伊勢神宮参拝は、今年で3年目だ。
大阪から近鉄特急とタクシーに乗り継ぎ2.5時間。参拝30分。そしてまた2.5時間かけて大阪に。まさに駆け足の参拝で、移動中は、ずっと仕事。電車は空いていてよかったが、揺れに揺れてPCを打っていると気持ち悪くなる。とはいえ、急ぎの仕事は済ますことができた。
この日は曇り。五十鈴川が靄でかすんでいて、幻想的だったのが印象に残る。
17時にホテルに到着して、すぐに飲み始めようかと思ったが、目をつけておいた付近のレストランは、全て18時以降に開店するようだ。立ち飲みのワインバー(18時半開店)に後ろ髪をひかれつつも、空腹で1.5時間待つ余裕がなく、やむなく、何時ものホテル最上階のレストランに(シティプラザホテル14階の竜宮)。
味は可もなく不可もなく。ここの魅力は、(大浴場のフロアにあるため)大浴場に浸かって、そのまま直行できる事だが、この日はその余裕もなく食事をする。串揚げは、まずまず。18時には食事を終え、部屋に戻って21時に就寝。疲れはよく取れた。
恵州での講演会と日本移動
7月12日に恵州で講演会を終わらせると、その日のうちに香港に戻り、翌日日本に移動。
恵州の講演会では、1.中国の日系企業の概況(JETRO調査と広東省政府のヒアリングをもとに現状を説明) 2.景気刺激策(減税政策の説明) 3.企業移転の手続を解説する。
1部の日系企業動向は、JETROが1,624社の在中日系企業のアンケート調査(有効回答は756社)をベースに解説する。今年2月に取りまとめたものなので、米中経済摩擦が本格化する前の数字であり、これは割り引かねばいけないのだが、それを踏まえても、想像したよりも良い数字で、少々意外であった。損益状況は84.8%が黒字(収益均衡を含む)で、前年度の82.7%より改善。
今後1~2年の事業計画は、拡大48.7% 現状維持44.8% 縮小5.1% 他国への移転1.5%という数字。
拡大という回答は、前々年度40.1%、前年度48.3%から増加を続けている。
意外に思った理由というのは、中国にいると、中国の技術進歩とともに、日本企業のステイタスが相対的に下がっているのを実感する(日本製だから売れるという時代ではなくなっている)。
同時に、今や世界トップクラスの厳しさの環境基準や、高付加価値要求などにより、移転を余儀なくされる企業が多く、ここ数年、広東省で最も多いご相談は、企業移転だ。
また、2012年の反日騒動以降、日本のメディアは、基本的に、中国経済を悪い様に書く傾向にあるので、中国にいない方も、日系企業がこの様な状態にあるというのは、やはり意外だろう
ただ、756社の生の声であるだけに、日本企業は、苦境の中でも、まだ頑張っているという状況がうかがい知れる気がした。
これは、香港から日本へ移動した折の機内食。今回は、僕の口には、いまひとつ合わなかった。来月に期待だ。
15日に大阪移動。元蝶理の井上中国総代表と会食。良い感じのおでん屋と蕎麦屋にお連れ頂き、軽快に盃を重ねながら、歴史、文化の話で大いに盛り上がる。
翌日は、大阪商工会と打ち合わせ後に、恒例の伊勢神宮参拝。車中で昼食を食べるので、ホームで焦って探したが、コンビニ弁当か柿の葉寿司しかなかった。さすがに、大阪まで来てコンビニ弁当を食べるのには抵抗が有ったので、柿の葉寿司を買う。
広州で会食(建国酒店の中華)
7月12日に、恵州で講演(恵州日本商工会・広州JETRO主催)を引き受けたので、前日に広州入りした。パスポートを変えたので、上海、広州、深圳、ベトナムで、パスポート登録を変更しなくてはならない(香港はIDで登録してあるので不要)。複数の法定代表人を兼務すると、パスポートの切り替えも楽ではない。
という事で、広州では、銀行と税務局でのパスポート情報の登録を変更した。
宿泊は建国酒店だったので、夜の宴席は、ここの中華を初めて使ってみた。あまり期待していなかったこともあるが、予想以上の美味しさで満足する。
値段相応
ちょっとドタバタしており、ブログがしばし止まってたので、これからキャッチアップします。さて。
先日、まだ更新して3年半しか経過していないパスポートを切り替えた。これは、ちょっとした理由で、パスポートの一部が損傷し、スキャンができなくなったため。
この損傷とは直接関係ないのだが、前のパスポートに関しては、最初から軽い問題が生じた。前から、このパスポートカバーを使っているのだが、すぐ使えなくなる(普通の方よりパスポートを携帯する頻度がかなり多い事も理由だが)割には、1,000円するのは、ちょっと高いと思い、400~500円のカバーを試してみた。そうすると、ズボンのポケットに入れているだけで、やたらと表紙がゆがむ。このまま使ってると、数年で表紙が千切れるなど危機感を覚え、1,000円のものに戻したら問題解消した。何事も値段相応。このカバー(写真のもの)を見るだけでは、ここまでの機能があるとは分からなかった。こうして、一難去ったと思っていたら、また一難だったという次第。
関係ないけど、これは、香港のオフィス付近(K11)で食べた担々麺。可もなく不可もなく。
バー2軒(続けることは、素晴らしい)
かなり引きづっているけど(同じ日ながら3回目の掲載)、深圳から電車(MTR)で香港に付くと、そのままタクシーでバーSEEDに。
やはり、最後に落ち着いて1杯飲みたい気持ちが勝った。
SEEDは、2003年(おそらく)に出来た時から通っている。独立起業の時など、ここで一人で思い悩んだ。楽しい時も、辛い時も、ここで飲んだので、その思い出がたくさんある。
そして、日が変わって、上海に移動。新錦江ホテル付近の、Yesterdayというバーに行った。
ここは、22年前に、他人に連れて行ってもらって以来の2回目。その方(出張者)は、「昔、上海駐在時代に通っていた店」と言っていたので、おそらく、30年近く前からあるのだろうか。
変化の激しい香港、上海で、長く続けるという事は素晴らしい。
深圳でイタリアンを食べてから香港へ
(更新に間が空きましたが、前の投稿と同じ日の出来事です)
英国式居酒屋が、ちょっと、その日の気分に合わなかったので、洋食を探して街をさまよう。
携帯の地図で探しながら歩くが、結局、「pubは断念してイタリアンで行こう」と、シェラトンホテルにたどり着く。
プレセッコとピザ。とりあえず、講演の疲れが癒される。
食事を終えると20時。
福田区での食事だったので、しばらく前にできた高速鉄道に乗ろうと駅に行くが、チケット予約をしていなかったので、1時間後の電車しかないという。「それまで時間はつぶせんな・・・」と思案の上、福田口岸まで行き、何時ものMTR(旧KCR)で香港に。
新しくできた高速鉄道だと、深圳(福田)・香港(九龍)間が15分。従来の鉄道が40分程度かかるので、これはすごい短縮だが、従来の鉄道は、時間を気にせず、着た電車に乗ればよい。また、ホンハムに住んでいる僕とすれば、香港到着後、歩いて5分で帰れる従来の鉄道と、電車の取り換えがある高速電車(20分程度はロスタイムがある)では、到着後の手間が違う。
それを考えれば、深圳は、まあ、従来通りの交通手段で良いかな、と思ったものであった。
深圳で非居住者課税セミナー登壇
2019年7月12日に、恵州でJETROと恵州日本商工会主催のセミナーを引き受けたため、レジュメを作成していた。広東省の日本企業の現状を話して欲しいという事で、JETROの実態調査報告書(アンケート調査)を眺めていて気付いた事があるのだが、これはまた後日書く事として、先ずは、6月26日に深圳で行った、非居住者の個人所得税課税セミナーの報告。
このセミナーは、業務提携先のアナシス主催。広東省は、香港から往来する出張者が多い状況を踏まえ、個人所得税制度変更、ビザ制度を解説したいというご依頼を受け、引き受けたもの。確かに、深圳であれば、香港から毎日通勤する事も可能。この点、他地域とは異なる特殊性がある。
会場は、深圳駅近辺の富臨飯店。約100名の会場満席のご参加を頂いたが、皆様熱心で、楽しんで講演できた。
講演が終わると、その日はpub気分。深圳の斎藤総経理にそう伝えると、「福田で見かけたことが有ります」と言って、連れていってくれた店に入る。看板には「英国式」という文字が見え、「やはりそうですよ!」と斎藤氏は、してやったりの表情だ。
が、メニューを見ると、料理は焼き鳥、刺身などで、どうにもpubっぽさがない。サービスは良いし(店員さんは、皆親切だ)、出てきたビールは美味しいが、「ちょっと、今日の気分とは違うな」と店を変える事にする。
外に出て改めて看板を見直すと、「英国式居酒屋」と書いてあり、「こういう事か!」とびっくり仰天。
という事で、気分にあった店を探して歩き回る事に。
成田から香港に
あわただしいスケジュールをこなして、今回の日本出張は終了。
今年に入り、税制改正が相次いだ(個人所得税、増値税、企業所得税の減税措置など)ので、移動を減らして法律の読み込みと分析に没頭したが、やはり、あわただしいスケジュールに身体が馴染んでいるので、その方が、却って体調が良い。また、面談でも会食でもいいので、人と会って話をしないと、ビジネス・経営の発想も生まれにくい。
今まで、本能の赴くままに行動していたが、それでよかったのだという事が分かった、2019年の上半期であった。
成田空港のラウンジに到着したのは14時。18:10発便なので早い到着だが、JETRO広州・恵州日本商工会主催セミナーのレジュメ期限が出発日だったので、黙々とラウンジで仕事する。
一息ついて、寿司バーの寿司と一品料理。
JALラウンジの寿司バーは、数年前(出来立ての時)に2~3回食べて、鮮度が悪いと敬遠していたが(その後は、全く食べなくなった)、久しぶりに食べてみた。改善がみられ、なかなか美味しい。無料で食べさせてもらってえらそうなことを言ってはいけないが、仕事が片付いた心地よさもあり、満足感があった。
北陸出張終了
富山・長野の出張が無事終了。ハードながらも楽しい2日間だった。富山駅で駅弁を買い、食べながら東京へ。
駅弁は比較的濃いめの味付けが多いが、これは上品な味付け。当たりであった。
ステップワン2(会計税務編)改訂版完成
今年2冊目の本が完成。
4月に出版した「中国ビジネス担当者マニュアルステップワン」の改訂版に続き、「ステップワン2」の改訂版。来週販売開始予定。
次の本(中国増値税の制度と実務・改訂版)の原稿は書きあがっているので、これは、8月発売開始を目途に出版準備をします。書籍は、アマゾン、紀伊国屋書店、八重洲ブックショップ等で購入できます(香港は、そごうの旭屋書店にて)。
宜しくお願い致します。