金曜に横浜みなとみらいに行ってきた。
実は、ここに行くのは、今回の日本出張の大きな目的の一つ。
29才の時(厳密にいうと29才10か月の時)、ベイブリッジからみなとみらいの夜景を見て、「いつか独立してランドマークにオフィスを持つ」と誓ったものだった。
その時は、どうやって独立するか、独立して何をやるかというのは決まっていなかったので、若気のいたり的な部分もあるのだが。
まあ、その時は税理士試験を受けていたので(部分合格のまま97年に香港に来てから受けていないが)、中国関係のビジネスをやる企業に会計税務サポートをしようかな、という漠然としたアイデアはあった。
それを考えると当たらずといえども遠からずか。
ただ、なぜ独立したかったのか、というと、自由とかお金とかではなくて、「自分の知識が価値があるものかを知りたい。証明したい」という切実な気持からだった。
その時は、まだまだ金を稼げる知識ではなかったので、「いつかそうなりたい」という思いだったのだけど。
だから、コンサルティングを始めたのも、自分の知識で外部からお金がもらえるか(人が払ってくれる価値があるか)を証明したかったからだし、その時の思いはまだ続いている。
今回、Mizuno Consultancy Holdingsを設立し、その傘下の会社を作っている状況の中で、あの時の強い思いを確認するために、ランドマークを見ておきたかった。
夕方にみなとみらいを眺めてから夜は中華街で会食。
四川料理の景徳鎮(有名な店だが、なぜ四川料理で景徳鎮なんだろう)で食事をする。
喜んで食べていたら、例によって写真を撮り忘れてしまったのだけれど、辛めの味を選ぶと、本場っぽい味でおいしかった。
ただ、中国で生活して合計14年。
周りに中国人がいると、ほっとするようになったのは習慣だなぁ。
という事で、店員さんのたどたどしい日本語を心地よく聞きながら、料理を食べて飲んだのであった。
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