羽田のキャセイラウンジ

上海への移動前に、羽田空港のキャセイ航空ラウンジで休憩。このラウンジは良い。座席がゆったりしているし、サービスも良い。空が青いな。

ダイエット中で、麺が食べられない。担々麺やワンタンメンが食べたいのに。という事で、酒のつまみを取ったが、何という旨さだ。野菜をクリームでくるんだ冷菜が、ちょっと表現できないほど美味しい。ここ数年食べた野菜料理の中では断トツの旨さ。レンコンや豆が、こんなに美味しいと思うなんて。

そんな感じで、スパークリングワインは2杯飲む。そして、仕事をしては、空を眺める。


最後に、エビ餃子を食べる。ともかく、ラーメンが食べたくて仕方がなかったが、糖質制限の観点から必死で我慢。とはいえ、美味しく食べて飲ませて頂いた。飛行機も定刻で出発するので、満足してラウンジを出る。

昨今の日本生活

母がなくなり3ヶ月弱。早いものだ。
今回、初盆を迎えることになり、父も徐々に気力が出てきて、庭仕事も久々に再開した。なんだかんだで、時間が癒してくれます。
実家滞在中の生活は、料理は自分。その折には、極力、父の作った陶器に料理を並べる。食事をする時、手作りの陶芸作品は、なんか落ち着く。

図らずしも男2人の生活となったわけですが、まあ味なものです。
この一年、よく料理を作っている。1年前に、母の身体の具合が悪くなったため、毎月1回は帰国して、極力料理を作ってあげるようにし、現在は、父に栄養を付けさせるため。

母が料理の先生だったこともあり(近茶流懐石をやっていた)、遺伝か、自分も料理の才があるような気がする。というのは、材料みると、なんの調味料を使って、どう調理すれば、どんな味になるかがまあ想像できる。ただ、1年前までは、初めての料理の成功率は4割程度。塩加減やら焼き加減やら、なんだかんだで失敗したが、この一年間の経験で、成功率が8~9割まで上がってきた気がする。単なる素人料理のレベルですけどね。


まあ、父にガツっと食べて欲しいというモチベーションが支えてる面があるが、何ごとも、切羽詰まると、努力しますなあ。

昨年7月の生まれて初めての痛風発作から、散々な1年であった(8月に母が発病。今年4月に自分が網膜剥離で、5月に母が逝去)。やっと終わった1年間。すがすがしい気持ちで、来月、61才の誕生日を迎えよう。

暑い中、重い荷物を担いで歩く

東京は35度。暑い。上海は40度なので、それよりはましだが、ここまで来ると、どっちもどっちという感じがする。その中、保険関係手続き、年金関係手続き、銀行手続きをしなくてはいけないので、汗を流して歩きまわる。年金事務所は、なぜこんなに駅から遠いのか。思えば、最初に年金事務所に行ったのは2008年9月。丸紅を退職して、厚生年金がかけられなくなったので、国民年金の手続きに行った。その時の記憶はもう朧気で、こんなに遠かった記憶がないのだが、昔を思い出して、ちと感慨無量の気分となった。とはいえ暑い!

ダイエット中で、この日は朝はスープだけ。昼は食べていない。この状況で、疲労困憊になったので、コメダ珈琲に入り、かき氷を食べる。かき氷を食べるのは何年振りか。ひたすら美味かった。ダイエットは順調で、2週間で3Kg減。あと2Kgだ。

久々に自宅に到着すると、12年前の講演会の写真が有った。懐かしい。

日本に移動

8月7日に日本に移動した。母親関連の手続きもだいたい終わり、残すは香典返しと納骨だ。今回は、香典返しの手配をする予定。そして初盆だ。
飛行機は何時もの朝9時発浦東便。これに乗る場合は、朝5時起きで6時出発(DIDIで車を予約する)。2004年から不眠症に悩まされ、朝の移動は原則不可の情況であったが、幸い、2021年にほぼ完治(2019年に部屋の電気を消して眠れるようになった)。朝の移動も大丈夫になったので、この便が定番になっている。
朝7時に到着したが、飛行機が2時間ディレイ。まだ3時間ある。

ダイエット中なので食事はできない(家からゆで卵を一個持ってきたので、それを食べるだけ)。ラウンジ二階の休憩室に直行。ここは、真っ平らになって眠れるソファが有り、これが役立った。気持ちよく睡眠。

さて出発。今回は、約2週間の滞在。夏休みシーズンで、安いチケットがなかなかないので、こんなスケジュールと相成った。

今回は、自分関係の手続き(年金やらなにやら)もある。暑いが、ぼちぼち頑張ろう。

上海帰任(またもや報道に思う事)

2024年7月26日に羽田から上海に移動。キャセイラウンジでビールを飲み、うどんを食べる。キャセイラウンジ良いね。今回は、久しぶりに2週間の上海なので、ちょっと落ち着く。やはり、毎週飛行機に乗る生活は慌ただしい。かつての、2~3日以内に飛行機搭乗を繰り返すような生活には、もう戻りたくないな。


JALの浦東発着便は、一時期、必ずディレイであったが、現在では問題解消。ここのところ、続けて定刻出発だ。有難い。

機内食も美味かったし、ワインも良かった。すっかり堪能してしまった。


日本のメディアが、7月1日から個人のPC,携帯を調べるとか報道するので、2 ~3か月前から、顧問先企業様より、「大丈夫でしょうか」との質問を多数頂いた。その都度、「そんなことがある筈ない(よほど問題ある行為をして、目を付けられている人間はともあれ)。そもそも、該当する法律に、そんなことは書いていない」と回答していた。
結果、何も変わっていない。僕自身、2回入国したし、知人も何人も入国しているが、実務だけでなく、入国管理官の態度物腰含めて何も変わっていない。自分自身、さすがに発言はしなかったものの、「これを外したら、自分の判断力の低下ということ。コンサルをやめることも検討する時」と真剣に考えていたくらいだが、外していない。
過去に、ビザ制度の変更(2015年)、就業許可制度の変更(2017年)で、大騒ぎになっていたが、実際には殆ど変わらなかったことを、既視感を以て思い出す。一度報道して、それが間違っていても、懲りずに同じ報道を繰り返し、読者・視聴者は、前のことを忘れてまた信じ込むという循環は、どうにかならないものか。
法律面から解説すると、今回の元となっているのは、「国家安全保障機関の行政法執行手続き規定」の以下の部分。
① 国家安全保障機関が法に基づき、関連個人や組織の電子機器、設備、道具等を検査する場合、国家安全保障機関の責任者の承認を得なければならない。緊急事態のため、即時検査が必要な場合、市レベル以上の国家安全保障局責任者の承認を得て、法執行官は警察証等の身分証明を提示すれば、現場で即時検査を行うことができる。
② 国家安全保障機関が任務執行の際に、関係者の身分を確認する必要がある場合、法執行官は警察証等の身分証明を提示すれば、中国国民または外国人の身分証明書類を検査することができる。

平たく言うとどういうことかと言えば、
②は、「身分確認の必要が有る場合、警察証等の提示で、身分証明の提示を求めることができる」という事で、これは、従来通りの対応。今回、特に変わったわけではない。
重要なのは、①だが、PC、携帯などを調べる場合は、警察証の提示だけでは不可。国家安全保障機関の責任者の承認がないと調べられない。
緊急の場合であっても、最低限、市レベル以上の国家安全保障機関の責任者の承認がなければ検査はできない(仮に警察官でも独断で提示を要求できないよ)。という内容。報道とは全く違うのが、お判りいただけよう。

こんな変な報道は、日本だけかなと思っていたが、7月2日に羽田メルキュールのバーで飲んでいたら、付近の西洋人二人(話しているのは米国人っぽい)が、明日上海行くんだけど、PC調べられるみたいなんだと言っているので、これは、米国発のネガティブキャンペーンに、日本(の報道)がのっかったという事なのかなと推測した。
まあ、どうにも法律を曲解した、強引な(というか、プロとしての専門性とプライドを感じられない)報道が多いが、自分は、基本と現場感、経験で、しっかりと冷静に判断し、発信していきたいなと思う次第。

朝6時前に家を出て日本到着

7月16日の朝6時に車を予約し、浦東空港に向かった。日本に帰る便は、この時間がデフォルトになってきつつある。2004~2021年という長い期間、不眠症に悩まされていたため、朝の予定は入れられなかった。翌朝、予定が入っていると思うと、緊張して一睡もできないことになるためだ。それも収まったので、朝5時起きでも問題なく対応できる。ちと眠いが、日本到着後もスムーズなので、なかなか良い。

浦東空港には7時前に到着。お腹が空いていたので、ラウンジで麺を食べる。この麵も食べ飽きた感があるがやむを得ない。

搭乗時刻が近くなり、ゲートに移動。いつもながら、ブルーフロッグパブが気になるが、朝から飲む気にはならないので、また今度の機会だ。機内食がうまい。一時、JALの機内食の味がいまいちで、どうしたことかと思っていたが、すっかり問題解消だ。

羽田に到着すると、生憎雨模様。リムジンバスと電車を乗り継ぎ実家に。前回の訪問時に買っておいた花陽浴を飲むのが楽しみだ。

今まで上海で食べた中で、一番美味い生牡蠣だった

上海にて。ウェリントンステーキが食べたくなり、大衆点評を見て店を選定。La Belle Epoqueという虹梅路の店(SOHO付近)を選ぶ。この店は、イタリアンとフレンチが並んでいるが、フレンチの方。確か、12年前に、イタリアンの方は行ったことが有るが、フレンチは初めて。ロブスターパスタを頼んだが、まず、それを見せてくれる。でかい。

生牡蠣を6個選んだ。上海でもよく生牡蠣を食べる。ただ、この生牡蠣は絶品であった。上海・香港で食べた生牡蠣の中で、断トツの旨さ。これは選んでよかった。

サラダは、癖のあるものを頼んでしまった。これは失敗。そして、値段的にウェリントンステーキは頼めず(888元した)、それよりも安い普通のステーキで我慢。

そして最後に、パスタが出てきたが、この時には満腹。旨かったが。そんな訳で、生牡蠣がともあれ絶品な店だ。次回は、二人なら、生牡蠣一ダース頼み、あとはパスタだけという感じでも良いかもしれない。油断すると、二人で2500元くらいはいってしまうので、予算管理が必要だが、良い店であるのは確かだ。

二日連続講演会を終えて

7月10日・11日は、2か連続のオンライン講演会。この大変な状況下、2か月で9回の講演をこなしたのは頑張ったなと、我ながら思う。
今回は1.5時間の講演だが、組織再編、会社法、個人情報域外移転の3点を解説。会社法は、合計90カ所の変更をレジュメに網羅して解説したので、レジュメづくりもかなり気合を入れた。
1回目(昨日)は定員500名様ほぼ満員のお申し込み。2回目は約300名様。次回は、1,000人のお申し込みを頂くよう、告知の仕組みを考えないといけないな。
ただ、有難いことに、反響が非常に良かった。講演している時は、1.5時間の時間制限も有り、かなり駆け足で話したような気がし、若干反省していたが、講演もレジュメも密度が濃かったとの声を多数いただき、ほっと一安心だ。

初日は、講演2時間前に、うどんを茹でて食べる(海老天はデリバリー)。一把の麺が、2時間たっても胃にもたれて難儀した。まだ、身体は本調子ではないようだ。よって、二日目は、ご飯少な目(たらこ乗せ)に変更。

四十九日法要を終えて

7月3~9日が日本滞在であった。その間に、母の四十九日法要を行った。4月17日の眼の手術から始まり(ただ、この後は、手術の身体的な負担は有るものの、良く寝たことは確か)、5月20日の母の逝去、その後の各種手続きという事で、精神的、肉体的な負担を受ける日々が続いていた。これが、四十九日が終わりどっと吹き出し、1日半寝込んでいた。全く起きれない。何もできない。腹痛も続くという状況で、かなり難儀したが、月曜の朝には回復した。知らず知らず、負担がかかっていたんだなと実感。ただ、いろんな面で、落ち着いた気はする。

7月3日の上海帰任は朝9時発便なので、前日は、大鳥居のメルキュールホテルに宿泊した。羽田第3ターミナルまでは3駅。

初めて宿泊したが、なかなか良いホテルだ。次回、前日泊する時はここだなと思った。羽田空港直通のヴィラフォンテーヌの大きな温泉は捨てがたいし、メルキュールだと、朝の3駅移動が何気に面倒だが、値段もそれなりに安い。そこらを考えると、悪くないホテルという感じ。

前夜の食事が少なかったので、朝はラウンジで多めに食べる。機内食を食べるので、ちと食べ過ぎかなとは思ったが・・・

朝早いので(7時)まだ空いているラウンジ。1.5時間後には満員状態。そして、機内食を食べて移動。上海到着は11時。順調な移動であった。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ