宴席後のベルギービール

上海は急に冬になった感あり。昼でも6度で寒い。
昨晩の宴席は、虹梅路の萬蔵。萬蔵で食べるのは13年ぶりではないか。以前の勤務先が花園飯店内にあったので、長楽路の萬蔵にはよく行った。昼食が主だが、上海滞在中は、週に2~3回行っていたのではないか。それが、古北に拠点を移して、行く機会を逸していたので、宴席をここで開いてくれたのは有難かった。

宴席後、老外街でベルギービールを飲む。急に冷え込んだためか、昨晩の老外街は人がまばら。まだハロウィン仕様でかぼちゃがいっぱいだ。

寒さに震えながら歩いていたが、十数分で断念してタクシーを捉まえる。無理は良くない。

そんな感じで帰宅。コート無しでは過ごせない季節になってきた。

青島の白ビールが旨い

元同僚(24年来の知人)と会食をしたが、興が乗って3次会迄行ってしまった。やはり、30代の時に、一緒に香港で飲み歩いていた時を思い出して元気が出たのであろうか。
3次会は蒸気海鮮店で、僕は2回目。彼は、毎週のように行っている店。そこで初めて飲んだのが青島の白ビール。しっかりした味わいが有って旨い。

今まで、中国のビールは味が薄いから嫌いだと思い込み(中華料理は脂っぽいので、ビールが薄味になるのは致し方ないと思っており)、選択肢があれば飲むことは絶対になかった。今回も他の選択肢が無かったから頼んだだけだが、時代は変わるものだと感心した。

久々の和平飯店オールドマンジャズ訪問


1985年の初訪問以来、お気に入りの場所である和平飯店・オールドマンジャズバーを久々に訪問したが、以前よりテンションが下がっていて、おやっと思った。
バンドの交代が無い。歌手の歌が極端に少ない。という事で、全体的に以前より盛り上がりに欠ける。
バンドマンが、「以前は華僑とか外国からの客が多かったけど、やはり大切なのは上海のお客さんです」という、少々違和感のいるコメントをしていたけれど、後で考えれば、海外からの入国者を制限しているので客が減った。なので、上海の方はもっと来てくださいね、という趣旨なのかと思い、合点がいった。そして、バンド人員の削減が有ったのかな。
バンドマンには関係ないが、演奏だけでも、かつての活気を維持しないと、再訪者が減るように思えるので、ここらは経営者に再考してほしいところだ。

前川寿司訪問

先月は、2回続けて中国人の寿司職人さんの店を訪問し、美味しかった(中国人の日本料理人のレベルが非常に上がっているのを認識)が、お任せしかないので、多すぎて困ったという経験をした。やはり、自由に選べる店が良い。
「やはり、日本人料理人の店だ!」という事で、前川寿司を訪問。この店は信頼できる。

まずは、秋刀魚の刺身。鮮度が良い。中国でこれだけ鮮度の良い秋刀魚の刺身が食べられるのは有難い。久々に美味しい秋刀魚の刺身だった。続いて、イシカゲガイ?。

赤貝に鰹のたたき。食事量に合わせて、丁度よい分量に作り分けてくれる。鰹のたたきを作る藁の調達に苦労されたようで(ネットショップで買ったら薬品臭くて使えず、安徽省の農家から直接購入したとか)、そんな話を興味深く伺う。

のどぐろと松茸の酒蒸し。そして、〆の握りは2貫。

やはり、こんな感じで料理人の方との間合いで、食べたいものを考え、提案して頂き料理を楽しむというのは大切。その意味で、日本人の職人さんの店が、日本人的には有難い。とはいえ、日本人でも若いうちは寿司屋のカウンターに座るのは緊張するもので、これは、年をとって、馴染みの店ができてこその楽しみ方なのかなとも思う。
ともあれ、幸せを感じる会食であった。

外貨管理マニュアルQ&A

外貨管理マニュアルQ&A(流通に回るのは2021年12月になるので、2022年版というタイトルにしてあります)は、表紙が完成し、PDF版があと数日でできてくる。それを印刷所に送れば、3週間程度で完成という運びになります。あと一息。

販売開始したら、また告知しますので、宜しくお願い致します。

福ちゃんのラーメン

15年来の知人と、新世紀広場の福ちゃんで会食をした。
福ちゃんと言えば、ラーメンだ(焼鳥屋だが)。

2001年にコンサルティングを始めた時、福ちゃん1号店(長楽路)が流行っていて、特に、ラーメンは上海で一番美味しいと言われていた。まだ、日本料理、ラーメンの選択肢も今ほどではない時であったが、確かに美味しく、この店に行くと、条件反射的にラーメンを注文したものだ。

それから時代はずいぶん変わった。その間の中国の発展もすごいが、物価の上昇もすごい。
例えば、最低賃金は、この20年程度で6倍弱になっている。
北京 412元(2000年) 2,320元(2021年) 5.6倍
上海 445元(2000年) 2,590元(2021年) 5.8倍
深圳 特区内547元・特区外419元(2000年) 2,200元(2021年)4.0倍・5.3倍
20年間中国訪問が無い知人に、「あの時は安かったけど、今はどう?」と聞かれたが、「その時の物価の5~8倍だと考えておけばよいかな」と言っておいた。中国は既に安い場所ではなく、上海の生活コストは、家賃を踏まえると、東京より高いともいえる(交通費は安い。ただ、家賃は、30万円出しても、さほど良い場所には住めない)。
日本がすっかり安い国になったのは、僕個人としては複雑な思いだ。

2001年当時の中国は、生活は今より不便であったが、物価が安く楽しく過ごせた。その意味では、日本人にとって、幸せな時期だったように思える。僕自身も懐かしい。
とはいえ、過去に浸ってばかりもいられない。リタイアした訳ではないので、今の環境の中で戦っていかなくてはならない。
そんなことを思いながら、束の間、懐かしい味を楽しんだ。

鼎泰丰のデリバリーを頼む

上海は、一週間前に急に冷え込み、風邪を引いた。ひどい風邪ではなく、熱もなく咳もない。ただ、倦怠感とムカつきが続いた。
部下が症状を薬剤師に伝え、合う薬を購入したことから、土曜日にやっと収まり、食欲が出てきた。
頼んだのは、ティンタイフォンのデリバリー。
ちなみに、中国だと、風邪薬をインターネットで購入する場合(新型肺炎管理の一環だが)、氏名、身分証明書番号、電話番号、体温などをインターネット登記しないといけない。

鼎泰豐の本店は、台湾留学時代(1988年)に、通っていたTLI信義路校の付近にあり、その時初めて食べた。ただ、まだ有名になる前で、今の雰囲気とは随分違った。留学早々だったので、雑然とした雰囲気と建物の汚さが気になり、美味しさを感じなかった。結果、一年の留学期間中、訪問したのは、その時だけ。
その後、海外進出して、みるみるうちに有名になったようで、(台湾研修の後の)福州トレイニーから帰ってしばらくした時、日本に進出したとTVで見て、驚いたものだ。
二回目を食べたのは、2003~2004年頃だったかな。その時初めて、美味しいと感じ、その後、好きになった。

鶏のスープが美味しい。あっさりした鶏肉が、ゴロゴロ入っている食感が素晴らしい。


そして、ショーロンポーと海老シュウマイ。
美味しいのであるが、やはり、台北本店の味は一味違う。何が違うかと言えば、ショーロンポーの皮のもっちりさだ(薄くてもっちりしている。あの食感は、他の店ではない)。久々に台湾旅行に行きたくなった。

外貨管理セミナー、会計税務セミナー

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中国ビジネス動画解説

中国ビジネス動画解説のサンプル動画を作りました。
一本は、外貨管理シリーズ、一本はNNA中国ビジネス講座の解説、そしてもう一本はその他です。

まずは、外貨管理シリーズです(非居住者の中国内取引関与)。

これは、ちょっと前に始めたものですが、現在のコンテンツは61本。毎月、8~10本アップしていきます。
内容は、
① NNAで連載中の中国ビジネス講座は、2021年1月以降の連載は、全て解説。
② 外貨管理、税関、税務など、各種シリーズ。
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全て15~20分で解説しています。ご興味のある方は、こちらをご参照下さい

久々の勝訪問

ここ最近、少々忙しい。
金曜日は、午前から午後にかけて、サービスを開始した有料動画の収録。午後3時からは、上海の日本商工クラブの部会で講演。
昨今、講演会にも希少価値を出す時期かなと思い、講演回数を絞ろうと考えている(自社主催と、規定の報酬をお支払い頂ける場合に限定して、年間講演数を20回程度に抑えようかと思っている)。本件は、部下に対応させるつもりだったが、ちょっと事情有って、僕自身が対応する事になったもの。
そして、火曜日は4時間の講演会。
その合間の土曜日に、虹梅路・真珠城の「勝」を久々に訪問。

この店は、なかなか良い店だ。食事は美味しいし、値付けも良心的。そして、良い酒があり、プレミア焼酎も日本酒も一杯づつ飲ませてくれる。

ストレスがたまると食事量が増える。糖質制限は、一応終了したのだが、それにしても食べ過ぎた一日であった。
が、会食は平和で、極めて楽しく、満足したひと時であった。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ