香港(残務整理に専念)

コンサルティングの仕事を始めてから、質問に追われ、情報の収集に追われ、連載原稿の提出に追われる毎日である。

ここ数週間は、予決算業務も忙しくなってきたし、接待も続いた為、答えきれていない質問が溜まってしまった。今日は、対応に専念し、必死になって回答を書き続けた。

今は、回答者が数名おり、(最終的には全て僕がチェックするものの)分業できるからまだ良いが、この仕事を開始した3年前は、僕一人しか回答者がいないので、一日中PCを叩き続け、腱鞘炎になりかけた事がある。

この時から比べると、随分状況は改善されたが、恒常的に質問が待ち受けている、というのはプレッシャーになる。なにやら、籠の中で滑車を回しつづけている鼠の様な気分になるが、気分が萎えそうになるのを気合でカバーし、夕方にはすべての球を投げ返した。

一旦でも、手持ちの球がなくなったのは、数週間振りである。この一瞬は心地よい。

「あと半日でいいから質問が来ないでくれ〜」という気分になる。

後は、目を通していない規定、資料に目を通す事にした。

必要なものを選別して、プリントアウトすると、高さ10cm 程になった。さすがに、会社でこれを読むのは嫌になり、家に持ち帰って読むことにする。昼が即席めんだけだったので、午後6時にはお腹がすく。

近所のスーパーで天丼をテイクアウトしてかえる。

海老天を2本付け足したので、見た目はなかなか豪華である。

今日は酒を飲まずに仕事をこなす日とする。