大阪でお会いした方が、爪に巻き寿司のペイントをしているので、「何ですか?」と聞いたら、「知らないんですか?恵方巻ですよ」との答えであった。
そう言えば、前に読んが本かマンガに、太巻を黙って食べるとかいう光景があったのを思い出す。
僕は太巻が嫌いで(細巻きは好きだけど)、自分の意志で食べる事は決してないし、太巻を黙々と口に押し込んだら、幸せになる前に窒息してしまうんじゃないか!?とか頭に浮かんで、絶対に自分で食べる事はないと思う。
ただ、翌日街を歩いていると、コンビニに宣伝が。
大阪だけかと思っていたら、東京でも横浜でも売っている。
何やら全国区になっているようだ。
インターネット検索してみると、一度廃れかけた大阪の風習を、1990年代の後半にコンビニが復活させて全国区にしたと書いてある。
そうかぁ、海外に出てるうちにこういう風習が盛んになったのかぁ。
まあ、僕は干瓢が大嫌いで、でんぶもきらい。
アナゴもあまり好きでない。
これに、きゅうりの生が入っている様では、僕の好きでないもののオンパレードだ。
中身を変えてくれないと、絶対食べないだろうな。恵方巻。
そんな事を考えていたら、3日に顧客企業の方に鮨屋に連れていって頂いた。
恵方巻があるので、出してもらう事に。
ただ、人数分(5個)に切ってもらったので、これは普通の海苔巻だ。
本当は恵方巻は切ってはいけないようだが、ここのは危険な太さだった。
これをもくもくと口に押し込んだら、辛いだろうなぁ・・・
あご外れそう。
拷問だよ・・・
そんな事を思ったのだった。
海外に出ていると、疎くなる日本事情。
それを久々に感じた出来事であった。
まあ、節分の頃に日本に来ないとわからないわけだし・・・