E-mail障害とここ数日の生活

昨日(もしかすると一昨日から)より、会社のE-mailに通信障害が生じています。
当方よりの回答が遅い場合は、恐縮ながら、再送、若しくは、お電話頂きますよう、お願い致します。

ただ今上海で仕事中。
4泊5日の滞在ながら、4泊とも宴席が入っている。移動日の前後の香港でも宴席があった(ある)ので、7連続の宴席。
以前は、当たり前だったが、最近は、ちょっと胃がもたれる。
美味しいものが食べられるのは嬉しいが。

その中、外貨管理マニュアルの校正ゲラを提出した。
6~7月には出版できる見通し。
大改訂を加えたもので、前回よりも内容的にも(内容の重複などをほかの文章に置き換えて)すっきりしたので、是非、動きの速い中国の外貨管理のアップデートにご活用ください。

雨の中上海に

13時香港発の便で、上海に移動。
夜の宴席があるので、遅れると困るなと思っていたが、悪天候(厚い雲)の中、殆ど揺れず、遅れも無く無事到着した。
浦東空港は、それなりに人が多く混雑していたが、(いつもとは入国手続きの並びが変わっていたので)、担当者に、「外国人はどこに並ぶの(中国語)」と聞いてみる。
「あなたはどこの国の人(中国語)」と聞かれたので、「日本人(中国語)」と答えると、急に日本語になって、「日本人ならここでいいです。でも今回だけ特別ね」と言われ、ガラガラの窓口に通してくれた。
何故、日本人だとよかったのか不明だが、きっと、日本語を勉強している人だったので、使えてうれしかった、というだけではないか(深い理由はないと思う)。
ともあれ、おかげであっさり通関が終わり、順調に宴席に参加。

今日は、上海で会員様向け講習会。
PE課税の基礎と、最近のトピックスを話す。
トピックスは、「貨物代金決済の適切性の調査実施、保税区域の外貨管理ルールの変更、通関ペーパーレス化、外債登記手続の若干の規制緩和」について。
最近、外貨管理、税制の変更が相次いでいるので話すネタには事欠かない。

働き過ぎも考えもの

昨日(土曜日)は、完全に燃料切れで疲れ果てて終日寝ていた。
しばらく前に、ここ半年、あまりにハードなスケジュールを続けたので、ちょっとペースダウンしようと思ったが、結局、そのまま飛ばし続けたのが体にきた。
疲労がたまるとメンタルが弱くなるので、要注意だ。
時期を見て休息を取ろう。

そんな時に、佐藤正午の「身の上話」を読んだらナーバスな気持ちに拍車がかかってしまった。
佐藤正午は、僕が24歳の時に、「恋を数えて」を読んで気に入って以来、主だった本は全部読んでいる。
何事もない日常を素材にして、女心の機微を心に深く刻み込むような作風が好きなのだが、この作品は、ちょっと懲りすぎ?という感じも。
次は明るい本を読んで、気分転換しよう。

あと数時間でくつろげる

これから香港で講演会。
一昨日の広州の講演会と併せて約100名様のお申し込みを頂き、ほぼ満員の状況。
自社主催のセミナーは、精神的にも体力的にも疲れるが、あと数時間でほっとできる。

昨日は、宴席の予定が流れたので、家で自炊。
オーストラリア和牛を買ってきて焼き、ついでにコーンバターを作って食べた。
購入したカリフォルニアワインは、酒屋の店員さんに、「どんな味」と聞いたら、「これはおいしいよ。お目が高い!」と言われたのだが、その実いまいちであった。
乗せるのが上手い店員さんだった模様。

大雨が降ったがまずは順調

昨日は広州で、友人でもある劉新宇弁護士(金杜法律事務所)との共同講演会。
開催日は、決算期は避ける、人事異動の時期は避ける、広州交易会の時期は(ホテルが高いので)避ける、株主総会の時期は避けるなど、あれこれ考えた結果決まった日程。
ただ、開催日は大雨で、珠海の方では外出禁止、香港では黒雨(大雨警報)。
さすがに天候は予測できない。
やられた!という感じだ。
とはいえ、ほぼ満席のご参加を頂き、聴講頂いた方には感謝の気持ちでいっぱいだ。
また、僕の乗った電車(香港から広州への直通者)は定刻で動いてくれた。
次の便から乱れが出た様なので、これもラッキーであった。

17時半の講演会が終わった後は、クライアント企業様と会食。
夜9時半にホテルに戻ると疲労困憊。
本でも読もうと横になったら、そのまま意識を無くしてしまった。
そんな感じで、目覚ましもかけないで寝たのだが、夢にうなされ(最近、毎晩うなされる)、定刻に目が醒めた。
午前中に、時事通信の連載原稿をかき上げ、2件の面談をこなさなくてはいけなかったので、ちゃんと目が醒めて一安心。
悪い夢を見て、これまたラッキーだった。

香港生活2(広州に移動)

昨日は、香港の自宅で自炊した。
今日から外食続きとなるので、19~21日は、3日連続自炊であった。
昨日作ったのは、サバの塩焼き、エビのワイン蒸しと、冷凍食品の餃子。
写真に撮るほどの出来ではないので割愛するが、まずまずの出来栄え。

今日は朝8時15分の電車で広州に。
以前、香港島の太古城に住んでいた時は、(トンネルの混み状況が把握できないので)同じ電車に乗るにも、6時台に家を出なければいけなかったが、今はホンハム居住なので、7時半に家を出ればよい。
こんな感じの時間の節約(特に朝)はありがたい。

最近、香港は、連日突然雨が降りだし雷鳴がとどろく。
南方だけあって、日本に比べると、雨・雷ともに激しく、くっきりと雷が目に見える状況だ。
1997年に香港着任した時は、雷があまりに激しく、林立しているビルに落ちそうな気がして、非常に怖かった。
特に、朝寝ている時雷鳴がとどろくと、すぐ近くまで迫っている様で緊張したものだ。
早朝、そんな激しい雨・雷でも、出社時間になると、晴天に変わってしまうのが不思議だった。
そんな激しい天気にも、すっかり慣れてしまったが。
今日は小雨。
講演前に雨が降らないように祈るばかり。

香港生活

一昨日、約2週間ぶりに香港に。
インターネット環境が良いので、業務がはかどるのは有りがたい。
ここ二週間ほど作業が手に付かなかった「中国外貨管理マニュアル」改定も、やっと校正作業を終えた。
来月には出版できるのではないか。

尚、今週は、金杜(King & Wood)法律事務所の劉新宇パートナー弁護士と、広州、香港で共同講演会。
久々の、自社主催セミナーなので、気合を入れなくてはならない。
広州は、お陰様でほぼ満席。

香港では、組織再編、アジア統括拠点としての香港活用方法を解説する(劉弁護士は、組織再編に絡む労働問題の解決など)が、こちらはまだ10席ほど座席が余っている状況。
ご興味がある方は、是非、ご照会下さい

そんな感じで、今週は香港華南の一週間。

蘇州出張のおまけ

先週金曜の蘇州では、夕方6時半~11時半まで日本食屋にいて、話しながら酒を飲んでいた。
そこで終わったのだが、松本顧問が「麺を食べよう!」と提案。
僕も、少しお腹が空いていたので賛成し、ラーメン屋に入る。
餃子を二人前。
僕は台湾ラーメン、松本顧問は担担麺。

深夜の食事で、僕は麺を半分残したが、顧問は完食。
一回り年上とは思えない馬力を感じる。

餃子はまあまあ。
ラーメンは残念ながら、さして美味しくない。
夜にラーメン餃子を食べられるだけで、文句を言ってはいけないが。

上海に戻り刺身にうなる

昨日は、蘇州から上海に移動すればよいだけの1日であった。
毎週土曜日の仕事となっているNNA原稿の執筆は、昨今、矢継ぎ早に外貨管理通達が出されているので、先週、3回分書き溜めてある。
外貨管理の変更は、企業にとっては対応に面倒であるが、原稿を書く側にとっては、ネタがある事は有りがたい(幸い、今回出されている通知は、規制緩和の方が多い)。

10時半にホテルをチェックアウトし、蘇州駅到着は11時。
20分ほど並んで12時半虹橋行きのチケットが買えた(上海駅着なら12時のチケットが買えた)。
上海駅到着は13時。
中国も便利になったものだ。
最近、中国居住を開始した方々は、まだ不便だと不平を言うが、それは、日本と比べての話。
僕が最初に中国に来た1985年は、外国人料金(1.5倍くらいだったかな)を払えば、並ばずにチケットが買えるが、中国人と同じ窓口に並ぶと、1日並んでも買える保証がなかった。
日本と比べて不便、という不平が出るのは、世界的に見れば、十分便利で恵まれているという事。
この事に、まず感謝すべきと、昔の中国、更には、他の国々を知っていると思ってしまう。
そんな発言をすると、若手から嫌われそうだが(僕も若手の頃は、そんな事を言われるのは嫌だった)、事実は事実。


上海に到着すると、少し休んで魚蔵に。
忙しい一週間を乗り切ったので、ちょっと良いものを食べようと思ったため。
うに、まぐろ赤身、ズアイ蟹、ヒラメの刺身、エビのてんぷらなどを食べ、春鹿(日本酒)を飲む。
前夜飲んだ、プレミア焼酎「百年の孤独」がメニューにあったが、1,600元程度(1,900元の正価が特価で1,600元弱という表示)であった。
お祝いの日でないと、ちょっとつらい価格。
因みに、インターネットで探してみると、日本では7~8千円程度で買える様なので、日本で数本購入しようと思う。
あれは、プレミアウィスキーに負けない味なので、この価格なら惜しくない。

僕は、油っぽい刺身がだめなので、ハマチ、カンパチ類は食べられない。
マグロも、大トロはだめ。
中トロでも重い。
マグロが食べたい時は、赤身と中トロの間くらいのところを切って下さい、とお願いするのだが(親しくなってから言わないと、うっとおしい客だと思われる)、魚蔵の赤身は、ちょうどそんな感じで絶妙だ。
食事に満足し、早めに帰って、20年ぶりくらいに横溝正史を読む。
おかげで悪夢にうなされる。

百年の孤独に驚く

商業街の入り口と蘇州商工会長

昨日は蘇州で企業様を3件訪問。
18時に終了すると、蘇州日本人商工会長と会食。
今回のトピックスは、有名な麦焼酎の「百年の孤独」を飲ませて頂けるという事。

飲ませて頂いた焼酎3種(真ん中が百年の孤独)

この話が決まった時、香港のオフィス付近の宝飾品店で、偶然、有名焼酎が売られているのを見た。
外向きのガラス棚に、金、プラチナ、ダイヤなどがずらりと並んでいるが、下の棚に、百年の孤独、魔王等のプレミア焼酎が並べてあった。
百年の孤独(4合瓶)は、一本HK$1,400(約18,000円)の値段が付いていた。
実は僕は焼酎が嫌いで(日本酒派)、生まれてこの方、一度たりとも焼酎を美味しいと思って飲んだことはない。
特に、極めてポピュラーな麦焼酎二種類(ブランド名は書かないが)は、口に合わず飲めないので、麦焼酎自体に苦手意識を持っていた。
が、初めて飲んだ百年の孤独はすごい。
例えて言うと、上品なバニラリキュールの様な香りがする。
生まれて初めて焼酎を美味しいと思った。
これは、HK$ 1,400払ってでも飲む価値はあるので、香港に戻ったら買おうかとも考えるが、手に入りにくい酒だけに、はまってしまうのが怖いので、やめておこうかと思案中。
因みに、飲ませて頂いたのは、3種類。
月夜の梟というのは、トウモロコシ焼酎。
バーボンの様な味で、これもなかなかの味。