上海・真木乃のカウンターで1年間を振り返り酒を飲む

先週末は、上海で真木乃に行った。途中何度か行こうと思ったのだが、当日だとなかなか予約が取れず、断念した事が数回。それを踏まえ、今回は、二日前に電話を入れて座席を確保した。一人で日本酒を楽しもうという腹である。
ともあれ、最近、ほっとしている。ここ数年円安に苦しめられてきた。為替の有利不利は取引形態によって分かれるが、当社香港は日本円が原則的な契約通貨になっているので不利に働く(中国本土の子会社は元建て、ベトナムはUS$建てが原則)。子会社は過去最高利益を出す反面、香港が少なからず期待利益喪失や為替差損を被った。必死の新規契約獲得努力が、為替の変動で、何もしなくても吸い取られてしまう悔しさは半端ではなく、覚悟を示すため、自分だけ給与カット・交際費の禁止(全部自腹)を宣言して頑張ってきた。結果として、より良い基盤が作れたし、顧問契約獲得も順調で、昨年の2倍近いペースで契約が取れている。おまけに為替も落ち着いてきた。
まさに、この1年頑張ってよかった、という気分の今日この頃だ。
鱧などイカアワビまきの鮎
通常は単品でしか料理を頼まない僕だったが、最近、セットで頼むことが多くなってきた。店によって違うかもしれないが、良い店では、それが一番おいしいものが食べられる事が分かってきたためだ。
という事で、今回もセット(一番安いセット。最初の二品くらい写真を撮り忘れているが・・・)。
鱧、イカ、鮎、鮑など、美味しい料理を堪能できた。ずっと鱧が好きではないと言い続けてきた僕が初めて鱧を美味しいと思ったが、調理方法によるものが大きいか。
すっぽんラーメン
そして、これは試作品らしいすっぽんラーメン。「割烹で出すラーメンというのを試したいのですが、試作段階で評価が分からず、まずは水野さん食べてください」という感じで出してもらったもの(10年来の付き合いなので実験台になってくださいという趣旨か!?笑)。
そんな訳で、300元台の割には高級な食材を食べさせてもらい、満足して帰宅。
まきの出入り口