5月になったのに、上海は結構寒い日が続いている。今週早々は、明け方寒くて実が覚め、携帯を見たら10度であった。5月の気候ではないな。という事で、風邪をひきかけたので、景気付けに鰻蘭でうな重を頼む。ここの鰻は、なかなか美味い。
話変わるが、先週、住居のエレベーターに閉じ込められた。
実は、エレベータートラブルに遭遇するのは、これで三回目。最初は、丸紅東京本社ビル。20数年前の出来事だが、朝の出勤時に人が乗りすぎ、重量超過で動かなくなった。これは、本社ビルだけあって、比較的スムーズに救出されたが、ぎゅうぎゅう詰めなので、少し難儀した。
二回目は香港で、自分ではなく閉じ込められた友人を救出した。1998年だったと思う。友人が住んでいるビルは、管理が適当だったようで、閉じ込められて、呼び鈴を押し続けても、誰も助けてくれず、やむなく僕に電話をかけ救助を要請したもの。この時は難儀した。行き交う人を呼び止めて、助けてくれるよう(エレベーター会社に連絡してくれるよう)お願いするが、英語か北京語が通じる人がなかなか通りかからず、なんだかんだで(僕が駆けつける時間を含めて)1時間程度かかっての救出となった。
今回は、上から載ってきた日本人家族(母娘)がいたところに、僕が途中で入って動き出したが、途中停止し、全くボタンが反応しなくなった。
ちと焦ったが、立場上自分が落ち着かねばと思い(更に過去の経験が役に立つ)、まず非常ベルを押して反応を見る。その後、会社に電話をかけ、社員に管理人にすぐ連絡する様指示した。そんな対応の結果、10分程度で救出。
しかし、こういった経験は、もうこりごりだ。ともあれ教訓は、選択肢があったら、極力貨物用は使わない方が良い。あと、常に携帯を身に付けるのが肝要ということ。
また、話変わるが、その翌日、麻婆豆腐が食べたくなりデリバリーを頼んだら全くダメ。やむなく自分で麻婆豆腐を作ったが、こちらの方がよほど美味かった。作り手は悪いが、一応、鉄人陳建一が公開しているレシピだ。