僕らの日中友好

蝶理の井上中国総代表より、北京便りを頂いた。
そこで、日中友好を願う若者との交流に付いて触れられており、感銘を受けた。
悪いニュースや人の悪意を垣間見る事が多い中、次の時代を担う世代に、両国とも素直でひたむきな感情と、行動力を持つ人物がいる事を知ったのは、一筋の光を見る思いである。

活動の内容(フリーハグ)は、以下参照。
■「僕らの日中友好@北京・我们的中日友好@北京」https://www.flickr.com/photos/109475294@N02/sets/
http://mainichi.jp/feature/news/20140414mog00m030011000c.html

井上総代表の「北京便り」より、会合の様子を引用させて頂きたい。

<引用>
「言い出しっぺ、そして(だから?)代表の渡辺です。仲間が3人になり、24人の運営委員、そして150人まで膨らみました。最年少の自分をリーダーとして盛り立ててくれて有難う」という仲間への感謝の言葉が印象的でした。
途中、感極まることも何度かありましたが、外国語学院の女子学生がとても冷静に自己制御しながら、抒情的な日本語を母国語にしていきました。
女子学生ご本人も泣きたい気持ち(自らの感動と三人の日本人男性の翻訳しにくい情的表現)だったようですが、要点は外さず会場の流れも考慮して簡潔明瞭に役目を果たしていました。
清華大学でのスピーチコンテストに続いて、今回も女子学生の目立たずとも大切な実務的貢献によって会の感動が深まりました。

隗より始めよ(先従隗始)」。
本来の『戦国策』での郭隗さんの昭王への建策(就職活動?)の意味とは、異なった用法が一般化しています。曰く、大事業を起こすには、身近なところから着手するべし。
言い出しっぺから動きなさい。

渡辺さんが、両国の関係はこのままではいけないと考えたこと(0→1)
身近な仲間が話を聴いてくれたこと(1→3)
3人が動き出し、賛同者が増えて、分業が進んだこと(3→24)
更に賛同者が増え続けていったこと(24→150)

このプロセスはどれも重要ですが、やはり(0→1)に無限の可能性を感じます。
<引用終わり>

一人の純粋な気持と行動力が、無限の可能性を生み出す事を信じたい。
そして、まだ会った事が無い彼ら全員から、力をもらった気がする。
若者たちが、できるところから頑張ろうとしている。
僕もまだまだ頑張らねばいけないという気にさせられた。


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