3月3日に、外貨管理セミナー第2回(全3回)を無事終了。今年に入ってから、7回の講演会をこなした。既に、決まっている企画が、あと4回(最後は4月下旬)なので、まずまずのペース。
前にも書いたが、オンライン講演会が気に入った。ただ、プレッシャーは対面式より大きく、2倍以上の準備時間を割いている。それが、パフォーマンスに繋がるので良い事だ。ただ、「聴講者の方々の表情が見えないPCに向かって、2時間話し続ける。画面には、聴講者数百人という数字だけが表示されている」という状況をご想像頂くと分かるように、それなりに難儀ではあります。
オンライン講演後は、2日ほどぐったり疲れる。体調管理が必要と、飲酒・外食を減らすことにした。先週は、4日間酒抜き。今後は、毎週2日間酒を抜く。2年ほど前まで、4年間続けた習慣だが、ふとしたきっかけで途絶えていた。海外の一人暮らしは、孤独で酒量が増す。意識して、飲まない日を作らないといけない。
あとは、人の勧めもあって、水をよく飲むことにした。今までも結構飲んでいるが、それ以上に(水分ではなく、本当の水を)。今まで使っていたのは「いろはす」(日本からの輸入品)。最初は、熊本の水だったが、在庫切れで、買えなくなった(暫定的なものか)。日本の水は軟水で、身体に柔らかくて美味しい。水は、日本産だ。あと、前に購入した岩谷ウォーターは、一箱11ℓと大きいので、台所に置けず、扱いに困って、在庫部屋に放置していたが、仕事机の上に置いて、飲むことにした。一箱150元なので、高いなと思っていたが(いろはすの1.5倍)、考えれば、1ℓ当たり200円程度なので、決して高い訳ではない。
週末(今日)は、家の近所からデリバリーを注文。中国のデリバリーは、安くて早くて、本当に便利だ。日本での経験が無いので比較できないが、インターネット情報に基づくと、中国の方が、利便性が大きく上回るように思う。今回の注文は、「醤子」という、初めての日本料理店(不思議な名前)。知らなかったが、平成屋グループで、人気店のようだ。予想以上に良い店。ハンバーグ、鶏唐揚げ、キクラゲ炒めを取って、その一部を食べる(あとは、保管して、後日食べる)。ご飯は自分で炊いた。自宅で食べると、こういうことが出来る(過食が防げる)ので、良い事だ。
旬林で会食
先週のこと(2月25日)。旬林で会食であった。
1年ほど前、日本でマスクが買い占められて購入困難だったころ、中国の友人や部下が、大量にプレゼントしてくれたマスクをずっと使っていた。これは、大変ありがたかったのだが、在庫も少なくなってきたので、使いやすさ・見栄えの良さをポイントに、マスクを買おうと店を回った。そのうちの一つが、呼吸も楽で素晴らしい。喜んでいたが、よく見ると、花粉用と書いてある。これは使えるのか!?などと考えながら、写真撮影。
先に到着したので、突き出しと、筋子の醤油漬けでビールを飲む。なだ万で修業していた大将なので、味は確かだ。
このゴマ豆腐が不思議なおいしさ。一瞬、アイスクリームを食べているような錯覚になる。そして、刺身。
金目鯛とハマチのしゃぶしゃぶ。実は、少し前まで、鰤・ハマチ・カンパチ(脂身の多い白身)が食べられなかった。脂っぽいものが好きではないので、肉も霜降りはだめだし、マグロも中トロよりも、赤身くらいがちょうど良い。ただ、ハマチに付いては、最近、克服した様に思える。あとの難敵は、白子だ。
そして、〆は、とろたくと納豆巻き。満足のいく食事であった。
無料講演会(3月16日・税理士法人山田&パートナーズと共催)
2021年3月16日(火)の14~15時半(日本時間)に、税理士法人山田&パートナーズと共同の税務セミナーを開きます。
先日、共著で、「中国個人所得税の制度と実務」を出版し、これから、「中国企業所得税の制度と実務」を出版します。これに、僕の単独執筆である、「中国増値税の制度と実務(これは、既に2回改定をしていますが)」を合わせて、3部作の出版記念セミナーの形で開催するものです。
詳細はこちらをご参照下さい。
3部合計で1.5時間なので、各位の持ち時間が25分。この持ち時間だと、総花的になるのはやむを得ない面があり、企業所得税、個人所得税は、最新のトピックスを話したいと思います(山田&パートナー各位担当)。
僕担当の増値税は、最後に大きな改定が有ったのは2019年4月で、それを延々と話しても仕方がないので、最終的に、「増値税制度導入から現在までの経緯と、個別トピックスとして、RCEPと加工貿易のコスト比較」を話すことにしました。
「過去の経緯を話して意味があるか?」というご質問に対しては、やはり、現在の制度は、過去からの連続性の上に成り立っています。増値税制度が開始されて27年が経過しましたが、導入時の社会体制・経済基盤は、現在とは全く異なっており、そこで発生した矛盾が、一部未解決なまま残っている部分があります。過去の経緯を踏まえると、その部分、つまり、「なぜ、こんなことになっているんだろう」と、不思議に思うことが、解消するのではないかと思う次第です。
是非、お申し込みください。
お申し込みは、こちらからお願いいたします。
オンライン講演会
オンライン講演会対応の遅れを取り戻す様に、今年になって、既に、6回実施(増値税x3、外貨管理x1、ビジネス講習会x1、あとは、自社主催ではないが日中投促主催)。これからも、毎週1回のペースで、講演が予定されている。
慣れてくると、今までやっていた対面式のものよりも、メリットが多く(資料などを分かりやすいよう、じっくりに説明できる)、すっかり気に入った。もっと早くやればよかったと思うことしきり。オンライン講演会は、PCの前で、延々と話すことになるので、慣れがないと、戸惑うのかもしれない。これに付いては、過去のTV出演とか、Eラーニング教材作成の経験が役に立った。何事も、経験がつながっていくものだ。
これは、日中投促主催講演終了後。旧正月休みの最中だったので、ベルギービールのシメイで一人乾杯した。こんな感じで、すぐ、無事終了のお祝いに直結できるのも、良いところの一つか。
そして、オンライン講演会時の昼食。そして夕食。年齢のせいか、宴席が続くと疲れるようになった。一定割合で、一人飯&粗食を入れないと耐えられない。年齢には逆らえないか!?
春めいてきた(旬林で会食)
旧正月が終わると、上海も春めいてきた。昨日段階(2月23日)の報道では、新型コロナの国内感染例(入国者の隔離期間中を除く)が、一週間連続ゼロになり、中国全地域が「低リスク」となったため、上海の街中の管理も、少し緩んできた感がある。入館に際して、健康コードの提示を求めないビルも出てきた。、
ただ、外国からの入国時の隔離は、一時よりも依然として厳しく、現在、7日+7日(集中隔離+自宅隔離)は、殆ど不可の様だ。2月23日時点で上海市政府と、自分の居住地の居民委員会に確認したが(市政府は詳細を決めていないので、基本は居民委員会の方針に従う)、現時点で、+7日の自宅隔離が認められるのは、ワンフロア1部屋という場合のみという事で、こんなケースはほぼないであろう。勿論、他地域は、14日集中隔離+7日自宅隔離+7日観察期間という様な、1か月近くも隔離になるケースが多く、それに比べれば、上海は寛容だが、何れにせよ、気温の上昇とともに、状況改善&管理状況の一層の緩和が望まれる。
さて、という近況の後は、先週の話だが、「夜、一人で食事をするか。とはいえ、旧正月は、自宅飯続きだったので、どこか行こうか?」と思案していると、友人から誘いが有ったので、旬林に行くこととした。
刺身の盛り合わせと、野菜天ぷら。ここは寿司屋であるが、野菜も結構おいしい。そして、中トロ旨し。
この日は、なぜか妙にウナギのかば焼きが食べたかった。鰻に特段の思い入れが無い自分としては、年に数回しかないことだが、満足であった。
そして、(写真にはないが)日本酒盾野川を飲み、細巻きと、サービスのデザートで〆。
満足した夕食であった。
旧正月休み中(真木乃)
旧正月期間の休みは、2月11日~17日。その期間中、講演準備と執筆活動に没頭していたので(16日は、オンライン講演会が有ったが)、休みが明けると、疲れ切って、ふらふらであった。
とはいえ、期間中の13日には会食も有った。真木乃だ。元同僚との会食だが、これが、送別会になってしまった。
ちょっと、良いめのマスクを買ったので(とはいえ、誰でもつけているようなものだが)、嬉しくて写真を撮る。着け心地は改善したが、眼鏡をかけていると、マスクが曇る問題は解消しない。ついでに言うと、持込用の日本酒と赤ワインを抱えている。
ハマチにタイの白子。ハマチ・カンパチという、脂っぽい白身魚と、白子は苦手であったが、最近、それを克服してきたように思う。タイの白子は初めてだが、美味しかった。
牛肉を追加する。そして、〆はうどんだ。
人事異動の状況を聞くと、見知った方々が、かなり帰国する。寂しい限りだが、これも恒例行事だ。
旧正月
今年は、11~17日が旧正月の休みだ。とはいえ、外国人、中国人共に、帰省する人間が少ないので、店も例年とは比較にならないほど開いているようだ。とはいえ、自分自身は、大晦日の11日と13日の2日間の会食以外は、自宅に引きこもり、仕事に没頭していた。原稿書き、講演準備。そして、16日の、日中投促主催のオンライン講演会。
ちなみに、原稿書きは、かなりの時間を、モノになるかどうかわからない小説の執筆に充てたので、これを仕事というかどうかは、少々疑問の余地が有る。
これは、大晦日。会食終わり、家に帰る道のりだが、やはり、大晦日の夜は、みんな家庭で食事しているようで、人が少ない。
元日の夜は、家で水餃子を茹でて食べる。冷凍食品を買いためてあるので、旧正月は、極力、これで乗り切ろうという作戦だ。水餃子を食べ、ビールを飲みながら仕事をこなす。
13日に、掃除用具、その他を買いだす必要があり、まずは、尚嘉中心の久光を覗く(掃除用具は、最終的に、南豊城の無印良品で買ったが)。一蘭、一風堂のラーメンが有るが、双方200元(3,000円)程度する。高級品だ。結局、隣に陳列してある、30元のマルタイラーメンを購入。
南豊城で買い物を終えると、館内を眺める。すっかり、コニーとブラウンモードだ。
鮨春で会食(実は、昨年末)
昨年末の出来事ながら、初めて鮨春(虹梅路の真珠城)に行った。アップする機会がなかったので、ネタのない本日に。
店の名前は前から知っていて、昔、オバマ広場に有るとき、一度、予約なしで入ろうとしたが、満席で入れず。そのまま行く機会を失っていたが、気にはなっていたので、親しい方との宴席の際に訪問したもの。
数の子が有るのは嬉しい。2年前に、香港で正月を迎えた時、スーパー(イオン・アピタ・そごう)を探しても数の子が見つからず、がっかりした思い出が有る。置いてある時もあるので、タイミングの問題ではあったのだろう。
勢いあまって、子持ち昆布も頼み(数の子と似たような味だというのは気にしない)、刺身、海老の塩焼きと食べ進む。
そうして、寿司に移行。寿司ネタでは、小肌が一番好きだ。この日は、小雪がちらつく寒い日だった。男二人で、日本酒の4合瓶を二本空けて、寿司を堪能する。ついでに、数の子の寿司も頼んでしまう。そして、海胆で〆。良い店であった。
新正月では、年末年始ムードがなかった中国だが、旧正月(2月12日)を前にして、年の瀬感が出てきた。今年は、駐在員も大部分は帰国せず、日本料理店も開いている店が多いので、結構、飲みの誘いが多い。何時もとは違う旧正月。ともあれ、引き続き、頑張りましょう!
NNA中国ビジネス講座連載第900回
毎週月曜日のThe Daily NNAで連載している、中国ビジネス講座が、本日付で第900回となった。あと、2年程度で1,000回を達成できるので、次の目標は、これだ。
2002年1月第1週からの連載開始で、第1回目は、保税区の貿易会社のオペレーションに付いてであった(これからして、時代を感じる)。この連載が、書籍の出版、NHK出演などにつながったので思い出深いし、コンサルティング展開に大いに役立った。
この連載の反響が、有難い事に大きかったので、当初(2002~2003年頃)は、「自分の方が、水野より良いものが書ける」という売り込みが、NNAに結構あったようだ。その中で、自分がここまで続けてこられたのは、知識や体験の羅列ではなく、政策の連続性の確認、法則性の調査(行政機関での意見聴取と実務経験の確認)などを通して、事象を整理・分析するステップを踏んだからだろう。こうした努力は、今後も続ける必要がある。
積み重ねてきた経験が多いのは、この仕事をするに当たって武器になるが、一方、年齢が上がることで、好奇心が薄れたら致命傷になる。好奇心を、どれだけ保ち続けられるかが、今後の自分の課題になると思う。
そして、昨日、ふと思えば、今年は、自分がコンサルティング業務を始めて20周年だ。この仕事に出会ったことで、自分の人生は大きく変わった(良い方に)。色々な出会いに感謝している。
そして、皆様のご支援に、改めて、感謝申し上げます。
自炊
体調回復したら、3日連続宴席だったので、ちょっと疲れた。という事で、自炊。
NNA連載第900回の原稿も書き上げたし、2月16日の日中投資促進機構の講演会のレジュメも書き終えたので、一安心ではあるのだが、この日は、不思議に達成感悪、高揚感が上がってこない。
17時になったら、早々に仕事を終わらせ、家でビール。外に出る気がおきない。
アピタで買った、太めの蕎麦が当たりだった。ざる蕎麦を作って食べて、就寝。