責任を取りますとは言うが

飛行機移動中に、池井戸潤のアキラとあきらを見て楽しんだ。というか、何時もながら、会社員時代を思い出した。
劇中でも会話として出てきたし、会社員時代にも良く聞いた、「私が責任を取ります」という言葉には、会社時代もそうだったが、起業後は、更に違和感を覚えるようになった。
俺が責任を取るのでやらせてくれ!と言う人間はいたけれど、さて、どういう責任を取るつもりの発言だったのであろうか(基本的に、それで通る様な甘い会社ではなかったので、その先までの会話にはならなかった)。
会社員時代は、会社を辞める覚悟というと、「すごいな」と思ったが、起業独立した身からすると、それでもまだ甘いと感じる。会社を辞めた上で、個人で発生した損失の連帯保証まで入れれば、一応の覚悟とも言えようが。
つまるところ、責任を取るというのは、そこまで重いものであるという様に、感じ方が変わってきた。
とは言え、経営者というのは、上手く会社が回っている時は、会社員時代より、よっぽど自由でストレスはない。まあ、バランスが取れているのは確かであるか。

あと、もう一つ。前から思っていた事であり、劇中のセリフにも出てきた、子供に対する「この会社を継ぐのがお前の宿命」という発言には抵抗が有る。子供には職業選択の自由が有り、子供にそれを押し付けるのは、自分無き後の会社の経営体制を育てられなかった経営者の能力と努力の欠如と考えている。自分自身、その気持ちで、あと20年くらいで体制を考えていかねばならないのだが・・・

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