上海で暮らし、そして飲む(番外編:横浜中華街編)収録

せっかく日本にいることだし、という事で、「上海で暮らし、そして飲む」の番外編(横浜中華街)を収録した。日本所長杉山と深圳総経理斉藤との対談。単なる社内宴会ではないか、という意見もありましょうが、会社の雰囲気を知っていただくために、是非(笑)。数日後に、前編が公開予定です。

収録場所は、最近気に入っている、「湖南人家」で。横浜中華街の香港路だ。この店は、中国人客の比率も、そこそこ高く、ちょっとガチ中華っぽい雰囲気も出している。なかなか居心地が良い店だ。

湖南料理屋であるが、僕は、あまり湖南料理は好きではない。ただ、日本の中華料理屋だけに心配はいらない。四川料理も、広東料理も、その他地域の料理もしっかりと用意されている。

今回、この3人で収録しようと思ったのは、杉山・斎藤共に、人前だと極度に緊張して話せないため、動画、講演は、完全な裏方に徹している。こんな機会でもよいので、顔を売っておいた方がよい。文章、Email対応、個別面談などは全く問題ないが、人前に出るのが苦手。これは、持って生まれた性格なので強制しにくい。まあ、強みを生かしてくれれば良いのだが、こんな機会も、長い目で見れば役に立つであろう。

最後は、僕の好きな海鮮焼きそば。17時台に終わらせたのだが、すっかり陽が短くなってきた。秋だな。

サントリーホワイト


ほぼ同じ年齢で、酒好きだった方しか共感を持っていただけない思うのですが・・・
横浜の実家付近でサントリーホワイト(1099円)を発見。大学時代に飲むウィスキーは、ほぼホワイトで、2日に一本空けていたので、1620円という価格まで鮮明に覚えている。とすると、40年前よりも安くなっているという事かな。
大学時代は、そんな感じでホワイト(稀にレッド)だったが、憧れから、ダルマ2800円、リザーブ3400円、ホワイトホース・カティサーク4300円という、当時の価格を、まだ覚えている。

学生時代が懐かしい(戻りたいとは思わないが)。合気道にひたすら励み、蛮カラに憧れる学生だったので(よく言えば武骨・悪く言えばダサい)、洒落た場所は全く行かず。行かずというより、行けず、という表現が正しい。当時はやりのチャールストンカフェとかも行かずじまい。渋谷のかちかち山程度が、精いっぱいのお洒落であった。
そして、1987年(新入社員時代)。志木の独身寮に入っていたが、近所のダイエーで、ホワイトホース・カティサーク抱き合わせで(2本で)4300円という半値価格で売り始めたのが印象深い。これが、ウィスキー価格が下がり始めたタイミングであったような。1985年のプラザ合意以降、円高が進んでいたのも、輸入ウィスキーの価格が下がる一因であったのであろう。
因みに、大学時代、先輩に、地下鉄高田馬場駅(早稲田よりの入り口)付近にあったドリームというスナック(年配のご夫妻で経営されていた)に連れて行ってもらったのを覚えている。当時の棚には、ずらりとサントリーホワイトのボトルが並んでいた。
その後、1990年に中国研修から帰り、早稲田に住み始めたので、懐かしさから、このスナックに、ちょくちょく行った。棚のボトルは、全て輸入物に切り替わっており、「早稲田の学生も高い酒を飲むようになったんだ」と驚いた。
色々なことが思い出だ。今度、大学時代を思い出して、ホワイトのお湯割りを、仲間と飲みたいものだ。

上海から日本に移動しながら思う

中秋節だった。秋の気配が漂ってくると、少し物思う。日本移動の前々日は、夜10時半まで酒を飲んだ。家の横の飾りつけを見ながら帰宅。翌週が誕生日なこともあってか、ヴァンゴッホ版のレゴをもらった。絵を描いている小さなゴッホが可愛い。20代の頃、絵をもらったことが有り、部屋が明るくなるようで嬉しかった。色あせても、それから20年以上飾っていたか。それ以降、絵画をもらったことはないが、このレゴも部屋に彩りが出てきそうで嬉しい。

日本出発前日。昼食は、あっさりしたものを食べようとうどんを茹でる。つゆは二種類作った。

当日、朝10時にDIDIを呼んで虹橋空港に向かう。空港は、それなりに込んでいる。飛行機も、ご時世で空いているかと思いきや満席だ。少し残念だが、安いチケットが買えたので、それはそれで嬉しい。

ラウンジで食事。このラウンジ麺に慣れてきた。素ラーメンをもらって、具を自分で入れていくスタイル。今日は、あっさり目に仕立てた。上海を少し離れるので、少しの寂しさから上海風。

羽田到着。マオタイ酒の宣伝が。中国であれだけ売れていて、高値で販売されている(庶民には手が出ない)ので、わざわざ日本で売らなくてもいいような気もするが・・・

そんなこんなで無事到着。

すき焼きの翌日

自宅ですき焼きをした。ネギと牛肉だけのシンプルなもの。全て食べ終えて、鍋を洗わずに翌日。これを利用する。
思い出すのは、大学1年の終わり。もう直ぐ卒業する先輩の下宿に呼ばれて、すき焼きをご馳走になった。かなり遠い場所(鎌倉寄りの横浜の自宅からは、3時間以上かかる)に先輩が住んでいたので、そのまま泊めてもらった翌日、ほか弁に白米を買いに行こうと言われ、どっしりしたご飯だけを買った。そして、「この昨日のすき焼き鍋が大切なんだ」と言われ、水と生卵を入れて茹でたものを、白米にかけてかっこんだ。何やら美味かった。

実は、そんなシンプルなもの(残り汁と卵だけ)の方がおいしかったりするのだが、うどんが食べたかったのと、肉二枚と油揚げ一枚が残っていたので、すき焼きうどんにすることに。

大学生当時とは違い、鍋を三つ総動員。油揚げは、たっぷりと汁を吸いこんでしまうので、次回は使うのはやめよう。

そんな感じでうどん完成。大学時代を思い出し、少し、センチメンタルな気分になった。

福州から上海へ

先週土曜日に、福州から上海に帰任した。クライアント様が車を出してくれたので、非常に順調な空港移動であった。

福州と上海は、飛行時間は1時間程度と短いが、ビジネスクラスで移動。何かあったとき(ディレイ、突然のキャンセルなど)、ビジネスとエコノミーでは対応がかなり違う。それも有り、中国国内移動は、なるべくビジネスを使うようにしている。
という事で、ラウンジ使用と相成るが、本当は、トイメンの牛肉麺が食べたかった。ただ、ディレイで、情報なし(放送を待つように)の状況下、ラウンジ内にいた方が安全だと思い、泣く泣く、ラウンジの特に美味しくない食事に甘んじることとした。無料だから文句は言えないが。

4年ぶりに訪問すると、ラウンジはずいぶん立派になっていた。ともあれ、僕の乗る飛行機だけディレイで、全くインフォメーション無し。搭乗機がどのような状況か(福州に向かっている途上か、既に、到着しているのか)も全く表示が無く分からない。「これは、数時間の遅れも有りうるな」と思っていたら、突然、搭乗開始のアナウンスが有った。全く以て油断できない。ともあれ、ラウンジにいる効果はあった。

そんな訳で搭乗。ビジネスクラスは3人だけ(2組)。まあ、飛行時間が短いので、中国語ネイティブならエコノミーでもいいよなあ(突発事項に対応できるので)という気はした。

第二の故郷福州訪問(4年ぶり)

第二の故郷と自分で言っている福州に、1泊ではあるが出張した。生まれて初めて住んだ外国は台北であるが、次の福州でのインパクトがあまりに強いので、自分自身にとって大切な場所であり、故郷の様に感じているという訳だ。本当にあの1年間は、泣いて、笑って、怒って、感謝した。そんな感じの感情に揺れた20代の僕を、福州の人たちは受け止めてくれた。本当に感謝している。

まずは、ラウンジで麺を食べる。プレーンの麺だけもらって、自分で具をのせていくスタイル。香菜をたっぷり入れた。

浦東空港は広い。空港間連結車で移動して、ゲートに付いた。クライアント様がピックアップの車を手配してくれていたので、先ずは、会社訪問し挨拶。

暑い。上海は、既に秋の気配が漂っているが、福州の日中は真夏、という感じだ(夕方になると少し涼しくなる)。

宿泊は、これもクライアント様に手配頂いたシャングリラホテル。ここは良く宿泊した。以前、五四路の温泉大飯店が有ったときは、ノスタルジーから毎回宿泊していたが、無くなってからはシャングリラ、若しくは、付近のインターコンチとなっている。



そして会食に。今、福州には数多くの日本料理店が有る。日本人の板前が調理する店も2軒あるようだ。変われば変わったものである。僕が住んでいた1990年は、日本料理屋は一軒もなかった。30数年前、苦労に耐えた福州も、今ではすっかり便利な場所になっている。時の流れを実感するな。

クライアント様の一人は、10年近く前に贈呈した、水野組Tシャツを着て参加してくれた。贈呈した時の福州から、北京、日本、再度福州という人事異動が有ったのに、Tシャツを保管してくれていたのは感動だ。

このお店は、長崎出身のご主人(若い)が、福州人の方と結婚して開いた店らしい。洒落た居酒屋(ダイニング?)という感じで、店の方向性もそんな感じらしい。クライアント様が、強烈にお勧めしている店である。

秋刀魚が旨かった。ノルウェー産だったかな?ともあれ、焼き加減が良く、非常に美味しい。これだけ立派な秋刀魚は久々に食べた(痩せた秋刀魚ばかり食べていたので・・・)。

水野組Tシャツの方がホタテ好きなため、店ではホタテを出すのが定番になっている模様。その方は、最高、一人で36個食べたことがあるようで、すごい。そして、滅多に出てこないメンチカツとか。揚げたてのものを、一人づつ紙に包んで渡してくれる。食べられたらラッキーという品との由。ジューシーさがすごい。あと10歳若ければ、ペロッと食べたであろうが、今年還暦の身としては、少しあえぐ。最後は、おつまみ5品は気が利いていた。満腹。

店の雰囲気はこんな感じ。そして、最後に、店の方(3人)も一緒に記念写真。色々人の縁を感じた一日であった。幸せな一夜。

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オンラインセミナー(Zoomウェビナー)

【重要】セミナー参加ご登録後にZoomから確認メールがご登録のメールアドレス宛に自動送信されます。当該メール下方にセミナー参加のリンクがございます。全三回共通のリンクとなりますので、最後まで大切に保存をお願いいたします。Zoomからの確認メールが届かない場合は、お手数ですがセミナー事務局までご連絡をお願いいたします。
受講料
費用:全3回・1名様
【一般】37,400円(日本でのお支払いの場合)、1,880元+税(中国でのお支払いの場合・増値税発票発行可)、 HKD 2,050(香港でのお支払いの場合)
【優待A】30,800円、1,560元+税、HKD 1,700
【優待B】33,000円、1,660元+税、HKD 1,850
※優待A(MCH会員様、チェイス年間購読者様、中国ビジネス解説動画購入者様)、優待B(紹介、その他)

【重要】
受講者様には本セミナーでテキストとして使用する、水野真澄著「中国・外貨管理マニュアルQ&A(2022年改訂)」のPDF版を無料提供いたします。
PDF版をご購入済みの方は、セミナー費用から以下のPDF版の費用を割り引かせていただきます。
・一般、優待Bのお客様のPDF割引額 11,000円、590元、HKD640
・優待Aのお客様のPDF割引額 8,000円、440元、HKD470

【特典】
その1:書籍「中国・外貨管理マニュアルQ&A (2022年改訂版)」PDF版をご提供いたします。
その2:セミナー終了から1か月以内の期間、ご聴講いただいた方からの講義内容またはテキストに対するご質問に対し、メール(上限3回)もしくはZoom面談(上限30分×1回)にて、講師から直接回答させていただきます。
講師
水野コンサルタンシーグループ 代表 水野 真澄

プログラム
第1回
第一章 銀行口座
(銀行口座の種類、外貨口座の開設手続、外貨経常口座内の外貨の保有・換金など)
第二章 外貨と人民元の換金
(外貨借入金の人民元換金、国際間の相殺など)
第三章 貿易取引
(輸出入貨物代金の決済ルール、クロスボーダー人民元決済、三国間取引(オフショア取引)、輸出入ユーザンス取引に関する制限など)

第2回
第三章 貿易取引
(輸出代金の回収期限、貨物代金とクレームの相殺、一般貿易形態での無償輸入など)
第四章 非貿易取引
(外資企業の配当送金、中国から国外へのコミッション・コンサルティングフィー・ロイヤルティの支払い、国際間の立替金決済、出向者の日本払い給与の精算、非貿易項目収入の受領など)
第五章 企業・組織・投資
(外国企業の国内再投資行為、中国現地法人による親会社債権の代理受領など)

第3回
第六章 投融資に関わる資本取引
(外資企業の借入制限、国外借入方法の新しい選択肢、一般企業間の貸付、委託貸付など)
第七章 融資以外の資本取引
(保証料の対外支払い、中国企業の対外保証差入れなど)
第八章 保税区域・香港
(保税区域と外国間の取引、保税区域と一般区域間の取引、保税区域企業間の取引など)
第九章 個人の外貨管理
(外国人の中国内銀行口座開設、中国内での給与の受取りなど)

福岡から東京へ

上海に戻っております。ゆえ有って、下旬に再度日本出張ですが・・・
これは、8月30日の福岡の昼食と、8月31日に福岡空港で食べたラーメン。担々麺は、なかなか美味しかったけれど、「博多に来てまで担々麺喰わなくても良かったかな」と思ったものだ。空港(安全検査終了後)の豚骨ラーメンは、どうせ不味かろうと、全く期待していなかったので、まずまず満足できた。1000円の価格は、完全に空港価格だが。

福岡・東京は、福岡・上海よりも遠い。こうした距離を実感すると、邪馬台国時代の日本に思いをはせるものである。

そして、これは息子から開業15周年祝いでもらったバカラのグラス。バカラをもらうのは初めて。なかなか嬉しいものであった。

そして、両親・息子とカリフォルニアワインの689を飲む。最近は、このワインが一番のお気に入りだ。高くはないが、飲み心地が良い。僕の好きなベリー系で、程よい重さ。

そして、父親の焼いた土鍋で、松茸ご飯を炊いてみる。年に一度は食べたい松茸ご飯。美味かった。もう1回くらい食べたいかな。

上海で暮らし、そして飲む番外編(博多)

先週の事。博多に到着し、動画収録。相手は、明倫法律事務所の森弁護士。
上海だと、人的ネットワークが確保できているので、簡単に収録させてくれるレストランが見つかるのだが、日本だとなかなか難しい。森さんが、必死に探して、レンタルルーム的な場所を探してくれたが(高級なカラオケボックスという感じ)、部屋が真っ暗で、夕方6時なのに、深夜の様で怪しげだ。

更に、この写真を見ても分かる通り、緊張で顔が引きつっており、なかなか大変そうであった。他の方もそうだが、自分自身が全く緊張しないので、相手もそんなもんだと思い込んでいたが、皆さん、それなりに緊張するらしい。ただ、今回の森さんは特別であった。

収録が終わると、会食場を探して歩く。これは、FIGOというイタリアンだが、安くて旨い。当たりであった。ワインボトル1本(+グラススパークリングワイン1杯)飲んで、2万円(1,000元)弱というのは、上海の半額くらいではないか。下の桃とモッツアレラチーズが旨かった。食材としては両方苦手で、何時もは絶対頼まないが、これが絶妙の旨さ。

ミートボールにエビ(エビのアメリカンソースという事で、何がアメリカンか分からないが、ともかく美味かった)。

ステーキとパスタ。このちょっと太めの麺(フィットチーネ?リングィーネ?)も美味い。どうも、自分が普段選ばないものが、ことごとく美味い。

行きつけのスナックに行き、ホテルまで歩いて帰る。博多は良い。空気感が良い。いるだけで落ち着くな。

湖南料理から外灘のバーに

ただいま日本におり、あたふたしております・・・
これは日本移動前の出来事ですが、8月25日に、友人・クライアント様と会食した状況です。

そもそも、クライアント様と外灘のバーに行こうという話になり、その後、共通の友人である金鋭さんを誘うことが決定。会食場所は、金さんが最近行った湖南料理の園有桃という店を推薦。実は、僕は湖南料理はあまり好きではない(四川は好きだが)ので、一瞬、返答を迷ったが、結局は右に倣えで、そこにした。運動不足なので、古北からシェアバイク(自転車)で目的地に向かったので、小一時間かかったが、なんとか店に到着。お洒落で良い店だ。ワインの売り方が良い(ワインセラーに行って、料金が書いてあるボトルを自分で選ぶシステム)。

右上は、蛙。最初は山椒と一緒に食べていたので、口がしびれまくっていたが、丁寧に取り払ったら大丈夫。味付けは良い。

サービスが良い(愛想がよい)のと洒落ているので、良い店であるのは確かだが、個人的には、やはり湖南料理は、ちょっと合わない気がする。あと、メニュー数は少ないので、料理の選択は限られる。

会食が終わると、タクシー(DIDI)を呼んで、当初の目的地の北京路のバーに向かう。

これが目的地。歴史的な建物の中にバーが有る。いい味わいだ。1980年代にはじめて外灘を訪問した時のことを少し思い出す。

最初は席が無いので内部の席。これはこれで悪くはないが、やはり外の景色が見たいという事で、席の空きを待って、外の席と代えてもらう。

外灘にあるペニンシュラホテルの裏側というロケーションか。浦東側の夜景も見えて綺麗。風も通って開放感がある。良い店だが、相対比較するとペニンシュラバーに当然軍配が上がる(料金が違うので、当たり前ともいえるが・・・)。

最近の中国事情、日中関係(日本では、やたらと緊張を煽る報道をするし、領事館は、外では日本語話すなとか言ってるけど、全然、普通ですよねえ、という会話)を、徒然なるままに話し、23時に解散。