中国ビジネス動画解説

中国ビジネス動画解説のサンプル動画を作りました。
一本は、外貨管理シリーズ、一本はNNA中国ビジネス講座の解説、そしてもう一本はその他です。

まずは、外貨管理シリーズです(非居住者の中国内取引関与)。

これは、ちょっと前に始めたものですが、現在のコンテンツは61本。毎月、8~10本アップしていきます。
内容は、
① NNAで連載中の中国ビジネス講座は、2021年1月以降の連載は、全て解説。
② 外貨管理、税関、税務など、各種シリーズ。
  ⇒ まずは、外貨管理シリーズをアップ中。「中国外貨管理マニュアルQ&A」の記載内容をワンテーマごとに解説していきます。
③ その他、最新のトピックスや、知っているようで知らない(若しくは、誤解が生じやすい)中国の制度と実務などの解説。

全て15~20分で解説しています。ご興味のある方は、こちらをご参照下さい

久々の勝訪問

ここ最近、少々忙しい。
金曜日は、午前から午後にかけて、サービスを開始した有料動画の収録。午後3時からは、上海の日本商工クラブの部会で講演。
昨今、講演会にも希少価値を出す時期かなと思い、講演回数を絞ろうと考えている(自社主催と、規定の報酬をお支払い頂ける場合に限定して、年間講演数を20回程度に抑えようかと思っている)。本件は、部下に対応させるつもりだったが、ちょっと事情有って、僕自身が対応する事になったもの。
そして、火曜日は4時間の講演会。
その合間の土曜日に、虹梅路・真珠城の「勝」を久々に訪問。

この店は、なかなか良い店だ。食事は美味しいし、値付けも良心的。そして、良い酒があり、プレミア焼酎も日本酒も一杯づつ飲ませてくれる。

ストレスがたまると食事量が増える。糖質制限は、一応終了したのだが、それにしても食べ過ぎた一日であった。
が、会食は平和で、極めて楽しく、満足したひと時であった。

中国外貨管理マニュアルQ&A改訂版の出版は11月29日です

外貨管理マニュアルQ&Aの出版予定は、11月29日となります。編集作業の遅れで、1か月ほど遅くなりました。申し訳ありませんが、もう少しお待ちください。

という事で、今回は、ついでに、(皆様が疑問に思いそうな)出版に関する裏話。
印税はどの程度?書店で売れると、どの程度出版社に還元される?という点ですが、印税は通常10%で、売れた部数ではなく、発行部数に対して支払われる(ただ、僕は、子会社から出しているので、無償奉仕)。
次に、書店で売るといくら出版社に還元されるかというと、当社グループのチェイス(出版コード保有)の場合38%であった。つまり、62%手数料で取られて4割弱しか返ってこない。当然、売れた分しか払われないし、出版不況で、その支払いすらも滞りがちであった。
一方、Amazonで販売すると66%支払われる(手数料は34%)。それも、オンタイムで支払われるので、Amazon経由の方がはるかに採算が良くなる。
ただ、書店に並んでいるというのが一つの宣伝になるので、かつてはキョーハンブックス経由で書店に置いていたが、その会社が倒産して、出版卸し会社に対するアクセスが無くなった。
当初は、それまでの実績を評価され、八重洲ブックショップ、紀伊国屋書店などは、直接購入を了解してくれたが、手間がかかるようで、1年程度で流せなくなってしまった。採算的には良い事だが、宣伝効果面では残念だ。
やはり、図書卸しは寡占市場で、彼らの立場が強い。以前、懇意の出版会社の社長が、「日本は外資規制はないとかいうけど、外国の出版社なんてできても、図書卸しは絶対に扱わないので、書店には並びませんよ」と言っていた。これが日本流の外資規制という事か。それは15年ほど前のコメントだが、Eコマースの発達で、そうした規制が切り崩され、その恩恵に自分もあずかっている訳だ。
因みに、15~20年前は、中国関係の本を出せば、売れる時期だった。その時流に僕はうまく乗れた訳であるが、その時期から、「こんな時期は何時までも続くまい」という気持ちを持っていたし(僕は自分を称して、明るい悲観主義者と言っている)、出版社の指定を受けずに、自分が思う様な本を出したい。そんな気持ちが強かった。そこで、自分の出版会社を持とうという発想に繋がり、現在に至る。
まあ、(出版社が子会社なので、印税がもらえないとか、バカ売れするような本じゃないとかいう若干の不満も有るが)時代の後押しも有り、それなりに、思う様にできているというべきか。

ハイボールとナゲット

ジムに行き、パーソナルトレーナーを付けていると、あれ食えこれ食うなとか、色々アドバイスが入るので、以前より食事には気を遣うようになっているが、たまには、ジャンクな食事を求めることも有る。

という事で、モスバーガーのチキンナゲットとハイボール。
軽く食べ、飲み、さっさと寝る。
最近、睡眠がずいぶん改善してきた。
以前は、酒を飲まない日は、30分ごとに目が覚め、苦しい夜を送っていたが、最近、12時頃に寝ると、朝5時くらいまで眠れるケースが多くなってきた(途中で目は覚めることも有るが、比較的すぐに眠れる)。
運動、サプリ、などなどの要因であろう。
15年以上続いた不眠もやっと回復傾向。有難い事だ。

初訪問の寿司屋

ひょんなことから、二週間連続で初訪問の寿司屋に行った。先週は鮨松、今週は鮨望で、両方中国人の寿司職人だ。
総論から言えば、両店とも料理のレベルは高く美味しかった。中国人の日本料理職人のレベルが、これだけ上がったのは驚きだ。

両店ともに、お任せのみ(鮨松は880元のコースのみ。鮨望は780元と1200元ちょっとの2種類の様だ)。お任せで効率性をあげてコストパフォーマンスを良くするというのは、合理的な中国人気質に合ってあるのか。

こちらでもお任せというのが流行っているようで、大众点评(日本でいう食べログの様なアプリ)でも、omakaseとローマ字で当たり前の様に書いてある。ただ、選びたい自分としては、お任せのみは少々困る。
寿司屋では、職人さんと会話をして、刺身主体で何品か選び、最後に細巻き程度で〆ることが多いので、いきなり何貫も寿司が出てくるのは苦しい。

そんな本音は有るのだが、料理自体が美味しいのは確かで、一人780元(12000円程度)の価値は確実にある。

鮨は7貫出てくるようだったが、食べきれないので、4貫に減らしてもらった。味には大変満足したが、次は、単品注文ができる日本人職人の店に行きたくなったのも確かだ。
因みに、カウンターの隣は、中国人男性4人だったが、結構、強面っぽいのに全員カルピスを飲んでいる(カルピスハイかと思ったら、本当にカルピスでお代わりもしていた)ので、妙にかわいらしかった。1997年に香港赴任した直後、香港人男性同士が、居酒屋で、コーラやソーダを飲みながら、延々と話しているのが不思議であったが、これもいかにも中国っぽい光景であろうか。

国慶節休み明けの昼食

国慶節休み中は忙しかった。国慶節の7連休とはいえ、日本と香港は稼働しているので(香港の休日は1日のみ)対応が必要。部下に振れない分、自分が忙しくなる。
ついでに、講演会のレジュメ2件と、新著(中国外貨管理マニュアルQ&A)の校正作業も対応した。

そんなこんなで、休み明け初日の今日は、のんびり昼食を取ろうと南豊城に出かけるが、少し早すぎめぼしい店が開いていない。コーヒーを飲んで時間を潰す。南豊城はリラックマワールドだ。

暫くして、松鶴楼が開いた。前から行ってみたかった店だ。カニ肉ショーロンポーと、蘇州ラーメン、チャーシューを頼む。開店早々で、料理が出てくるまでに20分ほど時間がかかった(自分より前に注文している二組と、料理が出てくるのは、ほぼ同時)。

そして、蘇州ラーメンが出てくる。噂には聞いていたが、本当に美味しい。これが日本のラーメンの原型なのだろうなあ、という味ながら、本当に上品。刺激が無く、じっくりとしたうま味がある。蘇州ラーメンに刺激(ニンニクやら、胡椒やら、化学調味料やら)を加える形で、日本のラーメンが出来たのだろうなと思いながら、上品なスープを飲む。

チャーシューはスープに2分浸してから食べてくれと言われたのでそうしたが、これまた美味い。というか、絶品だ。優雅な昼食であった。

蘭州ラーメン

アピタの入っている金虹橋で、昼食に蘭州ラーメンを食べた。

蘭州ラーメンは結構好きなのであるが、相対的に汚い店が多い。それでも、10年前、20年前と比べてみれば、随分良くなってきてはいるが。ともあれ、10年くらいは、それを理由に食べていなかった。
が、半年前に、金虹橋に清潔そうな店が出来ているのを発見。これは是非行きたいと思うも、糖質制限の関係でもたついたが、やっと解禁。国慶節期間中、一人でいそいそと、昼食に行く。
一杯26元(約400円)。Facebookにアップしたら、高いという声が多かったが、清潔代だ。
麺は4~5種類の太さから選べ、ちょっと太めの麺にしたが、もう1ランク細いものにした方がよかった。
麺一杯の簡単な食事であったが、久々の蘭州ラーメンは満足であった。

帯同家族に対する招聘状発行(上海)

先日記載した、上海市の帯同家族に対する招聘状発行受入れ開始の件に付き、その後の状況(受入れの実務)を、自由貿易試験区管理委員会にヒアリングしてみました。
上海の場合は、招聘状の発行は市レベルながら、申請書提出時にふるいにかけるので、区によって受入れ状況には違いが出てくる。よって、詳細は、具体的な申請先の区に確認してほしいのですが、外高橋の状況は、以下の通りです。
● 申請書類
申請書、招待人員リスト、会社の承諾書、ワクチン接種証明、戸籍謄本。その他。
● 発給の可能性
申請企業の年間納税額(企業所得税だけでなく、増値税なども含む税額)が100万元以上であり、その企業の高級管理職であれば、帯同家族に対しても招聘状の発給可能性は高くなる。
但し、その条件を満たさない家族でも、申請は可能。
現状は、これ以上の詳細は確認できませんでした。
引き続き状況確認には努めますが、まずは、ご参考まで。

生活パターンと地域ソサエティ

2019年までは、1年に70~80回飛行機に乗る、旅がらすの生活であった。それが、この一年間、飛行機に乗ったのは4回だけ(広東省出張と北京天津出張)。上海に腰を落ち着けて生活している。
そうすると、地域のソサエティに自然と溶け込んでくる。当たり前のようだが、少々意外だった。やはり、日本、上海、香港を均等に配分する生活は、「どこにでも居る」と同時に、「どこにも定住しない」という事なので、土地の人と思ってもらえない面があるのだなと。

唐突な松茸の写真だが、丸紅の元同僚に松茸の会に誘われた時のもの。社外の方もいるため、写真掲載のOKをもらっておらず、場の雰囲気が全く伝わらないのだが・・・

飛行機搭乗回数の減少は、経費の削減になり、また、身体への負担の軽減にもなった。身体に極度の負担をかける生活を20年間続けた結果、2年前の健康診断で、心電図の測り直しを余儀なくされたり、何時も重い荷物を持ち歩くので、体中の骨が痛んだ。そうしたネガティブな状況が、大きく改善した。何が吉と出るか分からない。

一人飯(小大志)

先週土曜日は一人飯であった。有難い事に、3日連続誕生日を祝ってもらい、翌日は休肝日。その、さらに翌日。
連日宴会に体力がついてこられなくなったのは、年齢だなと思うことしきり。

行ったのは小大志という店で、焼き肉屋の大志の姉妹店。志が高いのか低いのか良く分からない不思議な名前になってしまっているが、一人で食事をするには良い店で(とはいえ、他の客は2階のグループ3組で、一人客は僕だけだったが)、牛串焼き等が食べられるのがよい。

冷凍レモンがゴロゴロ入ったハイボールが良い。肉は目の前で焼いてくれている(が、煙くはない)ので、安心感がある。卓上の炭火焼台に火を入れてくれればなお良いのだが、安全管理のためか、火がついておらず残念。鰻は専門店の方が良いな。

最後はコムタンスープ(ごはん無し)で〆る。店員さんが礼儀正しく、穏やかな気分で店を出る。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ