週末のサバイバル

今日は週末なので、昼まで寝てるぞ!と昨日から決めていたが、朝7時過ぎにチャイムが鳴る。何かと思うと、隣の方が、親切に1階に届いていたであろう海老を届けてくれた。今までに3回ほど、物資をわざわざ届けてくれて申し訳ない。ろくに口をきいたこともないのだが・・・

届いたからにはと、水で洗って、ジプロックに小分けにして、冷凍庫と冷蔵庫に分量を考えて分ける。量が多いし、コロナ期なので、まずは消毒のステップも通すので、結構しんどい。

これが終わると、背脂とラードを作りにかかる。

会社の支給品の豚肉は、脂肪部分が多かったが、捨てるのはもったいない。保存用に調理だ。
それが終わると、これまた会社の支給品の鴨を捌こうと悪戦苦闘。何分、内臓は取ってあるが、皮も首も付いている。安い包丁しかないので、厚い皮と脂肪に阻まれ、全く解体は進まず。ある程度格好をつけた時には疲労困憊。中華包丁が欲しいが、この状況ではやむなし。
疲れ切っていると、また、隣人が、政府支給品の鶏(丸ごと一羽)を届けてくれた。また捌くのか!とうろたえたが、これは、スープにしてみよう(でも中華包丁が欲しいが)。

しかし、長引くロックダウン期間で、全く料理が出来ない独り暮らしの人間(調理器具が無い人間)はどうしているのだろう。
それまで、男のサバイバルスキルと言えば、筋トレや格闘技が思い浮かんでいたが、この1か月で、料理の重要性が格段に上がった。性別問わず、料理は体得必須の技術だなと思う。

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