2019年9月27日に、東京(都市センターホテル)で、香港貿易発展局主催セミナーが開催され、そこで基調講演を行います。
なかなか難しい状況にある香港ではありますが、そこに居る者として、香港の現状と将来を解説する予定です。
ご興味ある方は、こちらからお申し込みください。
土曜日の香港
週末を香港で過ごす。
金鐘にある行きつけのテーラーでスーツを作ったので、フィッティングの必要があり、土曜日の夕方、まずタクシーで金鐘に。
10年以上通っているので、既に身体のサイズは十分把握してもらっており、かかった時間は10分程度。
尖沙咀の宴席には、まだ1時間半の時間があるので、のんびり中環まで歩き、そこからスターフェリーに乗る事にする。
人が歩いていない。これほど寂しい香港は初めて見た。SARSの時の方が人が出ていたような気もする。勿論、週末のオフィス街という点はあるのだが、それでも特別だ。
尖沙咀側に来ると、さすがに、それなりの人はいるが、やはり少ない。商業活動には少なからぬ影響を与えていよう。
香港・和家(なごみや)でおでんを食べる
香港空港に到着すると、帰宅して着替え、丸紅時代の先輩と会食に。この先輩は、台湾研修生時代に、空港に出迎えに来てくれたり(その時が初対面。3人の研修生が、3人の新着研修生を、交代で迎えに行った)、仁愛路x敦化南路の部屋を譲り受けたりしたのがそもそものきっかけ。
そこから、1998年に香港で一緒に仕事をする事になり、昔、丸紅香港が中山市に保有していた約5億円の不動産を一緒に売りに行ったり、香港の事業会社の立て直しや整理をしたり、はたまた、炎天下の倉庫で膨大な在庫を実査してぶっ倒れたりと、色々な経験を共にしたのが懐かしい。
会食場所に選んだのは、銅鑼湾の和家。
僕は、おでん自体には特段の執着はないのだが、ここのおでんは別だ。特に、半熟卵のおでんは絶品。
また、梅水晶、酒盗チーズなど、酒のつまみも気が利いているし、日本酒も、ばくれんが飲めるのが良い。
そんなことで、2人で日本酒を8合飲み、料理を楽しみ、また、思い出話を笑いながら語らう。人の縁とは面白い。
上海虹橋空港の茶餐庁で出前一丁を食べる
香港に移動する前、上海虹橋空港の茶餐庁(香港風の庶民的なレストラン)で麺を食べた。心がはやったか?
普通のワンタンメン、BBQ麺などに加えて、公仔麺(インスタントラーメン)があり、英文記載を見ると、Demae Iccho(出前一丁)となっている。よく分かっている。香港の即席麺と言ったら、出前一丁だ。
こんな朝食を、30代の頃はよく食べた。今は、基本、朝食は食べない(若しくは、スープ程度だ)が。
麺の硬さが良い。以前(10数年前)、日清食品香港のインタビューで、「香港では即席めんを茹でずに、お湯だけかけて食べる習慣があるため、進出時、それに合った麺を開発するのに苦労した」というのを見たことがある。これも茹でてないのか!?と一瞬思う様な固茹で。
ただ、昔よく行った、海富中心(アドミラルティセンター)GFの茶餐庁では、目の前で、出前一丁を容器に割入れ、お湯だけかけて出してくれた。それよりはるかに美味しいので、茹でてはあるのだろうが、何やら郷愁を感じる麺の硬さ。
全部は食べられなかったが、満足して搭乗ゲートに移動。
久しぶりに香港到着
7月下旬より、香港⇒上海⇒日本⇒上海⇒香港という形で動いたので、3週間ほど香港不在期間ができてしまった。そしてその間に、治安状況が悪化するなどの事態が生じ、色々な意味でのイラつきや不安が有ったが、ともあれ、「やっと戻ってきた」というのが香港空港に降り立った最初の印象。
取りあえず、空港・街は機能を戻している。ただ、治安面での問題は、今後も続くだろう。詳細は、今年9月(香港、広州、上海)と10月(日本)で予定されている、クライアント様向けビジネス講習会で解説するが、何れにしても、双方の立場、社会体制の違いからくる齟齬で、全員が満足する回答はあり得ない。
とはいえ、1985年に初めて香港を訪問し、ここで仕事をしたいと思った事から、今の自分の活動は始まった。返還直前(1997年4月に)駐在を開始し、その後、22年間この街で暮らしている。アジア金融危機の景気停滞やSARSの恐怖も、この街で経験し、それを乗り越えてきたから今がある。香港に戻ると、こんな時でも、不思議な安ど感と感慨を覚える自分がいるのは確かだ。
バー・バトラー銀座店(Butler Ginza Branch)に行く
香港で行きつけのバー・バトラーの銀座店に行く。
2回目の訪問だ。オーナーの内田さんとは、15年来の付き合いなので、「何日に行くので、日本側に連絡しておいてくださいね」とお願いしての訪問。
香港は2フロアーある、なかなか大きな店だが、銀座店はカウンター8席と。こじんまりしている。時間が早かったのか場所柄か、他の客(2組)は西洋人だった。
バトラーは、諸般の事情から、1年弱前にバーテンダーが変わった。それが良かった。僕好みのカクテルが飲めるようになり、これなら何度でも来たいと思う感じだ。去年の訪問とはずいぶん違う。
この日は、ビール(マスターズドリーム)、僕の好きなブルーベリーマティーニ、そして巨峰を使ったシャンパンのカクテル。満足して会食に向かう。良い空間であった。
日本出張もあと2日
先日、告知した9月(日本は10月)のクライアント様向けビジネス講習会は、今回は、NNA購読者の方も無料招待させて頂くため、日本、香港、上海会場は、告知当日に、既に定員を超過する申し込みを頂いた。これは、会場の拡張、レイアウト変更などにより、受付を継続させて頂いていますので、ご興味のある方は、お早めにお申し込みください。
1997年4月から香港を見続けている立場から、香港の今と今後を。そして、中国・ASEANの日系企業の現状、ビジネス状況、米中貿易摩擦の影響。更には、9月1日より発行する日中社会保険協定の影響など、2時間で解説させて頂きます。
さて、話変わるが、ひょんなことから、来年2月にバンコクに旅行に行こうかという話が進みだしたが、そんな話をしていると、タイヌードルが食べたくなり、オフィスの下のタイ料理屋で食べてみる。パクチーの量がすごい。好きなので大丈夫だが。
そして、夜は、クライアント様にご接待頂く。
撮った写真はこの1枚だけだが、楽しく日本酒を飲み、2時間で効率よく酔っぱらった。
おたる水族館は興味深い
札幌の電車のつり革だが、おたる水族館の広告に目が釘付けになった。
・トドの岩登り全真相解明
・「自由すぎる?ペンギンショー」その実態
・特別展「蛸(たこ)」
この週刊誌を模したアイデアはなかなかだ。
心を惹かれて、つい訪問してしまう人が出てくるに違いない。
担々麺専門店の注文で悩む
札幌から東京への移動日に、札幌駅でふと入った担々麺専門店は、まったく知らなかったが、結構有名な店のようだ(175°DENO担々麺という店)。
料理は、基本的に担々麺1種類しかないのだが、この注文がかなり難しく、券売機を眺めてしばしうなる。清湯・白湯ベース、白ごま・黒ごま・汁有り・汁無し、辛さの段階、しびれの段階、トッピング・・・
客が少なかったからよかったが、行列状態だったら、パニックを起こしていたであろう。
ただ、落ち着いて注文できた割には、選択が全部裏目に出た。
特に、しびれ好きを過信して、花椒を入れすぎたのが致命傷。辛くて痺れてかなわない。
結果として、散々ね思いで食べ終えたが、味に付いてとやかく言う前に、もう一度いって結論を出そう。
札幌発祥だが、東京にも結構店舗があるようだ。
隣の人が食べているもの(美味しそうだった)を見るに、汁無し、白ごま、白湯、辛さ1、しびれ有り(増さない)というのが正解な気がする。
札幌1泊・サッポロ・ビアガーデンに
名古屋中部国際空港から札幌に。
札幌は1泊で、宴席参加のための訪問。札幌に来たからには、ビアホールでジンギスカンだと思い立ち、アレンジいただく。
初めてくるサッポロビールのビアホール。
羊に付いては、まったく抵抗がない(臭みも感じない)ので、美味しく食べた。思い出せば、ヨルダン、シリアで、毎日アラビックを食べたときも、美味しいと思いこそすれ、特に、抵抗は感じなかったな。
2時間の食べ放題・飲み放題で4,000円。もとは取ったと思う。
札幌の夜は更け行く。