日本の税務セミナー

当社グループ企業であるチェイスネクスト主催の講演会のご紹介(宣伝)です。
2021年7月13日(火)に、小嶋税務会計事務所の三上博之氏を講師に招き、「国際取引における日本側の税務」を解説して頂きます。
当社のセミナーは、外国側の制度(例えば、中国での課税)の解説が主流です。ただ、日本企業の場合、日本側の制度の理解が無いと、総合採算を把握することができません。
例えば、海外での課税された場合、日本でどの様に外国税額控除が適用されるのか、二国間取引において、日本側ではどの様に課税されるのか、という点の理解です。
このセミナーでは、以下の様に、日本側の税務、更には、貿易通関制度まで、幅広く解説して頂きます。
● 輸出入取引(通関手続、関税制度、保税取引、税関調査)、三国間取引、源泉徴収課税制度と日本におけるPE、租税条約適用ルール、外国税額控除

ご興味ある方は、こちらをご参照下さい

TLIとの提携記念企画

台湾の大手語学学校であるTLI(Taiwan Language Institute)と業務提携の意向書を取り交わした(日本校と締結)。という事で、記念行事第一弾として、オンラインによる無料授業を企画しましたので、ご興味のある方は、こちらを参照下さい
まずは初心者向けの企画ですが、上級編にご興味がある方は、企画も可能ですので、ご意見を下さい。
TLIは、僕が中国語を学んだ場所。毎日、ここで5時間のマンツーマン授業を受けた(その他、台北師範大学と私塾2校で勉強)のが懐かしい。結局、今回の提携は、ビジネスシナジーというよりは、自分の懐かしさと思い入れが故だが、こうして、自分が思い入れがある組織と、自由に提携や活動ができるというのが、自分が独立した最大の収穫かもしれない。


この写真は、数年前に、社員旅行で台湾に行ったときに撮影した、学校のあった場所。この雑居ビルの上の階(何階かは忘れてしまった)に、学校が入っていた。今は、移転してしまったが、この場所は懐かしい。

そして付近の、昔、昼食を食べていたレストラン。西来順というレストランの奥にある吉野家は、留学中にできたもので(おそらく、台湾の二店舗目)、これが出来た時は嬉しかった。
あの時は、台湾の環境に、あまり馴染めず、嫌な事も少なからず経験したが、今になって思えば、全てが懐かしい。

体調回復・講演会

体調もほぼ回復し、本日(6月9日)は、税関(通関関連・保税開発区・加工貿易)セミナー第一回目。
前日は、いつもの様に外食を控え、デリバリーの夕食で体調を整える。同じものでも、配達用の容器から直接食べるよりは、皿に移し替えた方が美味しそうに見える。

体重管理は依然として続いているので、好きだった日本酒は飲めず焼酎。嫌いだった焼酎が、二か月半飲み続けていると、だんだん美味しく感じ、好きになってきた。何事も慣れと習慣だ。

体調

一回目のワクチン接種(シノファーム)が終わり、殆ど副反応がないので(2日間眠かった程度)、3日目・4日目とジムでトレーニングをしたのは早すぎた。週末、熱はないものの喉が腫れて、体がだるいので、2日間ずっと寝ていた。何事も無理はいけない。

という事で、週末のデリバリー食。
初めてとった広東風の点心・粥屋だが、なかなか美味しい。
今週は、講演会も有り、面談・宴席も有る。体調を整えて頑張っていこう。

ワクチン接種2日経過

ワクチン接種後2日間が経過したが、副反応(どこかが痛いとか、気分が悪いとか)は全くない。ただ、1.5日間くらいは眠かった。3日目になり、やっと万全の体調だ。
僕が打ったのは、シノファームのもの。友人たちが、シノバックを打ったり、他国では欧米系のものを打ったりしているが、副反応は人それぞれ。眠いというのは、比較的多いが、腕が痛いというのも良く聞く。若干眠かっただけの自分は順調だったのであろう。
摂取の時に言われたのは、24時間は飲酒・刺激物摂取・入浴・激しい運動が禁止という事なので、48時間経過した今日から、ジム通いは再開しよう。今日から酒を飲んでもよさそうだが、肝臓を労わるために明日から(これは、ワクチンとは関係なし)。
因みに、一週間は、海鮮・刺激物を控えるようにと書かれている注意書きも有るが、刺激物(イメージ的に、四川料理的なもの)は避けるとしても、海鮮には、寿司・刺身も含まれるのだろうか。ここら辺がちと謎だ。まあ、和食は大丈夫だろうと自己判断(医学的根拠全くなし)。

ワクチン接種

2021年5月31日に、第1回目のワクチン接種を終了した。身の回りの日本人も、かなりの方々が早々に済ませているので、出遅れ気味だが、意図的なもの。
9月に居留許可の延長ができるので、それを済ませたら、日本に一時帰国したいなと考えている(状況次第なので未定だが)。現時点で、ワクチンの効果が立証できているのは半年間らしいので、戻る時に有効期限が切れていないようにしたいと思い、接種時期を引き延ばしていたもの。

現在の、外国人の中国入国に際して、ハードルとなっているのは、外事弁公室が発行する招聘状。この取得が難しいので、入国できない人が、まだ多い状況だ。ただ、居留許可が有効期限内であれば、外事弁の招聘状は不要だし、中国製のワクチンを接種していれば、やはり招聘状は不要。何れかの要件を満たせば再入国の障害は無くなる訳だが、ビジネス判断をするに当たっては、今後の制度変更も想定した上で、打てる限り万全の対応をしておくのが定石。であれば、双方対応しておこうという趣旨。
まあ、ワクチン接種を済ませていても、再入国時の隔離は必要だし、昨今、上海の隔離も、14日間の集中隔離+7日間の自宅隔離という、21日間なので、前に経験したものよりもきつい。これを考えると、気が重い。

13時半~14時という時間を予約したので、13時10分に同仁医院に到着。少し行列ができているが、15分程度並ぶと順番がきて、まずは登記手続。これが終わると、費用(100元)の支払い、接種と順調に進んでいくので、到着から25分くらいで、全て終わった。係りの方々は、皆なシステマティックで親切。緊張感は全くなく、明るい感じである。

外国人が多いなと思っていたら、中国人は、居住マンションとか、近所で簡単に接種ができるようなので、指定病院での接種は、そうした状況になるようだ(オフィスの向かいにも、ワクチンバスが停まっているので、中国人なら打ってもらえる)。

念のため、座って30分待機。問題なければ、勝手に帰ってよいというシステム。腕が痛くなったりする人もいるようだが、僕は全くそうした反応は無かった。接種時も全く痛みはなかったし、ちょっと拍子抜け。

終わるとすぐ、携帯アプリで2回目の接種を予約した。非常に順調。病院では、24時間は、飲酒、刺激物の摂取、運動、入浴は控えるように言われたが、取り合えず、3日間の禁酒予定。

四川料理

家の近所の、天辣小酒馆という店に行った。昨年末に一人で行って、良い店だと気に入ったのだが、料理のボリュームが非常に多く、一人では行きにくいため、間が開いてしまった。

この辣子鶏が68元(1,000円)。値段を見て想像する分量と全く違う。二回目であっても。改めて大きさに驚く。

左の烏賊料理が美味かった。そして、右の水煮牛肉も美味い。中華の牛肉料理は、それほど美味しくない場合が多いのだが、これは美味かった。今まで食べた水煮牛肉の中で一番ではないか。

これは辛みを抜いてもらった、卵と湯葉の料理。落ち着く味。
という訳で、安くて美味くて良い店であるが、難点は、予約ができないこと(混雑店で、人が並んだりしている)、麻婆豆腐が無い事、麺はさほど美味しくないことであろうか。
カジュアルな店なので、友人と行くのに向いている。
因みに、今回の訪問は二人だったので、壮絶に余ってしまったが、お願いすれば当たり前の様に、容器をくれて持ち帰りができる。こういった合理的な部分が、中華圏(日本以外のアジア圏?)の良いところだ。

何時もの休日

何時もながらの日曜日であった。
午後3時にジムに行き、1.5時間トレーニング。今月は19回のジム通いであった。ともあれ、身体を動かすのが習慣になったこと、程よい筋肉疲労を心地よく思えるようになったのは良かった。望む身体には、まだほど遠いが、少なくとも、自分の身体を直視でき、要改善点をあれこれ考えられる状態にはなった。これが2か月ちょっとの進歩。

ジムが終わると、1階のペットショップで、暫し子猫を眺めるが、いつも寝ている。

そして、付近のパブで早めの夕食。外の席を選んで座る。風が柔らかく心地よい。通りかかる家族連れ、恋人たちの楽し気な様子を眺め、ビールを飲む。

小猫を見て癒される

通っているジムのあるビルの一階にペットショップが有る。子猫が二匹いるので、ジムの行き帰りは、これを眺めて癒される。


猫を飼いたいと思う時も有るが、小二以来、ペットを飼ったことが無く(飼い犬が病死したのがショックで、それ以降、飼う気にならなかった)、おまけに海外で、今後は、出張も復活するであろうから、それは無理だろう。
まあ、暫しの癒しで満足している状況。

広州保税区域の再編に関して

先日掲載した、広州黄埔区域の保税開発区再編に関して、広州保税区管理部門に追加ヒアリングをした。
広州保税区廃止の背景として、「地下鉄が建設中であり、付近に住宅地ができる」、「保税区廃止後は、穗港智造合作区の一部として企業誘致を継続するが、一部は、商業用地に転換する」という計画があるとの由。
広州の都市拡大の流れの中で、1990年代には、あれほど不便だった黄埔区域が、すっかり都市に組み込まれていることが印象に残った。
1990年代に、中国の経済発展と外貨獲得に貢献し、全国200以上までに増加した保税開発区(税関発表では248か所だが、目まぐるしく変化するので、実数が把握しにくい)だが、よく考えれば、保税ビジネスは儲からない(関税・増値税の税収に貢献しない)。
更に、中国の外貨準備の拡大(2006年以降世界一)、経済成長を背景として、2000年代中盤に、「輸出奨励から国内市場重視」に産業方針が転換された。2009年に、加工貿易貨物の国内販売が、実質的に開始され、どんどん許可手続が簡便化されているのも、そうした流れの一つだろう。

今回の組織再編は、「保税区」という、他と比べて、最も歴史があり、ステイタスが高い保税開発区の廃止であるため、少々驚いたが(輸出加工区が廃止されても、大して驚かないのだが)、そうした流れの延長線にあると考えれば、理解もできる。
思えば、僕の中国初訪問は1985年で、改革開放(1978年)から7年経過した段階だった。その時の中国は、まだ競争原理が十分浸透しておらず、改革も道半ばという状態だった。
その中で、他の地域とは全く違う、広州の圧倒的な熱気に驚き、強く印象に残った。あの時、時代は南から動いていたものだ。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ