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あと数時間でくつろげる

これから香港で講演会。
一昨日の広州の講演会と併せて約100名様のお申し込みを頂き、ほぼ満員の状況。
自社主催のセミナーは、精神的にも体力的にも疲れるが、あと数時間でほっとできる。

昨日は、宴席の予定が流れたので、家で自炊。
オーストラリア和牛を買ってきて焼き、ついでにコーンバターを作って食べた。
購入したカリフォルニアワインは、酒屋の店員さんに、「どんな味」と聞いたら、「これはおいしいよ。お目が高い!」と言われたのだが、その実いまいちであった。
乗せるのが上手い店員さんだった模様。

大雨が降ったがまずは順調

昨日は広州で、友人でもある劉新宇弁護士(金杜法律事務所)との共同講演会。
開催日は、決算期は避ける、人事異動の時期は避ける、広州交易会の時期は(ホテルが高いので)避ける、株主総会の時期は避けるなど、あれこれ考えた結果決まった日程。
ただ、開催日は大雨で、珠海の方では外出禁止、香港では黒雨(大雨警報)。
さすがに天候は予測できない。
やられた!という感じだ。
とはいえ、ほぼ満席のご参加を頂き、聴講頂いた方には感謝の気持ちでいっぱいだ。
また、僕の乗った電車(香港から広州への直通者)は定刻で動いてくれた。
次の便から乱れが出た様なので、これもラッキーであった。

17時半の講演会が終わった後は、クライアント企業様と会食。
夜9時半にホテルに戻ると疲労困憊。
本でも読もうと横になったら、そのまま意識を無くしてしまった。
そんな感じで、目覚ましもかけないで寝たのだが、夢にうなされ(最近、毎晩うなされる)、定刻に目が醒めた。
午前中に、時事通信の連載原稿をかき上げ、2件の面談をこなさなくてはいけなかったので、ちゃんと目が醒めて一安心。
悪い夢を見て、これまたラッキーだった。

香港生活2(広州に移動)

昨日は、香港の自宅で自炊した。
今日から外食続きとなるので、19~21日は、3日連続自炊であった。
昨日作ったのは、サバの塩焼き、エビのワイン蒸しと、冷凍食品の餃子。
写真に撮るほどの出来ではないので割愛するが、まずまずの出来栄え。

今日は朝8時15分の電車で広州に。
以前、香港島の太古城に住んでいた時は、(トンネルの混み状況が把握できないので)同じ電車に乗るにも、6時台に家を出なければいけなかったが、今はホンハム居住なので、7時半に家を出ればよい。
こんな感じの時間の節約(特に朝)はありがたい。

最近、香港は、連日突然雨が降りだし雷鳴がとどろく。
南方だけあって、日本に比べると、雨・雷ともに激しく、くっきりと雷が目に見える状況だ。
1997年に香港着任した時は、雷があまりに激しく、林立しているビルに落ちそうな気がして、非常に怖かった。
特に、朝寝ている時雷鳴がとどろくと、すぐ近くまで迫っている様で緊張したものだ。
早朝、そんな激しい雨・雷でも、出社時間になると、晴天に変わってしまうのが不思議だった。
そんな激しい天気にも、すっかり慣れてしまったが。
今日は小雨。
講演前に雨が降らないように祈るばかり。

香港生活

一昨日、約2週間ぶりに香港に。
インターネット環境が良いので、業務がはかどるのは有りがたい。
ここ二週間ほど作業が手に付かなかった「中国外貨管理マニュアル」改定も、やっと校正作業を終えた。
来月には出版できるのではないか。

尚、今週は、金杜(King & Wood)法律事務所の劉新宇パートナー弁護士と、広州、香港で共同講演会。
久々の、自社主催セミナーなので、気合を入れなくてはならない。
広州は、お陰様でほぼ満席。

香港では、組織再編、アジア統括拠点としての香港活用方法を解説する(劉弁護士は、組織再編に絡む労働問題の解決など)が、こちらはまだ10席ほど座席が余っている状況。
ご興味がある方は、是非、ご照会下さい

そんな感じで、今週は香港華南の一週間。

蘇州出張のおまけ

先週金曜の蘇州では、夕方6時半~11時半まで日本食屋にいて、話しながら酒を飲んでいた。
そこで終わったのだが、松本顧問が「麺を食べよう!」と提案。
僕も、少しお腹が空いていたので賛成し、ラーメン屋に入る。
餃子を二人前。
僕は台湾ラーメン、松本顧問は担担麺。

深夜の食事で、僕は麺を半分残したが、顧問は完食。
一回り年上とは思えない馬力を感じる。

餃子はまあまあ。
ラーメンは残念ながら、さして美味しくない。
夜にラーメン餃子を食べられるだけで、文句を言ってはいけないが。

上海に戻り刺身にうなる

昨日は、蘇州から上海に移動すればよいだけの1日であった。
毎週土曜日の仕事となっているNNA原稿の執筆は、昨今、矢継ぎ早に外貨管理通達が出されているので、先週、3回分書き溜めてある。
外貨管理の変更は、企業にとっては対応に面倒であるが、原稿を書く側にとっては、ネタがある事は有りがたい(幸い、今回出されている通知は、規制緩和の方が多い)。

10時半にホテルをチェックアウトし、蘇州駅到着は11時。
20分ほど並んで12時半虹橋行きのチケットが買えた(上海駅着なら12時のチケットが買えた)。
上海駅到着は13時。
中国も便利になったものだ。
最近、中国居住を開始した方々は、まだ不便だと不平を言うが、それは、日本と比べての話。
僕が最初に中国に来た1985年は、外国人料金(1.5倍くらいだったかな)を払えば、並ばずにチケットが買えるが、中国人と同じ窓口に並ぶと、1日並んでも買える保証がなかった。
日本と比べて不便、という不平が出るのは、世界的に見れば、十分便利で恵まれているという事。
この事に、まず感謝すべきと、昔の中国、更には、他の国々を知っていると思ってしまう。
そんな発言をすると、若手から嫌われそうだが(僕も若手の頃は、そんな事を言われるのは嫌だった)、事実は事実。


上海に到着すると、少し休んで魚蔵に。
忙しい一週間を乗り切ったので、ちょっと良いものを食べようと思ったため。
うに、まぐろ赤身、ズアイ蟹、ヒラメの刺身、エビのてんぷらなどを食べ、春鹿(日本酒)を飲む。
前夜飲んだ、プレミア焼酎「百年の孤独」がメニューにあったが、1,600元程度(1,900元の正価が特価で1,600元弱という表示)であった。
お祝いの日でないと、ちょっとつらい価格。
因みに、インターネットで探してみると、日本では7~8千円程度で買える様なので、日本で数本購入しようと思う。
あれは、プレミアウィスキーに負けない味なので、この価格なら惜しくない。

僕は、油っぽい刺身がだめなので、ハマチ、カンパチ類は食べられない。
マグロも、大トロはだめ。
中トロでも重い。
マグロが食べたい時は、赤身と中トロの間くらいのところを切って下さい、とお願いするのだが(親しくなってから言わないと、うっとおしい客だと思われる)、魚蔵の赤身は、ちょうどそんな感じで絶妙だ。
食事に満足し、早めに帰って、20年ぶりくらいに横溝正史を読む。
おかげで悪夢にうなされる。

百年の孤独に驚く

商業街の入り口と蘇州商工会長

昨日は蘇州で企業様を3件訪問。
18時に終了すると、蘇州日本人商工会長と会食。
今回のトピックスは、有名な麦焼酎の「百年の孤独」を飲ませて頂けるという事。

飲ませて頂いた焼酎3種(真ん中が百年の孤独)

この話が決まった時、香港のオフィス付近の宝飾品店で、偶然、有名焼酎が売られているのを見た。
外向きのガラス棚に、金、プラチナ、ダイヤなどがずらりと並んでいるが、下の棚に、百年の孤独、魔王等のプレミア焼酎が並べてあった。
百年の孤独(4合瓶)は、一本HK$1,400(約18,000円)の値段が付いていた。
実は僕は焼酎が嫌いで(日本酒派)、生まれてこの方、一度たりとも焼酎を美味しいと思って飲んだことはない。
特に、極めてポピュラーな麦焼酎二種類(ブランド名は書かないが)は、口に合わず飲めないので、麦焼酎自体に苦手意識を持っていた。
が、初めて飲んだ百年の孤独はすごい。
例えて言うと、上品なバニラリキュールの様な香りがする。
生まれて初めて焼酎を美味しいと思った。
これは、HK$ 1,400払ってでも飲む価値はあるので、香港に戻ったら買おうかとも考えるが、手に入りにくい酒だけに、はまってしまうのが怖いので、やめておこうかと思案中。
因みに、飲ませて頂いたのは、3種類。
月夜の梟というのは、トウモロコシ焼酎。
バーボンの様な味で、これもなかなかの味。

蘇州到着

朝上海を出発し、無事蘇州到着。

昨日の朝は、ブログで書いたようなパスポートトラブル。
一昨日の朝は、横浜での面談のため、東京を出発すると、人身事故で、東海道線と京浜東北線が不通というトラブル(これだけ頻繁に人身事故が起きている訳なので、安全対策にもう少し本腰を入れてほしい所だ)。
日本では2日連続で焦ったが、今のところ、無事に切り抜けている。
順調だ。

こういった細かいトラブルが多い時は、不思議と業務が順調だ。
モチベーションを上げて、午後の面談に臨もう。


朝から大慌て(怒涛の上海移動)

朝11時成田発東方航空で上海移動。
朝6時に家を出ようとしたら、パスポートが無い。
良く考えてみると、昨日、深圳新会社設立に際して、パスポートコピーがいるという事で、オフィスでパスポートをスキャンしたが、その後、パスポートを部下から返してもらっていない。
大慌てでみなとみらいのオフィスに向かう事を決定。
成田エクスプレスの出発は7時なので、既に間に合う希望はない。

オフィスビルに到着したのは6時50分だが、商業施設で、この時間はまだ空いていない。
非常出入り口を探し、警備員の方に頼み込んで中に入れてもらう。
7時20分には、パスポートをピックアップ。
交通手段を迷ったが、リムジンで行く事を決めて、大通りに出てタクシーをつかまえ、7時45分YCAT発のリムジンに乗る事ができた。
さすがに今回は乗れるとは思わず、(ディスカウントチケットで、変更がきかないので)どう対応しようか、考えながらの移動であったが、成田エクスプレスの代金も、乗車券部分は払い戻してもらえ、殆ど費用的なダメージもなかった。
親切な方々(警備員やタクシー運転手の方々)に感謝。

因みに、毎年約80回飛行機に乗る生活を続けているが、飛行機に乗り遅れた事は、いままで一度もない。
一年半ほど前に、虹橋と浦東空港を間違えて、大慌てでタクシーを飛ばした事もあったが、なんとか間に合ったし。
日本でも中国でも、トラブルがあると、周りの人たちが親切にしてくれ、切り抜けている。
世の中有りがたい。

ただ、今回、ドタバタではあったが、25歳の時に、シリアでパスポートを紛失した時に比べれば、単に費用の問題なので、気分は楽だった。
何事も経験。
大変な経験をすれば、かなりの事には動じなくなるものだ。

丸の内の夜景

丸の内の夜景

昨日は都内で面談3件。
18時半からクライアント企業様と、丸の内で会食。
一緒に会食させて頂いた方は、人事異動1か月という、心身ともに疲弊する時期。
お疲れのご様子にて、21時前にはお開きとなった。

東京駅(丸の内口)で散会し、改めて夜景を眺める。
この場所に立つと、1987年の新入社員の頃を思い出す。
あの頃は、恒常的に残業していたので、丸の内の夜景はなじみ深いものだった。
ただ、今はあの頃より近代的で、お洒落だ。
随分変わった。
それでも、この夜景を眺めると、20代の頃を思い出す。
同期より上に行きたいと、歯を食いしばって残業していた頃の自分が目の前に浮かび、ふと懐かしい気持になった。

あの頃から26年が経過。
随分時間はたったけど、社会、人生との格闘は継続中。