昨年、上海に到着してから、約5か月が経過した。会食が続いた事や、白米のおいしさに目覚めてしまったこと(日本からの輸入米を買って食べている)。更には、中国のデリバリーの便利さがゆえに、動かず、過食に陥った結果、4.5Kg体重が増えてしまった。これではいかんと、付近のフィットネスジムに行き契約。毎日5Kgほど走り出した。
そして、まずは、糖質制限(1か月程度)。まだ5日目なので、1.2Kgしか体重が減っていないが、運動の結果(そして、週2日間の休肝日設定の結果)、すこぶる体調が良い。身体が生き返った気がする。運動の大切さを実感した。
思えば、コロナ騒動で、全く運動をしていなかった(散歩程度)。マスクをして走るのも面倒だなあと思っていたりもしたためだが、こちらは、取り合えず収束しているので、そんな気遣いもなくジムで運動できるのが有難い。
一か月ほど、主食は食べられないが、とりあえずは我慢だ。あと、5Kg落として、4年前の体重(一応、ベスト体重かと思われる)に戻すことにしよう。
月別アーカイブ: 2021年3月
講演会動画無料公開(税務三部作)
先週(2021年3月16日)に、税務三部作出版記念講演会を、個人所得税・企業所得税の共著者である、税理士法人・山田アンドパートナーズ様と開催しましたが、その際に撮影した動画を無料公開しました。ご興味のある方は、是非、クリックのほどを。
これは、僕が担当した増値税です。
増値税書籍は、僕の単独執筆で、2015年、2017年、2020年と2回改定版を出版しています。最後の大きな制度変更は、2019年ですが、最終版は、2019年末の制度変更まで網羅していますので、最新の状況と考えて頂いて結構です。
講演会では、増値税制度変更の経緯(1994年1月の増値税暫定条例施行から、2021年までの状況)を解説しており、その後の制度変更の趣旨(営改増がなぜ必要だったかetc.)、増値税輸出還付は何時権利が確定するのか、転廠の増値税課税方針は、なぜ場所によってバラバラなのか(広東省を除く)を、分かりやすく解説したつもりです。
これは企業所得税。
山田アンドパートナーズ代表社員の春田様に、日本と中国の企業所得税制度の違いと組織再編を、解説して頂きました。
これは、個人所得税。
亜瑪達商務諮詢(上海)有限公司副総経理の植地様に、2019年の大きな制度改定などを解説して頂いています。
今後の講演会予定と鮨
3月16日に、今年9回名の講演会が終了。この日は、1.5時間の講演会を3人で分担したので、僕が話すのは30分。楽なもんだろうと思っていたが、やはり、終わるとどっぷりと疲れ切った。僕のパートは増値税なので、1994年からの増値税の制度変更の経緯を話したが、経緯が分かると、今の制度矛盾やなどが腑に落ちる面があると評判がよく、ほっとした。
この先、既に、企画が決まっている講演が2件あるが、少し、間が開くので充電できる。そして、過去の講演者の方に、演目のご要望を聞くと、「通関関係」という回答が有った。という事で、「通関・税関管理、加工貿易、保税開発区」このテーマで6時間(2時間x3回)やろうかと決定。これからレジュメづくりに入りますので、暫し、お待ち下さい。
講演会が終了すると、旬林に行く。
前回と、ほぼ同じ注文。鍋は映っていないが(野菜たっぷり)、下の写真は、金目鯛とぶりのしゃぶしゃぶ。大変美味しく満足だ。
趣味として、毎年1本小説を書き上げ、コンテストに応募しようと思っているが、2作を書き上げた。ただいま推敲中。
中国入境手続きの若干の緩和
各国の中国大使館から、以下のような通知が出ていますので、ご参考まで、当社クライアント様向け回答を貼り付けます。これは、「中国製のコロナワクチンを接種する場合、中国入国ビザ取得に当たっての招聘状(外事弁公室や商務部門が発効したもの)の取得が免除され、コロナ前の、招聘企業(外資企業でも良い)が発行した招聘状で、ビザ申請ができます。尚、出国時の二種検査(PCR・抗体検査)は、引き続き必要。また、入国後の隔離も必要です。
中国製のワクチンである必要が有るので、現在の日本では、規制緩和とは言えない状況ですが(認可が下りていないので)、香港からの入境の場合は、対応可能性が出てくるかもしれません。
<当社会報>
中国製ワクチン接種を条件とした中国渡航ビザ申請招聘状の免除措置
在日本中国大使館が3月15日に公布した通知により、中国製新型コロナワクチンを接種した外国人及びその家族が、中国ビザを申請するにあたり、新型コロナ防疫措置として現在要求されている招聘状の取得が免除されることとなりました。本措置はZビザ(就業)、Mビザ(商務ビジネス)ともに適用され、3月15日から適用開始されています。
※今回の利便化措置で提出が不要となったのは、新型コロナ防疫措置として現在要求されている、省級外事弁・商務部門、または中央企業が発行する『招聘状(PU)』、『招聘状(TE)』及び『招聘確認単』です。ビザの申請にあたっては、従来より、招聘元(外資企業を含む、中国の会社など)が発行した招聘状が必要でしたが、これは、引き続き必要となりますので、注意ください。
※日本出発時のPCR検査・抗体検査の要求、及び、到着後の隔離などは、引き続き必要となります。
また、中華人民共和国外交部駐香港特別行政区特派員公署のサイトでも同内容の通知が公開されています。詳細については、以下の原文及び弊社仮訳をご参照ください。
● 中国製新型コロナワクチンを接種した人員に対する中国渡航利便化提供に関する通知(中国在日本大使館、3月15日)
中国と外国との人の往来を秩序立てて回復させるため、2021年3月15日より、中国製新型コロナワクチンを接種し、その接種証明書を持つビザ申請者に対して、在日本中国大使館は以下のような便宜を提供する。
一、各分野の業務・生産再開に必要な活動を行うために中国に渡航する人員とその家族については、コロナ禍前の要件に基づいて書類を準備し、申請することができる。
二、「緊急の人道的な理由」のために中国へ渡航する中国公民または永住者の外国籍家族(配偶者、父母、子女、その他の同居の近親者(兄弟姉妹、祖父母、外祖父母、孫、外孫を含む))が、家族の再会、扶養、親族訪問、弔問、危篤状態の親族の訪問を目的としている場合、関連する書類を提出してビザを申請することができる。
三、有効なAPECビジネストラベルカードを持つ人員は、有効なAPECビジネストラベルカードと中国国内の招聘元が発行した招聘状で、Mビザを申請することができる。なお、中国行きのフライトに搭乗する人員が、新型コロナウイルスのPCR検査と血清抗体検査の二種類陰性証明の提示を必要とするという、中国側の要求に変更はない。入国後の隔離や観察については、中国の規定に従うこと。
原文:https://mp.weixin.qq.com/s/ELwjb5INdZyH1heGJS2phg
<香港からの入境に付いて>
● 中国製新型コロナワクチンを接種した人員に対する中国渡航ビザ利便化提供の通知(中華人民共和国外交部駐香港特別行政区特派員公署、3月12日)
中国と外国との人の往来を、秩序立てた上で回復させるため、2021年3月15日より、中国製新型コロナワクチンを接種し、その接種証明書を持つビザ申請者に対して、中国外交部駐香港特別行政区特派員公署は以下のような便宜を提供する。
(一)各分野の業務・生産再開に必要な活動を行うために中国に渡航する人員とその家族については、コロナ禍前の要件に基づいて書類を準備し、申請することができる。即ち、省級外事弁・商務部門または中央企業の『招聘状(PU)』、『招聘状(TE)』及び『招聘確認単』の提供は不要となる。
(二)「緊急の人道的な理由」のために中国へ渡航する人員のビザ審査発行の範囲を拡大する。
適用対象:中国公民または永住者の外国籍家族(配偶者、父母、子女、その他の同居の近親者(兄弟姉妹、祖父母、外祖父母、孫、外孫を含む))
渡航理由:家族の再会、扶養、親族訪問、弔問、危篤状態の親族の訪問
上記の条件を満たす場合、ビザを申請することができる。
(三)有効なAPECビジネストラベルカードを持つ人員は、有効なAPECビジネストラベルカードと中国国内の招聘元が発行した招聘状で、Mビザ(商務貿易類)を申請することができる。
注意事項として、以上の利便化措置は、すでに中国製新型コロナワクチンを接種し(中国製ワクチンを接種し、かつ規定の間隔をおいて2回接種した、或いは1回目のワクチンを接種して14日が経過した)、かつワクチン接種証明を持つビザ申請者のみに適用され、申請時にはPCR検査の陰性証明と『過去14日旅行行程と健康申告表』の提出は不要となる。
その他の申請者については変更なく、中国外交部駐香港特別行政区特派員公署が2月9日に更新して公布した、『疫情期間のビザ申請ガイド』及び『疫情期間における香港での中国ビザ申請に関する26の疑問』に基づき執行する。
体調を整える
知人の勧めで、漢方薬を飲みだした。とりあえず30日分だが、なかなか効果があるように思う。酒を飲まない日を増やしているためか?ともあれ、これを、朝晩飲む感じ。
酒を飲まないと、不思議と、ラーメン・カレーの様な、刺激があるものは、あまり食べたくなくなる。自分でご飯を炊いて、比較的健康的な食事。
家で食事をすると(デリバリーが増えた)、食べきれない分は、こんな感じで、翌日に繰り越せるので、無駄が無くて便利だ。
今年8回目のオンライン講演会が無事終了し
今年8回目のオンライン講演会が無事終了。その内、7回が自社主催。全て、2時間を一人で話すし、内6回は、それなりに高額な聴講料を頂いているものなので、プレッシャーも大きかった。
前の週に、体調が今一つだったので、一週間酒を断ち、外食を控えて体調を整えたが、それでも、講演会終了後は、2時間、ソファに倒れこんでいた。オンライン講演会の、精神的プレッシャーと、身体に対する負担は、何でこんなに大きいんだろうと、疑問に思うほどだ。ともあれ、連続講演会も峠は越えたので(来週16日に無料講演会を開くが、3人で1.5時間なので、負荷が少ない)、一安心だ。
体力回復を待って、ステーキハウスに行く。ステーキが大きいので、食べきれず。
翌日(11日)は、13時から、来週(16日)の講演会のリハーサルがあったので、早めにデリバリーを取る(鰻丼)。鰻蘭という、微妙な名前の店なので、「大丈夫かな?」と疑問に思っていたが、素材と言い焼き方と言い、大変美味であった。
講演会の前は、「2時間以上前に、少なめに食べる」を徹底しているが、10日は、気を許して、普通に食べてしまい、今一つ、頭の回転に影響が有った気がする(これも、強迫観念なのかもしれないが)。原則論の徹底が必要だなと思う。
最近の状況
3月3日に、外貨管理セミナー第2回(全3回)を無事終了。今年に入ってから、7回の講演会をこなした。既に、決まっている企画が、あと4回(最後は4月下旬)なので、まずまずのペース。
前にも書いたが、オンライン講演会が気に入った。ただ、プレッシャーは対面式より大きく、2倍以上の準備時間を割いている。それが、パフォーマンスに繋がるので良い事だ。ただ、「聴講者の方々の表情が見えないPCに向かって、2時間話し続ける。画面には、聴講者数百人という数字だけが表示されている」という状況をご想像頂くと分かるように、それなりに難儀ではあります。
オンライン講演後は、2日ほどぐったり疲れる。体調管理が必要と、飲酒・外食を減らすことにした。先週は、4日間酒抜き。今後は、毎週2日間酒を抜く。2年ほど前まで、4年間続けた習慣だが、ふとしたきっかけで途絶えていた。海外の一人暮らしは、孤独で酒量が増す。意識して、飲まない日を作らないといけない。
あとは、人の勧めもあって、水をよく飲むことにした。今までも結構飲んでいるが、それ以上に(水分ではなく、本当の水を)。今まで使っていたのは「いろはす」(日本からの輸入品)。最初は、熊本の水だったが、在庫切れで、買えなくなった(暫定的なものか)。日本の水は軟水で、身体に柔らかくて美味しい。水は、日本産だ。あと、前に購入した岩谷ウォーターは、一箱11ℓと大きいので、台所に置けず、扱いに困って、在庫部屋に放置していたが、仕事机の上に置いて、飲むことにした。一箱150元なので、高いなと思っていたが(いろはすの1.5倍)、考えれば、1ℓ当たり200円程度なので、決して高い訳ではない。
週末(今日)は、家の近所からデリバリーを注文。中国のデリバリーは、安くて早くて、本当に便利だ。日本での経験が無いので比較できないが、インターネット情報に基づくと、中国の方が、利便性が大きく上回るように思う。今回の注文は、「醤子」という、初めての日本料理店(不思議な名前)。知らなかったが、平成屋グループで、人気店のようだ。予想以上に良い店。ハンバーグ、鶏唐揚げ、キクラゲ炒めを取って、その一部を食べる(あとは、保管して、後日食べる)。ご飯は自分で炊いた。自宅で食べると、こういうことが出来る(過食が防げる)ので、良い事だ。
旬林で会食
先週のこと(2月25日)。旬林で会食であった。
1年ほど前、日本でマスクが買い占められて購入困難だったころ、中国の友人や部下が、大量にプレゼントしてくれたマスクをずっと使っていた。これは、大変ありがたかったのだが、在庫も少なくなってきたので、使いやすさ・見栄えの良さをポイントに、マスクを買おうと店を回った。そのうちの一つが、呼吸も楽で素晴らしい。喜んでいたが、よく見ると、花粉用と書いてある。これは使えるのか!?などと考えながら、写真撮影。
先に到着したので、突き出しと、筋子の醤油漬けでビールを飲む。なだ万で修業していた大将なので、味は確かだ。
このゴマ豆腐が不思議なおいしさ。一瞬、アイスクリームを食べているような錯覚になる。そして、刺身。
金目鯛とハマチのしゃぶしゃぶ。実は、少し前まで、鰤・ハマチ・カンパチ(脂身の多い白身)が食べられなかった。脂っぽいものが好きではないので、肉も霜降りはだめだし、マグロも中トロよりも、赤身くらいがちょうど良い。ただ、ハマチに付いては、最近、克服した様に思える。あとの難敵は、白子だ。
そして、〆は、とろたくと納豆巻き。満足のいく食事であった。
無料講演会(3月16日・税理士法人山田&パートナーズと共催)
2021年3月16日(火)の14~15時半(日本時間)に、税理士法人山田&パートナーズと共同の税務セミナーを開きます。
先日、共著で、「中国個人所得税の制度と実務」を出版し、これから、「中国企業所得税の制度と実務」を出版します。これに、僕の単独執筆である、「中国増値税の制度と実務(これは、既に2回改定をしていますが)」を合わせて、3部作の出版記念セミナーの形で開催するものです。
詳細はこちらをご参照下さい。
3部合計で1.5時間なので、各位の持ち時間が25分。この持ち時間だと、総花的になるのはやむを得ない面があり、企業所得税、個人所得税は、最新のトピックスを話したいと思います(山田&パートナー各位担当)。
僕担当の増値税は、最後に大きな改定が有ったのは2019年4月で、それを延々と話しても仕方がないので、最終的に、「増値税制度導入から現在までの経緯と、個別トピックスとして、RCEPと加工貿易のコスト比較」を話すことにしました。
「過去の経緯を話して意味があるか?」というご質問に対しては、やはり、現在の制度は、過去からの連続性の上に成り立っています。増値税制度が開始されて27年が経過しましたが、導入時の社会体制・経済基盤は、現在とは全く異なっており、そこで発生した矛盾が、一部未解決なまま残っている部分があります。過去の経緯を踏まえると、その部分、つまり、「なぜ、こんなことになっているんだろう」と、不思議に思うことが、解消するのではないかと思う次第です。
是非、お申し込みください。
お申し込みは、こちらからお願いいたします。