これは元旦の写真。一人なら、おせちなどは作らないのだが(そもそも、好きではない)、父親と一緒なので、形ばかりに作ってみた。まあ、おせちの体裁は成していないが、おせちに使う食材の内、自分が食べられるものを外で買って、皿に盛っただけ。ダイエット中なので、雑煮は、自分の分はもち抜き。
これは、以前、父親に送られてきた「日本テニス協会60周年記念」の分厚い記録本。
父が昔テニスの全日本ランク8位になった時の記録がやっと分かった(20歳以下・ダブルス)。高校2~3年生で、8位と10位になっている。
後に全豪選手権でダブルスベスト8になった石黒修は、同じランクで5位(何度か戦い、一度、都市対抗戦で勝ったことがあるようだ)。家にたまたま兄のラケットが有ったという理由だけでテニス部に入り、初めてラケットを握った2年後(というより、1.5年後)に、全日本8位になったのだから、才能ってのはあるものだなと、子供の頃から思っていたし、逆に自分がテニスをやらない理由にもなってしまった。平均よりは運動神経が良かったが、父親を見ていると、明らかに違うのがすぐわかった。結果として、反発心から逆の路線(音楽やら武道やら)に行って、いまに至る。
ちなみ、同じランキングで成人部門1位の加茂は、同時期に、全米選手権のダブルスで優勝している。父は戦ったが、全く歯が立たなかったと言っていた。
ともあれ彼らは家柄の良いサラブレッド。小学校時代に両親を亡くし、兄姉に高校まで行かせてもらった父親とは環境が違いすぎた。食うために、高校時代の3年間でテニスを辞めて就職した父だが、続けていたらと想像すると、息子としては楽しい。