虹橋空港のチャーシュー麺

10月25日に上海から香港に移動。
24日のビジネス講習会も順調に終わり、聴講の方からも満足いけたので、心安らかに移動だ。まあ、香港に到着すると、すぐに、日本から出張のクライアント様と面談・会食があるのだが。

飛行機を待ちながらチャーシュー麺。
虹橋空港のラウンジは美味しくないので、基本は、レストランで食事しながら飛行機を待つ。
何時もは、ゆったり座れるので、イタリアンの店で食事をするが、その日は、中華麺の気分であった。ちと、ゆで時間が長すぎの感があるが、チャーシューは美味しかった。

香港から上海へ

10月20日に上海に移動。24日に定例のビジネス講習会があるため、そのための移動でもある。ラウンジで、ワンタン麺を食べる。香港のキャセイラウンジのヌードルバーは、担々麺が有名だが、ワンタン麺もなかなか良い。

今回のビジネス講習会のテーマは、個人所得税法改定、2018年に施行された課税軽減政策、移転に関わる手続・税制、増値税輸出還付に影響を与える商流。個人所得税に付いては、1部の内容(基礎控除引上げと税率変更)は、10月1日から既に実施されているが、正式施行は2019年1月1日から。注目されている国外所得源泉課税に対する方針は、実施細則の公布を待たれる状況であったが、意見徴収稿(実施条例と特別付加控除暫定弁法の意見徴収)が公布され、10月20日~11月4日の意見徴収が実施されている。
国外源泉所得に対する扱いに付いては、外国人にも配慮した内容となっており、(最終決定ではないが)意見徴収稿を見る限りにおいては、一安心というところか。

交易会期間中に広州に

10月18日に広州1泊出張に出かけたが、交易期間中という事でホテル価格は3倍だ。

数年前まで、交易会期間中だと、数日前でも直通車のチケットが取れない状況で警戒したが、電車もホテルもガラガラだ。ホテルの高さが敬遠されて、他の日にちに出張者が流れたのだろうか。
広州交易会と言えば、僕が初めて参加したのは1990年の春。
当時は、交易の場が限定されていたので、春と秋の交易会は、世界中からバイヤーが集まる一大イベント。街は異様な雰囲気で盛り上がり、ホテルは当然タイトなので、丸紅広州事務所が一括して押さえて、丸紅の人間は、2人部屋が原則。見ず知らずの人間と無理やり相部屋にさせられたものだ。
ただ、世界の注目・関心も、中国から買うというよりは「中国に売る」方に移り(広州交易会も、2007年から輸出商談会から、輸出入商談会に変更されてはいるが)、また、随時、商談ができる時代。且つ、インターネットのプラットフォームの発達を考えれば、交易会に頼るニーズも弱くなろうか。

一方、ITの発達が目覚ましい深圳は、あまりに出張者が多く、企業も面談を受けてくれない(会社によっては、有償で面談を受け入れる)状況であり、こういう状況であれば、マッチングニーズの交易会が重要となろう。

そんなことを考え、また、「そろそろ交易会期間中のホテル価格3倍は何とかしてほしいな」と考えながら、珠江新城の街を歩く。

深夜に香港の中華料理

ある香港滞在日。久々にとことん飲んだ挙句、仕事が終わりたてのBar SEEDの宮野さんを強引に誘い(申し訳ない)、橋底辣蟹で夜食を食べる。

ここの名物のガーリックをまぶした蟹。これが美味い。

そして、中華料理を食べる時に、僕が必ず食べたがる、滑蛋虾仁。これは、卵の炒め方が絶妙だ。

そして、口水鶏。もう少し辛い方がよかったが、美味しい。
若い頃に比べれば、早めに切り上げる様になっているが、夜何時までも店が開いていて、タクシーですぐ帰宅できるので、香港は、その気になると、夜更かししがちになる。これは良くない。
という事で、翌日、翌々日は、休肝日で自炊。

香港にてもつ鍋で送別会

香港駐在の友人が、帰任が決まったという事で、送別会。
同氏が福岡の人間であるため、もつ鍋を食べようと、「吉」での会食となった。最近、福岡に縁がある。

取り合えず、前にも書いたが、マカロニサラダか、スパゲティサラダが有ったら、頼まなくてはいられない性格なので、スパゲティサラダ。吉に来ると、ほぼ確実に、これと赤いウィンナー炒めを頼むが、今回はウィンナーは我慢。

そして、もつ鍋。僕は日本酒、同氏は焼酎。

同氏とは、広東省の現地法人の移転、組織再編などをきっかけに知り合った。昨今、広東省(特に、深圳)の躍進がすさまじく、日系企業は、付加価値の引き上げを求められる(納税額もしかり)、立ち退きを余儀なくされるなど、苦しい状況になっている。日本にいると十分理解できないようだが(報道されていない)、中国企業の成長とともに、日本企業のステイタスが徐々に低下し、存在感が薄れてきている事に、現場にいると強い危惧を覚える。
手遅れになる前に、現実を直視し、いま一度、日本企業の躍進を期待したい。自分は側面サポートしかできないが。

日本の中華料理

日本滞在中は、何故か中華料理が食べたくなる。
これは、決して、中華料理は日本の方が美味しいと思っている訳ではなく(中華料理は、やはり中国で食べた方が美味い)、若干、天邪鬼的な性格のゆえんであろうか。中国にいると日本料理が食べたくなり、日本にいると中華料理が食べたくなる。ついでに、ベトナムで洋食を食べる・・・
という訳で、神田藪蕎麦の後に行った中華料理屋の麻婆豆腐。

講演会の前に食べた、五目焼きそば。

どの程度、本格的か(中国本土で食べるのと味が同じか)という観点をさておけば、やはり美味い。

福岡空港でうどん

10月7日に東京に移動。
前夜からうどんが食べたい気分で(前日は昼・夜共に洋食だったせいだろう)、空港到着後、うどん屋に直行する。

福岡のうどん。噂にたがわずこしがない。よく考えれば、伊勢うどん、きしめん、稲庭など、讃岐を別にすると、こしの無いうどんが多い。こしの有るうどんは少数派か!
讃岐うどん派(あとは、山本屋の味噌煮込み)の自分としては、ちょっと物足りない感もあるが、昔食べた、高速道路のインターのうどんを思わせる味で、郷愁を誘った(小学校3年生の頃に、父親に食べさせてもらった高速インターのうどんが、立ち食いそばが好きになったきっかけだ)。

福岡オークラホテルのバー

10月4日に日中投資促進機構の講演会が終わると、福岡行きの飛行機に乗る。元々2泊の予定であったが(6日東京戻り)、台風が近づいており、6日の福岡発便は全便欠航予定という事で、1泊早めるか、延泊するかを羽田空港に向かいながら考え、結局1日延ばして7日の戻りとした、
元々の2泊はエクセル東急ホテルだが、1泊延長は福岡のオークラホテルにした。移動日の天気は、予報とは相違して、風も雨も殆どない状況。

夕食をどうしようかとしばし考え、オークラホテル内のバーにする。実は、ホテルを移動する際に、3時間ほど時間をつぶさねばならず、付近のイタリアンで食事をしたが、食べたパスタが、すさまじくしょっぱかった(後でインターネットを見たら、パスタはちょっと塩辛いと書いてあったが、ちょっとどころか、塩の分量間違えとしか思えないほど)。という事で、夜に口直しをしたかったので、イタリアンっぽい料理が食べられる店を探したが、ホテルバーで食べれそうだったので、ここにした。

オークラホテルのバーだけあって、雰囲気が良く、サービスも良い。くつろいで飲める。

イタリア料理店ではないので、素晴らしいイタリアンとまではいかなかったが、酒と雰囲気を楽しんで、優雅に食事ができたのは良かった。宿泊時は、また来よう。

休日の神田藪蕎麦

大学の合気道クラブの後輩であり、丸紅の元同僚と日曜日の神田藪蕎麦で酒を飲んだ。
前にも書いたが、ここは雰囲気が素晴らしい。火災で建て直しになったが、昔の雰囲気は維持されていて、ここで昼酒を飲むとほっとする。平日は、優雅に昼酒ともいかないため、祝日に訪問は正解だ。

エビスビールが良い。そして、海苔、天種、鴨葱、その他、一通りつまみを頼む。

彼とは、年次がそれなりに違うので、一緒に合気道をしたことはない。時間軸が違う中、大学時代の共通の知人の話をすると、新しい発見があって面白かった。

また、すぐにでも来たくなる店だ。ゆったりと楽しい時間を過ごした。

神保町・餃子の三幸園で会食

今回の日本出張も、あとは、講演会1回と会食1回を残すのみ(10月9日時点)。
ちょっと話は遡って、10月3日の講演会(企業研究会主催・国際税務セミナー)終了後、神保町の三幸園で、丸紅の後輩(香港駐在時代の同僚)と酒を飲む。彼は数年次下だが、本社の部長(経理部も後輩が部長になっている)。自分が若手社員の頃は、部長と言えば、随分なおじさんで、別世界の人だった。年下が部長になるとは、自分もつくづく年を取ったものだ。

この餃子の三幸園は、丸紅社員時代によく行った店で、僕の新入社員歓迎会も、台湾語学研修時の送別会もここだった。
赤坂飯店と並んで懐かしい店だ。丸紅時代で懐かしい店と言えば、あとは神保町に有った壺仙という焼鳥屋(もう無い)、盛寿司という寿司屋(特別すごい店ではないが、新入社員の時に、自分の金で寿司が食えるようになったかと感慨深かったし、残業が終わってからよく行った)。

名物の餃子は、出てきた段階で、感動のあまりに写真を撮り忘れた(美味かった)。そして、辣子鸡(鳥の唐辛子炒め)が、期待を上回る美味さ。