会社の福利品で麻婆豆腐を作る

上海の社員全員に福利品を支給した。
事の発端は、クライアント様から、そういうことはできるか(物流を含めてアレンジしてくれる会社を知っているか)という質問を頂き、対応する過程で、「じゃあ、うちもやろう」という事になったもの。
実は、難しかろうという先入観があり、全く発想が湧かなかったが、今回は、クライアント様の質問に助けられた。

とはいえ、最初に依頼したところは、最終的にアレンジしきれず返金。2週間を無駄にした。上海の総経理が、「もう手当という事で、お金で支給しませんか?」と提案したのだが、「この状況下で手当てをもらっても心に響かない。物だ!」と言って、次の会社を探してもらう。これは数日間で到着。量的には十分で、ロックダウン期間中の食品は十分だ。
ついでに言うと、個人的に、ダメもとでお願いした初めてのルート牛肉が、紆余曲折を経て(20日経過していたので、ほぼ諦めていた)同日に届いた。更に、数日前に、豚肉を注文してしまっていた。ロックダウン期間中には消化できなさそうだが、今回の教訓で、たっぷり冷凍保存しておこう。ともあれ、物資の窮乏で、たんぱく質が極端に不足していた(ごはん、麺だけという生活が、結構続いていた)が、これで安心して肉が食べられる。

そして、念願の麻婆豆腐を作る。
部下たちが、ウィチャットモーメンツで、福利品を喜んでくれたり、福利品で作った料理をアップしているので嬉しく感じる。

上海市ロックダウン状況無料動画第6回(5月1日時点)

ロックダウン解説第6回(無料公開動画)です。
今回のテーマは、サービス性企業のホワイトリスト公開(142社)。今さらながらですが、健康コードの緑・黄・赤のルール(上海市のルール)。そして、僕の目から見た、5月1日時点のロックダウン状況です。

ご視聴はこちらです(無料動画です)。

隔離生活まずまず順調

これは、4月29日。隔離状態も2か月を超過すると(青島隔離開始の2月23日から起算)、正直な気持ちは、「辛くはないが、うんざりはする」という感じになる。この日は、仕事はしたが、全くもって元気は出なかった。こういう日は、景気づけにシャンパンを飲むか!と18時から飲み始める。そして、月見そば。平常時なら、「なんだ、月見そばか」という感じだが、生食できる卵が、あと9個しかない(というか、この時点では卵のの頃が9個しかなかった)ので贅沢品だ。

そんな事を考えていると、懇意の日本料理店が連絡をくれ、「足りないものは無いか」と聞いてくれる。我慢すればできるのだが、言葉に甘えて、ビール(24缶)・卵(18個)・鰤カマを売ってもらう。
みんな嬉しい品だ。魚は長い間食べていない。鰤カマは2個あったので、まずは冷凍し、あとで炙って食べようと考える。卵は生食不可のものだが、たっぷり使えるのは有難い。
問題なのは、数日前に感染者が1名出て封鎖区域になっていることで、門まで自分で取りに行けない。
ただ、幸いなことに、翌日は朝一番でPCR検査で、これを利用してピックアップ。魚が傷む前にピックアップできたのは幸い。

こんな感じで、なに不自由なくとは言えないが、まあまあ順調に生活をしている。

ロックダウン26日目

4月1日のロックダウン以降、無感染者を続けていた住居だが、昨日、1名感染者が出たようで、予防区から封鎖管理区に格下げ。7日間は部屋から出られず、7日間はマンション内。まあ、今でもマンション内は変わらないので、7日間の部屋の中という点が少々厳しくなる点か。今でも殆ど部屋からは出ていないし、7日はすぐに過ぎるであろうから、メンタルを崩すほどの変化ではない。元々、この状況から解放されるのは、5月初旬頃かと思っていたので、このまま順調にいけば、スケジュールに狂いはない。メンタル保って、頑張ろう。

さて、そんな少々がっかりな動向は有ったのだが、一方、ワイン9本と牛肉3.6Kgが調達できたのは嬉しい事で、こちらの嬉しさの方が、現在のところは勝っている。

暫く、肉が食べられてないしなあ。そう思うと、ともあれ嬉しい。昨日夜10時半にデリバリーが到着(運んでくれた人、ご苦労様)。とりあえずは、消毒して、ポリ袋に二重にくるんで冷蔵庫に。今日の朝は8時からPCR検査。それが終わると、ひたすら解体作業。

暫くは、食事は大丈夫だな。今晩は、ワインとステーキで景気づけだ!

実質隔離状態満2か月

昨日は4月23日。僕の隔離は2月23日の青島到着から開始されたので(その後、上海に移動してマンション封鎖⇒現状)、実質隔離2か月の記念日?という事になる。さすがに2か月も続くと、これが普通の生活になってしまい、全く何も感じなくなった。
寿司が食いたい、鰻が食いたい、外で飲みたい等等、少し前まで感じていた感情が一切わいてこない。そういうものか。

とはいえ、朝から全くやる気が出ない。週末だし、滞留している仕事もないので、開き直って昼からワインを飲む。ロックダウン直前に近所のコンビニで買ったワインなので、さすがに味はイマイチなのが残念だ。
そんな事を考えながらチャットをしていたら、元同僚が、酒の調達ルートを紹介してくれる。

これは有難いと、数か所に連絡し、ワイン・スパークリングワインを9本、牛肉3.6Kgを調達した。当日中に、まず6本到着。これは有難い。やはり持つべきものは友人であり、人脈であるなと思うことしきり。

無料動画(ロックダウン現状・光が見えてきた)

中国ビジネス動画解説特別編(無料公開動画)。ロックダウン第4回です。是非。
第一次ホワイトリスト企業(生産再開企業)が公表され、その管理規則が打ち出された。つまり、若干、光が見えてきた状況を踏まえて、今後の展望と、渦中の人間の現状(自分!?)を語っています。

ご視聴はこちらから(無料です)。

ロックダウン20日目(こんな感じで生活しています)

隔離も20日目。というか、今年に入って、日本(10日間)・中国の隔離を合計すると64日目になるので、既に隔離されているという意識もなくして、これが日常になってしまった感も有る。
ただ、メンタルには波が有るので油断はできない。青島隔離・上海ロックダウンで2~3回、心が押しつぶされそうになった。ただ、翌日には穏やかになるので、今のところ大丈夫だ。
ロックダウンも長引くと、色々と已むにやまれぬ工夫が必要になってくる。数日前から麻婆豆腐が食べたいものの、豆腐が買えない。一応、日本から持ってきた、あまり美味くないレトルト麻婆豆腐(但し、豆腐・肉は入っていない)はある。では、と思って、1年前に買って、不味くて食べられなかった乾燥湯葉を12時間がかりで戻して作ってみた。旨くはないが、麻婆豆腐っぽいものを食べた、という満足感はあった。

あと、珈琲豆は豊富に有るが、フィルターが無い。どうしようかと悩んでいると、在上海の先輩が、「俺は一週間使っている。丁寧に洗えば大丈夫」とアドバイスしてくれたので、さっそく実践。確かに大丈夫だ。しかし、この物資が豊富な時代に、物の有難さを再認識したのは、貴重な経験であった。

昨日マンションの管理機構から、「マンション内で物資不足で困っている日本人がいたら、救済物資を提供する用意があるので言ってくれ」という伝達が有った模様。
住民たちが、「困ってる日本人居ないか?●●さんの隣人は困ってると言っていなかったっけ?」、「いや、たまに聞いてるけど、慎ましやかな人で、まだ大丈夫と毎回言われるんだよ」、「団体購買の為の日本人チャットが有るようだよ」、「いやいや団体購買やってる人は、そもそも食べ物困ってないでしょ」という会話が有った。特定コミュニティと関係を持つのはあまり好きではなく、日中問わず、どことも一定の距離を置いている僕ではあるが、自国民に対して関心を持ってくれたことに対しては感謝せねばと思い、必要最低限の日本語翻訳をしておいた。

まあ、こんな生活。
不自由な日々は続いているが、みんな、国籍を問わず支えあいながら、たくましく生きていますよ、ということで。
尚、市中感染は、計画通り減少している模様。5月早々には自由の身になりたいなと思いつつ、日々を過ごしているところ。

ロックダウン17日目(少し街の動きが出てきたな)

感染は治まっていないが、窓の外の動き(人の往来)が少しづつ出てきた。数字だけでは分からない、こうした前向きな変化が支えになる。
一応、知人の分析では、市中感染自体は減少しており、概ね計画通りの進捗との由。それを期待して、しばし我慢しよう。

窓の外の様子はこちら(↓)15秒動画。
FullSizeRender

一つの事象にも、良い面と悪い面は出てくる。今回の悪い面は、当然自由がないこと(食べるものも限られる)。
2022年に入って昨日で107日間。その内、60日間(日本の10日を含む)実質隔離状態なので、これは結構大変だ。あとで振り返った場合、さぞかし印象に残る1年になるだろう。
一方、良い面はというと、執筆がはかどる(本が1冊書けた)、隔離・ロックダウンなどの時事ネタを無料公開した結果、ビジネス動画のご契約獲得に貢献した。あと、個人的には、酒量が減り健康に。筋肉がついた。金を使わないので財政状況が改善。というのが顕著な良い面か。


今日、3回目の配給物資がきた。卵が入っているのは嬉しい。2個ひびが入っていたので、それをオムレツにする。1日に2個卵を食べられるのは贅沢だとほくそ笑む。
また、口を殆ど聞いたことが無い隣人(中国人家庭)が、わざわざ配給物資を運んできてくれたり、丸紅の先輩が缶詰を分けてくれたりなど、他人の情けが身に染みる今日この頃。これも良かったことかな。

ロックダウン15日目

ロックダウン15日目。ついでに言うと、2月23日に青島で隔離されてからの実質隔離継続51日目だ。さすがに疲れる。

前にも書いたかもしれないが、深圳は、上海に先行して感染が深刻化し、ロックダウンが実施され、既に収束した。友人たちの実績では、隔離期間が4~6週間。という事で、最悪6週間程度の覚悟かなと思っているのは、そういうところだ。まあ、そこまで長引きたくはないが。
となると、最悪の想定を前提にした備蓄の取り崩しが必要になってくる。米、麺は十分に確保してあるが、おかずは少ない。となると、主食たくさん、おかず少しが前提になってくる。

という事で、こんな食事だ。政府支給品の生姜を細かく刻んで(すりおろし器が無い)、たっぷり使えたのが、昨日唯一の幸せか。ささやかな幸せ。

ロックダウン13日目(支援物資で酒のつまみを作る)

3区分政策が開始され、自分の居住区域は、14日間感染者が0だったので、予防区(一番管理が緩い区分)に振り分けられた。だが、まだ、外に出られないと住民が文句を言っている。まあ、外に出られないというのは、数日の問題であろう。管理体制が決まるまでには、少し時間がかかるものだ。
勿論、外に出るといっても、範囲は極端に限られているし、店も殆どやっておらず、あまり嬉しくないかもしれない。また、こちらでは、感染することのリスクが高いので、暫くおとなしく家にいる方が安全であろうと、自分を納得させている。
復旧にはもう少し時間がかかるな。ただ、1~2か月先行して感染者が増えた深圳は、もう正常に戻っている。上海ももうしばらくの我慢であろう。

まだ支援物資は残っているので、ジャガイモと人参のソース炒めを作る。これは、割烹Makinoの大将が、ウィチャットで簡単にできる酒のつまみと紹介していたので、早速試してみたもの。なかなか面白い。ソース(とんかつソース)を使うという発想が無かったが、意外なほどに合う。

然しながら、自分の作る料理には若干うんざりしてきた。早く、プロが作る料理を食べたい。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ