資金調達・組織再編に関する外貨管理・税務(企業研究会主催)

企業研究会主催で外貨管理セミナーを、毎年2回(半期に一度)開催している。前回(1月)の講演会の時に、資金調達・組織再編について、もっと重点的に解説が欲しいという希望が有ったので、2018年5月31日に、以下の内容で講演会を開く事となった(会計税務に付いてもご要望が有ったので、これは6月に開催)。
詳細・お申込みは、こちらの企業研究会HPをご参照下さい。
水野コンサルタンシー会員様・当社メルマガからのお申し込みは、優待価格がありますので、その旨、お申し込みに明記ください。

中国における資金調達と組織再編・買収・撤退に関する外貨管理と税務
~1日で理解する、組織運営に必要となる財務経理上の主要ポイント~

第1部 外資企業の資金調達
1.トレードによる資金調達
輸入ユーザンス、商品代金前受け金による調達と外貨管理上の注意点
2.自己使用設備・遊休設備の売却による現金化
設備の状態に基づく税関・商検局での手続と増値税課税との関係
3.資本金払い込み
新設・増資による資金拠出と、資本金口座内資金の使用。総投資と資本金の関係
4.資本金・外貨借入金の人民元換金制限
資本金、外債、中国内外貨借入金の換金制限
5.外資企業の借入可能金額(外債登記が必要な借入と制限金額)
投注差管理方式とマクロプルーデンス方式の概要と注意点
6.親会社保証付き借入
親会社保証付き借入と総量規制の関係。借入・保証履行手続に付いて
7.株主ローンと融資金の資本転換
外債による増資(デッドエクイティスワップ)制度
8.委託貸付(グループ企業間資金融通)
委託貸付制度と注意点
9.グループ内仮払い形式の資金拠出
暫定的なグループ企業間資金融通の可否と根拠法の規定
10.プーリング
プーリング制度によるグループ企業内資金効率化

第2部 外資企業の組織変更・買収・撤退と外貨管理との関係
1.本支店形態の資金管理
本支店運営の特徴、注意点、資金管理
2.外資企業の合併
外資企業の合併と外貨管理・税務処理の関係
3.持分譲渡
買収・エグジットに関わる持分譲渡代金の決済、納税、その他の注意点
4.外資企業からの持分出資
中国子会社からの持分出資による孫会社設立の方法と資金拠出上の注意点
5.撤退
外資企業清算後の剰余金の回収、清算資金の拠出方式(増資・外債)。通常清算と破産の違いと注意点
受 講 料

会員:32,400円(本体 30,000円)/一般:35,640円(本体 33,000円)