8月末になると思い出す

8月もあと1日。

ここ数年、毎年この時期になると2008年の丸紅退職を思い出す。

2008年は8月29日が金曜日だったので、その日が最終出社の日。最終引継ぎを行った上海で最後の日を迎え、翌日30日(6年前の今日)に、上海から香港に移動した。心の中が不安でいっぱいだった事を思い出す。

あれから6年が経過して、会社も5ヶ所(日本、上海、香港、広州、深圳)7拠点。社員25人。クライアント数300社になって安定した。

よく頑張ったと自分に言っても、この日くらいは怒られないであろう。

来週月曜日(9月1日)は開業6周年なので、日本事務所の社員とお祝いだ。それが今から楽しみ。

お祝いが終わると、9月5日に深圳で講演会(深圳商工会・広州ジェトロ主催)。9月7~9日はベトナム出張。会社の発展のためには多拠点展開を考えざるを得ず、そのための出張。会社は生き物であり、自己成長していく。経営者といえども、なかなかのんびりさせてはもらえない。

因みに、今日は都内を3時間散歩した後、NNAの連載原稿を書いていた。今週は新しいネタが見つからなかったので、中国現地法人の持分譲渡に関する税務・外貨管理上の手続。最近、撤退(エグジット)、買収による進出の双方で、従来以上に持分譲渡のご相談が多い(進出する方、撤退する方の双方)。そのためテーマに選んだもの。

今回執筆したのが連載第595回。あと5回で600回だ。

2002年1月から12年間以上、一回も落とさずに毎週書き続けて600回になろうとしている。こうやって毎週書き続けている事が、実務に役立っているのは確かだ(時事通信、三井住友銀行会報など、他の連載も同様であるが)。

継続は力なり。

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