福岡空港の立ち食い蕎麦(越境Eコマース)

日本から香港帰任後(夜便で香港到着)、翌日北京移動(2泊)、翌々日に上海移動(2泊)、また帰任の翌日に台北移動(2泊)、その翌々日にまた日本というスケジュールで動いており、ブログ更新が遅れていました。
という事で、結構前の話ですが、福岡から東京に移動する前に食べた立ち食い蕎麦。

立ち食い蕎麦と本格的な蕎麦は別物で、立ち食いそばが食べたいときは、どんなに美味しい本格蕎麦でもだめ。その逆もまた真なり。この日は、到着出口の目の前にできた蕎麦屋を試してみた。これで900円。立ち食いソバ気分だったので、まずまず満足。

そういえば、越境Eコマースの猶予期間延長の方針が決まったようだ。
化粧品、食品、サプリなど、特定物品の対中国輸出(中国での輸入)には、国家食品薬品監督総局での備案が必要で、これには通常、1年以上の時間がかかる。2016年4月に、越境Eコマースでもこれが義務付けられたのであるが、この様な手続の所要時間を考慮し、今年の年末まで実施が猶予されていた(最初は、2017年末までだったが、途中で延長された)。いよいよ、備案待ったなしという感じだったのが、再度、延長される方針が発表されたのは朗報。ただ、何れにせよ、手続には長い時間がかかる事を考慮し、備案対象物品を販売したい場合は、早めに準備をする必要が有るのを念頭に置くべきだ。

博多でスープカレーを食べながら

開業10周年。とはいえ、この仕事(ビジネスコンサルティング)をはじめて17年が経過しているので、コツコツと積み上げてきたものが実を結んでいるのか、非常に堅調に契約を頂いている。
実直にやってきたことを評価いただいている部分もあるかと思うし、総花的な動きではなく、この分野は強い、という部分を明確に打ち出してきたのが、奏功している様に思える。
これも、クライアントの皆様に感謝致したい。

今回の福岡では、エクセル東急ホテルに宿泊したのだが、隣の映画館の1階にあるカフェで、昼食を食べた。食事は、スープカレー1種類とホットサンド1種類しかないとの事で、お勧めのカレーを頂いたが、思った以上に本格的。料理もおいしかったが、店をやられている女性(上品な年配の女性二人)が、本当に良い雰囲気で、話をしていると癒される。
雑談をするためにでも、また行きたいなと思う店だ。
人間、良い様に年を重ねるというのは、なかなか難しいが、そうありたいと思ったひと時であった。

九州散歩

日本到着後、福岡に行く。
福岡は、人も良く、食事も美味い。それで、ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎる。
という訳で、体重維持のために、この日は、中州から面談先(大手門)まで、徒歩で往復。その後、丸紅の元同期と西新で会食となったので、中州からまた歩いて出かける。そんな事で、この日は2.2万歩歩く事に。


丸紅の同期入社は107人(総合職)。その内、まだ88人会社に残っているようだから、会社を辞めた僕たちは、少数派という事になる。なんだかんだ言っても、良い給料をもらっていたので、これを辞めるというのは、よほどやりたい事(仕事)があるか、変わり者という事になるのであろうか!?


西新はサザエさんの街で売り出しているようだ。
朝日新聞時代ではなく、フクニチ時代のサザエさん。これは懐かしい。

日本移動

11月10日に香港から日本に移動。10日間の日本滞在。
仕事は順調で、また、頂いた質問にも順調に回答しているので、楽な気持で過ごせるのが良い。
ただ、宴席続きで、胃腸に負担がかかっていたので、移動日を含めて3日連続、食事軽めで酒も抜いた。やっと体が軽くなった。

搭乗前にキャセイラウンジの担々麺を食べる。ワンタン麺の方が味的には良い気がするが、担々麺も、それなりに癖になる味だ。

自炊編(鉄板ナポリタン)

11月10日の日本移動。その前日は、オフィスで面談が1件だけ。
比較的早めに帰宅し、ささっと洗濯を終わらせ、鉄板ナポリタンを作って、早めに就寝。

一人暮らしが長くなると、自炊も洗濯も苦にならなくなった。
というか、自炊(食器洗いも含めて)は、かえってストレス解消という位置付け。勿論、自炊(家飯)が続くと、気分がふさぎ込みがちになるので、適度な外食は必要だが。
鉄板ナポリタンは、1年ぶりに作ったのではないか。
子供の頃、母親が作ってくれたイメージから、20代の台湾留学の時も、香港でも、鉄板を買った。
ナポリタンも、卵をひいた鉄板に乗せると、妙に美味しくなる。懐かしい味の一つ。

本の改定

2002年4月に最初の本(中国ビジネス投資Q&A)を出版して以来、16年で30冊以上の本を出版した(改定版を含む)。
ただ、どうしても今年は書く気力が湧いてこず、1冊も出さない初めての年になりそうだ。
僕は、書きだすとかなり早く仕上げてしまうのだが、執筆は、書く気力が湧いてくるのを待たねばならず、ここが自分でも読めない部分がある。

ただ、「中国ビジネス担当者マニュアルステップワン」1&2と、「中国増値税の制度と実務」の改定原稿はほぼ終わったので、来年1~2月に、3冊出版できそうだ。
増値税の本は、2016年5月の営改増完了(営業税の廃止と増値税一本化)前に書いたので、そもそも、改訂版を出さないといけない状況。ステップワンの2も、増値税に加え、個人所得税が大きく変わるので、改定は必至(実施細則が施行されないと書けない部分があるので、そこだけ改定作業待ち)。
という事で、随分、お待たせしていましたが、もう少しだけ、お待ち下さい。

2泊の上海出張

11月6日から、2泊で上海出張。保税区域が絡んだオペレーションのご相談があるのと、宴席2件。
商流(ビジネスモデル)の組立も、保税が絡むと、人民元 or 外貨という決済の問題。税関管理の問題。税務の問題が絡むので、通常に比べて格段に複雑になる。これを苦手とする専門家が多いのだが、これは、僕の得意分野の一つ。

空港のラウンジでは控えめに。最近、ラウンジでは、ワンタンメンをよく食べる。

飛行機は順調。輸入博覧会の真っただ中なので、ディレイを心配したが、30分程度の遅れだけ。
そして、入国審査、街中への移動もスムーズで、ロスタイムが無かったのは有難かった。

因みに、JETROのHPには、「CIIE(中国国際輸入博覧会)の企業エリアに日本から出展したのは約450社・団体、出展面積は約2万平方メートルだった。日本は全体(3,600社・団体)の1割強を占め、172カ国・地域の中で最大規模となった」との記載。
僕が20代の頃は、中国と言えば輸出交易会。日本はバイヤー側という位置付けであったが、2000年頃(僕がコンサルティングを始めた頃)は、中国でのモノづくりの関係から、逆見本市(調達したい部材の展示)が話題になった。そして、今回の様な輸入博覧会(日本は売り手側)。時代の流れを感じる。

ディケンズバーと週末の家飯

11月2日(金)は、香港で、クライアント様向け定例ビジネス講習会。前の週の上海、3日前の広州と同じ内容。
4か所で同じ内容を話すというのは、内容が同じなので楽という部分と、だんだん飽きて話すのが辛くなるという部分の両方がある。ただ、2012年から始めて、定着した行事(隔月で4か所開催)になっているので、しっかりと良い内容の講義をしたい。
これは、反日騒動の混乱の折、クライアント様のご要望を聞いて始めた企画で、最初は、自社の会議室(6人キャパ程度)から始め、徐々に聴講者様の数が増え、今では、毎回100~150名様の参加(合計)を頂いている。
やはり、「聞いて良かった。役に立った」と思って頂いてこそ、また聴講頂けるので、毎回全力投球で行きたい。

そんな訳で、話し終わると、エクセルシオールホテルのディケンズバーで、クラフトビール。ここは、香港地ビールが数種類有るし、料理も美味しいので重宝している。

そして翌日は、家で食事。前日(講習会の日)を除くと、一週間一人の食事が続いていたので、メンタル的に弱っていたが、前日は、友人との食事で、本当によく笑った。おかげで、すっかりメンタル回復だ。
マカロニサラダを作り、クレジットカード会社から誕生祝にもらった赤ワインを楽しむ。

そして、この日も雲丹。そして、肉だ。

スーパーの雲丹

先週の事。
2日間の広東省工業区巡り&講演会で疲労困憊し、その後数日間はぐったり。まあ、ここ暫く、毎日の様にジムでトレーニングをした疲れもあるのかもしれないが、何れにしても、体力の衰えは情けない。まあ、年齢だから仕方がないと割り切り、その後数日は、家で食事。

スーパーで雲丹を買うと、HK$200-250程度。外食すると、平気でHK$1,000-2,000使ってしまうのに、スーパーで、HK$50程度の刺身の中にHK$200の雲丹が紛れていると、これは高いと腰が引けてしまう。面白いものだ。
そんな感じで、香港赴任以来10数年買わずに来たが、数年前に、一度買ったら病みつきになった。

1回の食事では食べ終わらないので、夜に酒のつまみにすると、次の日の昼は、こんな感じの雲丹ご飯にできる。
こんな感じのおとなしい生活を送りながら、体力の回復を待つ数日間であった。

広東省開発区廻り

10月29日は、香港から深圳に移動し、深圳の開設区で打ち合わせ。その後、広州へ移動。翌日は、朝一番で恵州に出かけ、打ち合わせ後、広州に戻り講演会。その後、夜の電車で香港に。
そんなスケジュールだったので、夕食が食べられたのは、両日、夜9時半以降で、空腹と疲労を抱えながらの夜移動であった。
10年前までは、当たり前の日常だったのだが、だんだん身体に堪える様になってくる。軟になったな自分の身体。
そんな気持ちでいっぱいだ。

それはさておき、29日の夜に、広州・天河区にある「来々軒」で食事をする。

特段、特徴がある店ではないのだが、不思議とたまに行きたくなる。何がポイントかなと不思議に思っているが、新橋のガード下で食べている様な郷愁だろうか。
この日の客(僕と同時にいた客)は、日本人は僕だけ。面白いのは、黒人の若者が一人。彼は、日本から中国に移ったのか、片言の中国語と日本語を織り交ぜて、店員さん(これまた片言の日本語)と会話している。
微笑ましいなあと思い、若い頃を思い出して眺めていた。
色々な文化を受け入れて、交流していくことは大切だよね。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ