広州・藤鶴で元同僚と日本料理を楽しむ

広州でのビジネス講習会の前夜、元同僚と会食する。
事前に、いま広州の日本料理はどこが美味しいのかと聞くと、「藤鶴ですかね」という回答だったので、そこを予約してもらう。初めての訪問。

アラカルトで、マツタケ、伊勢海老天ぷら、鯵、マグロ赤身などを注文。日本酒は、陸奥八仙が有ったので4合瓶を頼む。
日本酒が700元程度したので、お勘定は2,000元弱。
<
この日、店員の方々(板前さん含む)は、全て若い中国人だったが、全員親切で感じが良い。客を楽しませようと、全員頑張っている姿には好感が持てる。
生まれて初めての中国訪問は1985年で、まだ競争経済が十分浸透していない頃。レストランで注文を取ってもらうのも一苦労で、1ヶ月で7Kg痩せて帰国したがそれを考えると、ここまで変化したのは驚くばかり。
そして、昨今思うのは、街中でも、中国人の若者たちが、かなり礼儀正しく親切だ(当然、例外もいるが、それはどの国でも同じだ)。日本人は、偏見に縛られず、まず中国に行って、現状を見るべきだろう。

最後に、元同僚が11周年のケーキを用意してくれていた。
嬉しいので、何時もは食べないデザートを激しく食べる。

深圳で行政手続き

9月8日(日)の夕方、香港から深圳に行く。
しばらく前に、パスポートを切り替えたので、法定代表人を務めている場所で、登記変更をしなくてはならない。香港IDを登録している香港は別として、上海、広州、深圳、ベトナムでの登記変更が必要。おまけに、銀行登録も変更しなくてはならないので、難儀な事だ(最初に、政府機関登録を変更し、その後、銀行手続ができるので、2回出張が必要)。

翌日(9日)は、朝一で手続をして、広州に移動する必要があるため、前日、深圳泊と決めたもの。香港のホンハム駅(家の付近)から落馬洲まで電車で行き、イミグレを通って福田駅。タクシー乗り場まで歩くと、そこは福田保税区のゲートだ。

その日は、ホテルから一歩も出ず。ルームサービスのワンタンメンを食べると、すぐに寝る。ルームサービスだけあって、2,000円程度の麺だが、まあまあ、気が利いていた。


そして、南山の行政ビル。インターネットで予約ができるし、部下がやってくれるので、20分程度コーヒーを飲んでいれば終了する。現場での作業は簡単で、単なる行く手間だけ。

しかし、香港から深圳に着くと、平和でほっとした。
こんな日が来ようとは、20年前には、予想もしなかったことだ。

鮨琥珀(香港・中環)で寿司をご招待頂く

香港・中環に新しくできた、「鮨琥珀」にご招待頂く。

先日、紹介した上環の「谷川」もそうだが、良い鮨屋、割烹料理が、新しく香港に開店している。嬉しい限りだ。

蔵六鮨で握られていた方という事で、非常に丁寧な仕事をしている。良い鮨は、軽くて味わいがある。

メニューは、HK$2,980とHK$1,980のお任せのみ。
当初は、HK$2,980一本だったようだが(この取材では、HK$2,980のお任せ一本と出ている)、その後、HK$1,000安い価格のものを加えたとの事。今回頂いたのは、HK$1,980の方だが、分量の違いで質は同じらしいので、僕の食欲だと、これで十分(というか、十二分)。

僕としては、HK$1,980のコースができたことで、この店が選択肢に入った。日本酒を飲んで(一般より良く飲むので)、酒代がHK$800程度と想定すると、一人HK$2,800(4万円程度)。ぎりぎり接待に使えるが、HK$ 3,800(5.5万円)だと、2人で11万円なので、これは難しい。このHK$1,000の差は大きい。大儲けしている会社なら違うだろうが。

香港で鮨を食べると、ネタを日本から空輸しているので、当然、価格は日本より高くなる。それは辛いが、美味い料理店が多いのは、感謝せねばならなかろう。

そんなこんなで、美味しく寿司を食べ、新潟の鶴齢、あと銘柄を忘れたが佐賀の日本酒(これが、思った以上に美味しい)を飲みながら会食。以前、日本で、押しつけがましいミシュラン店(鮨屋)に行って辟易したが(そういう店は、僕的には論外だ)、そういう雰囲気は無く、楽しく食事ができる。

最後の巻物は干瓢。干瓢嫌いの僕が、初めて美味しいと思った。濃厚な味わいに、ワサビが上手くアクセントをつけている。

そんな感じで、満足して食事を終える。

尖東のウールームールーで物思う

9月5日の事。本当は休肝日にする予定だったのが、諸般の事情でメンタル悪く、どうしても酒が飲みたくなり、友人を誘って、会社付近のwooloomoolooで食事をする。
昨今の香港情勢もあり、街中は非常に人が少ない。

wooloomoolooは、先日行った、湾仔の店とメニューは同じだが、湾仔店の方が、全体的に美味しい。一方、尖東店は、外の席に座ると、海風を感じながら食事ができるという良さがある。

何時もは、車も多く、店も満席な状況だが、本当に人のいない香港。このままデモが続けば、数年で、香港の経済は深刻なダメージを受ける。
今のままでは解決の目途はつけにくい。政治と経済のはざまで、人々の心はどう動くのか。思いは尽きない。

バトラーにて、リアル開業記念日を祝う

9月4日がリアル開業記念日。香港のバー・バトラーで祝う。
というか、今まで祝った事は全くなく、酒を飲みたい口実の様なものだったのだが。。。
2008年8月31日に丸紅を退職し、9月1日はフリー。そして、9月4日に、事業パートナーの中小田社長(NAC Global)名義で、HK$ 1で作っておいてもらった会社を買い取って、社長になったという経緯。つまり、2008年9月1日~3日の3日間は、失業者だったわけか!?という事になる。

そして、開業記念パーティーは、NNAが「中国ビジネス講座」連載300回記念の名目で開いてくれた。その連載も、今では830回を超過している。
その会場が、Yuzenというバーで、現バトラーのオーナーバーテンダー内田さんが、雇われ店長をしていた店。そんなこんなで、色々な人間関係が絡まる。

ここのパスタは、なかなか美味しい。

そして、抹茶を使った、芸術的なカクテルをプレゼント頂く。

11周年記念(上海にて)

9月1日の起業記念日を控え、8月30日に上海に移動する。
丸紅最後の日は、上海のシャンパンバーだったが、ここがもうないのは残念だ。
香港のキャセイラウンジで麺を食べる。美味しいのだが、つゆそばが食べたかったが、つゆなし麺だ。メニューの表記が簡単で、egg noodle with porkとしか書いてないので判別付かず。その程度は、書いてほしかった。

9月1日は、恒例のドンペリロゼ。なんで、毎年飲むかは、何度も書いたので省略。
ともあれ、皆様、変わらぬご支援、心より感謝致します。
状況変化の激しい中国、香港ですが、変わらず、この地に足を据えて頑張ってまいります。
引き続き、何卒、宜しくお願い致します。

そして、9月3日に香港に移動する前に、真木乃で会食。
料理の写真は撮り忘れ。〆のウニご飯だけ。美味しかった。

香港・銀座大倉で寿司を食べる

暫くブログ更新が止まっている間に、上海に移動し、11周年記念日を迎え(ご支援頂いている皆様。誠に有難うございます)、また香港に戻ってきました。その前の出来事ですが・・・

久々に寿司・銀座大倉に行ってきた。この店は、オフィスに比較的近いのと、美味しい寿司を食べさせてくれるのは知っていたけれど、いつもご招待頂く方だったので、料金が分からず、自発的に行かなかった。かつての、インターコンチネンタルホテル(旧リージェントホテル)に有った銀座のイメージで、高いであろうと勝手に想像していたが、思っていたよりはるかに良心的。これからは行く頻度を上げよう。

照明の関係で、僕の携帯で写真を撮ると、色合いが悪くなってしまうのだけど、美味しいかつお、牡丹海老、牡蠣、小肌などなどを頂く。お任せではなく、好きなものを握って頂けるのも良い。

という事で、楽しく飲んだが、接待相手は焼酎を飲みすぎ、路上で転がっていた。

香港・湾仔Wooloomoolooでステーキを食べる

香港の状況が混とんとしてきた。メディアでは、当然のように、中国の影響が取りざたされるが、どうも、この混沌は、香港自身の問題(自己解決機能の欠如とでもいうか)という面が大きいのではないか、という気がする。明らかに、変な方向に動いている。詳細は、講演会で話したい。
さて、それはさておき、丸紅香港の後輩たちと、湾仔のWooloomoolooで食事をする。尖東のウールーはよく利用するが、湾仔店は初めてだ。
洒落ていて、尖東店よりグレードが上という感じ。

相手は3名。内1名は初対面(赴任して間がない)だが、彼から、僕が昔に書いた半生記(中国コンサルタントができるまで)を見せられ、「丸紅香港で引き継がれている本ですが、いま読んでいる最中です!」と言われる。これは嬉しい。
因みに、アップデート版は、ウェブ(NNA jobwireのHP)で無料公開していますので、ご興味のある方はこちらをご覧下さい

和牛カルパッチョとガーリック海老(両方美味しい)。

ホタテ貝とオニオンリング。そしてステーキ。撮影角度の関係でステーキが小さく見えるが、これで450g程度。
因みに、後輩の一人が、フアーウェイの携帯電話を使用しているが、明らかに僕のアイフォンより写真が綺麗だ。僕の3台の携帯(香港、日本、中国本土)は、全てアイフォンだが、中国本土のものはフアーウェイに変えようと思っている。ただ、全然壊れないので(まだ使えるうちに交換したいと思うほどの欲求ではない)、交換できるのは、あと2年くらい先か。

僕的には、これで終わりで良いと思ったが、みんなはまだ足りなさそうで、340gのステーキを追加。

更に、みんなは、一人1個のデザートを平らげる。気持ちの良い食べっぷりだ。
そんなこんなで、楽しい食事であった。

香港・オフィス付近でスイス料理(スイスシャレ-)

土曜日。香港の街を歩いた後は、オフィス付近のスイス料理に行く。この店に行くのは2回目(5~6年ぶり)。
スイス料理は、日本で1回(大学時代)、香港で3回目だが、いままで、あまりおいしいと思ってこなかった。注文方法が、いまひとつよく分かっていなかったというのが理由かもしれないが。

という事で、メニューを事前研究して臨んだ、人生4回目のスイス料理。この店は、香港では有名な店だ。

このチーズの前菜が絶品だ。
熱くしたプレートにラクレットチーズを薄く敷いて溶かし、これにピクルスを絡めて食べる。また、チーズフォンデュは、今まではオリジナル(パンと野菜のみ)を頼んでいたが、肉を足したのが良かった。

という事で、大変美味しかった。
今までは、自分の研究不足。やはり、何事も事前準備が大切だ。

食べ終わって、オフィスの入っているビルを見上げる。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ