄金城道の光景。イチョウが黄に色づいてきて、秋の雰囲気が良い。

その後、南豊城で安くパスタの皿が買えて満悦。早速ボンゴレを作る。残念ながら、この皿は一枚しかなかった。もう数枚買いたかったところだが。

そんなこんなで秋気分に浸っていると、いきなり雪が降ったようだ。僕は寝ていたので全く気付かなかったが、友人達がモーメンツにあげていた。短い秋から急に冬になってしまった。そんなこんなのここ暫く。明日はワクチン3回目の接種。一時帰国が近づいてきた。

トレーニングの成果

ある日の昼時。まずアピタで弁当を買い、オフィスで食べる。全くやる気が起きない。メンタルの要因だが、こんな日も有る。人間、メンタル、体調の波は避けられない。

とは言え、こんな感じの日本風弁当が買えるのは有難いことだ。海外でも、ストレスを比較的感じない生活だな。そんなことを考えながら、黙々と食べる。

まあ、メンタルの落ち込みは1日で治った。これも、年齢とともに読みができるようになってくるので、心配はしていなかったが。それはさておき、ジムの成果。ジムに行き始めたのは2020年3月末。行きつけの日本料理屋の店員さんから、無邪気な顔で「水野さんは顔は細いのに、お腹出てますね」と言われたのが原因。翌日にはジムに行きを即断していた。そのため、最初は減量目的だったが、何時しか筋肉増加の方向に転換して今に至る。

これは開始2か月後。

開始1年後。

そして現在。こうしてみると、効果が表れている。トレーニングとともに、身体の痛みやしんどさは軽くなった気がする。老化が防げているという事だろうから、継続してみようと思う。

一時帰国時(12月20日)に早稲田大学で講義します

来月(12月)一時帰国しますが、その折に、早稲田大学での講演が決まりました。7月のオンライン講演と同じく、早稲田大学日中ビジネス推進フォーラムに主催頂きます。
主催者のご厚意で、一般の方(非フォーラム会員)も無料参加いただけますので、詳細は、こちらをご参照下さい。
「中国のビジネス環境の現状・将来と日本企業が取るべき判断」というタイトルで、中国の状況、コロナ管理が日系企業に与える影響、国際的なリスク分散の必要性、香港・台湾の位置付け等を語っていく予定です。また、来年1月27日には、大阪商工会議所主催で、ほぼ同様の講演を行います。これは商工会の告知開始後にご連絡致します。

【早稲田大学セミナー概要】
タイトル:中国のビジネス環境の現状・将来と日本企業が取るべき判断
2020年から継続する新型コロナに対する厳しい管理が継続しており、日本企業のビジネス展開にも影響を与えています。また、返還25年を迎えた香港特別行政区の位置づけと、その緩衝材の役割を担うべく打ち出された大湾区(グレーターベイエリア)政策など、中国の投資環境は急速に変化しています。
その中で、日本企業は中国とどの様に向き合っていくか。リスクと可能性はどこにあるのか。今後、日本企業が取るべき方向性と注意点を、過去の政策からの連続性、中国本土・香港の現場感覚などを踏まえて解説します。
主催者:早稲田大学日中ビジネス推進フォーラム
講演者:水野コンサルタンシーグループ代表 水野真澄
開催日時:22年12月20日 18時30分~22年12月20日 20時30分
受講料:無料(定員50名)
開催場所:早稲田大学26号館(大隈記念タワー)702教室
東京都新宿区早稲田鶴巻町516-1

次はラーメン作り

パスタを暫く作っていたが飽きたので、ラーメン作りに移行した。YouTube有難い。

これは担々麺。豆板醬、甜麵醬、オイスターソース、鶏がらスープ、ゴマペーストなどなどを使用して作成。まずまずの味であったのだが、これはカロリーが高い。スープ飲んだら絶対太るなと思い、スープはほぼほぼ捨てることになった。

次は醤油チャーシュー麺。

チャーシューを作るのに2時間かかるので、朝起きてすぐチャーシュー作りを開始。とはいえ、ほぼほぼ煮込みと漬け込み時間なので、放っておけばよい。昼食時には、スープを作り、ラーメンを茹で、前日作っておいた麻薬卵というものを入れて完成。何やら物騒な名前だが、何のことない、ネギ、ニンニク、唐辛子、醤油などにゆでたまごを漬け込んだもの。

ラーメン作りもこれで満足だ。あと、買ってしまったもやし、ニラ、豚バラ肉が有るので、味噌ラーメンを作ったら、ラーメン作りも終わりにしよう。何事も、「できる」と分かっていると、心に余裕が出てくる。うどんも小麦粉から自分でできるようになったし、ラーメンスープも自分で作ることができるようになった。電気釜や計量カップがなくても、米も炊けるようになった。ロックダウン期間中に、食材が足りなくなったら。調理機材が壊れたらと、絶えず不安であったが、こんな感じでできることが増えると、心穏やかになる。そんな意味では、あの経験も、良い面があった。

関係ないが、隣のスーパーで、懐かしのホームランバー発見。買わないが、写真だけ撮らせてもらった。

恒例の中国外貨管理セミナー開催

毎年恒例(年1回)の中国外貨管理セミナー(ZOOM形式)が近づいてきました。ブログでは初めてのご紹介ですが、中国の外貨管理の最新状況を6時間で解説します。是非、ご聴講ください。
詳細・お申込みは、こちらをご参照下さい。

第1回2022年11月24日 (木)、第2回 12月1日(木)、第3回12月8日(木)各回共通・日本時間14:00~16:00(中国時間13:00~15:00)

第1回
第一章 銀行口座
(銀行口座の種類、外貨口座の開設手続、外貨経常口座内の外貨の保有・換金など)
第二章 外貨と人民元の換金
(外貨借入金の人民元換金、国際間の相殺など)
第三章 貿易取引
(輸出入貨物代金の決済ルール、クロスボーダー人民元決済、三国間取引(オフショア取引)、輸出入ユーザンス取引に関する制限など)

第2回
第三章 貿易取引
(輸出代金の回収期限、貨物代金とクレームの相殺、一般貿易形態での無償輸入など)
第四章 非貿易取引
(外資企業の配当送金、中国から国外へのコミッション・コンサルティングフィー・ロイヤルティの支払い、国際間の立替金決済、出向者の日本払い給与の精算、非貿易項目収入の受領など)
第五章 企業・組織・投資
(外国企業の国内再投資行為、中国現地法人による親会社債権の代理受領など)

第3回
第六章 投融資に関わる資本取引
(外資企業の借入制限、国外借入方法の新しい選択肢、一般企業間の貸付、委託貸付など)
第七章 融資以外の資本取引
(保証料の対外支払い、中国企業の対外保証差入れなど)
第八章 保税区域・香港
(保税区域と外国間の取引、保税区域と一般区域間の取引、保税区域企業間の取引など)
第九章 個人の外貨管理
(外国人の中国内銀行口座開設、中国内での給与の受取りなど)

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ