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カップヌードル博物館を除いてみる

2023年4月21日(金)は、14時から当社主催のオンラインセミナーであった。ベトナムセミナーなので、僕は挨拶だけ(水野ベトナム安藤執行役員が1.5時間講演)で気は楽だ。午前中、Email整理をして、昼食を買うため、お昼頃中港城に行く、ここ数年、どこに行っても見かける華御結(御握り屋)で、昼食用の総菜とおにぎりを購入する。この店は、なんだかんだで使い勝手が良い。香港滞在中の朝食、若しくは、昼食は、ほぼここになる。日本人には安心する味だ。購入してホテルに戻る途中、カップヌードル博物館が開店しているのが目に留まり、覗いてみることにする。

日本でも行ったが(みなとみらいで、オフィス付近にあるため、日本オフィスの社員3人と忘年会を兼ねていった)、香港の博物館は展示物が殆どない。基本的には、カップヌードル、出前一丁、グラノーラの製作体験のための施設という感じ。講演前に、のんびり製作体験する訳にもいかないが、この費用を払わないと、中に入れない。やむなく一番安いカップヌードル体験費用(HK$60)を払って入館することにした。

もったいないと言えば勿体ないが、これも話のネタだと割り切る。展示物っぽいのはこの程度。


これが終わるとすぐに売店。平日にも拘わらず、入館している人はまずまずいる。香港人の出前一丁好きと、日清がしっかりと香港に根を下ろしているのを実感する。


こういったものは、見ていてちょっと面白かったが、「買おう!」というところまではいかなかった。

この出前坊やは、「清仔(日清紡や的なニュアンスか?」と呼ばれて、認知度が高い。


これらは非売品の置物。展示物が少ないので、10分で見終わる。結局、何も買わないまま終わってしまった。その後、13時40分から軽いリハーサルをし、僕が3分程度挨拶をしてから講演会開始。予定通り、つつがなく終了した。

講演が終わると、オフィスで幾つかの書類にサインして、かつての職場である丸紅香港に。駐在員全員と1時間ほど談笑し、二人の駐在員と会食。香港の話を聞けて楽しかった。

会食が一次会で終わったので、一人でseedに行く。前日、若干飲みすぎた感が有るので。深酒するつもりはなく、単なる宮野さんへの挨拶。一杯飲むだけで良いやという感じ。ともあれ、最低限の挨拶ができてよかった。夜9時台にホテルに戻り就寝。これで、今回の香港のスケジュールは無事終了。

NNA連載1,000回達成!

2002年1月から開始した、NNAの中国ビジネス講座も1,000回に達した。21年かけての達成。21年という事は、中国のビジネス環境も変わったし、世界的な通信環境も変わった。

掲載日は毎週月曜朝なので、土曜日に原稿を送る必要が有り、週末はネタが思いつかず、1日中悩みこむことも有った。最大のピンチは、日本出張中に通信環境が悪く、日曜の午後、飛行機に乗る前に、原稿を手書きし直して、ファックスで送り、ぎりぎり間に合ったことだろうか。
そんなこんなの21年間。一時は、他の連載も含めて、毎月15本連載を抱えていたことも有る。それで、通常の仕事、講演、書籍の執筆をしていたので、代筆しているのではと勘繰る人もいたが、本当に、全て自分で書いている。良く続けているものだと思うが、こうした定期的なアップデートが、腕立て伏せの様な基礎トレーニングになっているのは確かだ。
ともあれ、まだまだ続けていきますので、引き続き、宜しくお願い致します。

丸紅香港時代の仲間(香港人の同僚)と会食

4月20日(木)は、まずオフィスに寄って、私物の整理。何分、2020年にコロナが原因で、急遽香港から上海に居を移したので、住居にあるものを全てオフィスの会議室に一時避難させていた。これを選別して、捨てるものは捨て、上海で使うものをピックアップする。その後、2件訪問が有り、そのまま丸紅香港時代の仲間達と会食。仲間たち、と言っても、ほぼ僕より年上なので、大部分が定年退職している。会食は19時からで、時間が少しだけ(40分ほど)余ったので、まずは数年ぶりのB.A.Rを訪問。

ここは、日本から輸入したフルーツを使ったカクテルが美味しい。何時も一杯目に頼むレオナルド(イチゴとシャンパンのカクテル)を頂く。移動時間を考慮すると、時間的に滞在できるのは20分程度なので、この日は1杯だけ。安定の美味しさだ。

そして、銅鑼湾から2駅先の砲台山にある海鮮レストランに。本当に、庶民的な店で、「香港に戻ってきたな!」という気分がする。避風塘風の蟹が良い。上海でも食べられるが、やはり香港で食べたい。味というよりは雰囲気か。

ダック。外連味ない油っぽさが旨い、みんな楽しそうに飲み、笑い、食べる。

広東語、普通語、英語が入り混じった宴会は、本当に久々で、香港らしい雰囲気だ。みんな広東語で話し、僕に話しかけるときだけ、英語か北京語になる。極めて簡単な広東語なら僕もできるので、直接広東語で答えることもある。この言語が入り乱れる雰囲気がまさに香港。

一緒に仕事をし、苦労を共にした仲間なので、本当に楽しく会話ができた。みんなに出会えて良かった、そう思える時間であった。どこに行っても友人がいる。日本人、中国人などを問わず、仲間がいる。これは本当に有難いし、僕の財産だなと思う。

幸せな一夜であった。

深圳から香港に(オイスターバーで社内会食)

香港華南到着3日目。この日の面談は深圳で2件。面談は昼に終わったので、14時半には香港に戻り、ホテルにチェックインできた。深圳の入国審査は、以前と比べて少々面倒だったが(本当に聞く必要が有るのか?という質問も有り)、出国は極めてスムーズ。最近、根詰めた仕事が続いているので、少し早めに仕事を終わらせ、部下の水嶋さん、仲川さんを呼び寄せ、ホテル付近のオイスターバーに。今回は、アポイントが多く、社内会食を組めなかったので、ちょうどよい機会だ(この日予定の会食が直前キャンセルとなった)。最初に、伝達事項と近況連絡をした上で、会食に入る。昼食を食べていないので空腹だ。

まったく期待しないで入ったが、なかなか美味いパスタであった。ランチタイムが異様に長く(17~18時ごろまでだったか?)、その間は、非常に安く食べ飲みさせてくれ有難い。

会食を終わらせると、早寝をしようと決める。夜に飲む水や、翌日の朝食等を買いにビルの下に降りる。

買い物をしていると、日清カップヌードル博物館が有るのを発見。面白いので、時間が有ったら一度見に行こうと考える。

ついでにセブンイレブンに入ると、日清・モスバーガーコラボカップ麺が有った。チーズバーガー味(数日後には、チリドッグ味も置かれていた)。興味は持つが、さすがに買う気にはならず。誰か食べた人に味を聞いてみたい。

深圳1泊

香港到着の翌朝、深圳に出発する。現在、深圳(羅湖・落馬洲)までの電車は、金鐘まで続いている。時代は変わった。昔、オフィスが金鐘にあった時、深圳出張する時は、電車(現在はMTR、当時はKCR)に乗るまでに、地下鉄を2ライン乗り継いでいかなくてはならなかった。25年前にこのルートが有ったら、どれだけ便利であったろうか。

電車の座席は新しくなっている。一等車の乗客は8割程度。

羅湖に到着。長らく閉ざされていたが、やっと、往来が復活したのは喜ばしい。

宿泊は、富臨酒店。深圳駅の隣だ。近くにはシャングリラホテルが有るが、半額以下の値段だったのでこちらにした。1泊なので、あまり贅沢を言ってもいられない。まずまずのホテル。

深圳の中心が福田に移ったので、羅湖が少し寂しく感じる。

東莞と深圳のクライアント様を回り、夜は提携先であり、20年来の友人と会食。友人が、「会計士の女性が水野さんのファンだというので、一緒させても良いか」というので一緒に食事と相成った。先週も、上海で「弁護士(やはり日本語ができる中国人の方)が水野さんのファンで会いたいようですよ」と言われて酒を飲んだ。若い専門家の方々(中国人、日本人問わず)が、水野と会いたいと言ってくれる。それは、すごく嬉しいし、有難いことだと思う。やはり、同じ仕事をしている方々から、ファンだと言ってもらえるのは、自分の勲章。いままでの何十年の仕事、研鑽は間違っていなかったと思える。

会食は福建料理の店。福建は第二の故郷と言っているし、大好きな場所だが、福建料理はあまり好きではない。この日の料理は大変お洒落で、店のサービスも良かったが、福建料理は福建料理であった(笑)

そんなこんなで最後の記念写真。どこに行っても友人がいる。日本人、中国人問わず友人がいる。これは、自分の一番の財産だなと思う。

香港華南へ

香港華南を飛び回っており、ちょっとブログ更新が遅れておりすみません。充実した毎日を過ごしております!

1年ぶりに香港へ。やっと往来が自由になったので、これからはもっと当たり前に上海と香港華南を往復できるであろう。普通に動ける幸せ。しっかり動き、しっかり仕事を取ろうと決意する。4月16日の虹橋空港はこんな感じで、活気は戻ってきている。

ラウンジで食事。ヌードルバーの牛肉麺は、見た目は不味そうだが、食べたら普通に食べられた。

定刻に出発。そして香港到着。

ほぼ昔通りの空港だ(感覚的には、8割がた回復か)。エアポートエクスプレスはほぼ満席。進行方向とは逆向きの座席をやっと確保する。

到着後、チェックインするとすぐにクライアント様との会食に出かける。懐かしい光景だ。見飽きたと思っていた光景も、1年ぶりだと愛おしく感じる。

自分の人生に大きな影響を与えた場所であるのは確かだ。良いことも悪いことも有ったが(SARSやコロナで苦しんだり、独立起業したり)、色々な意味で、有難う香港、という感じか。

会食場所は焼肉本陣という店。これはかなり本格的で、出てくる料理は高級。価格は、比較的リーゾナブルという感じか。

これは美味い。ただ、こうした料理が出てくると、「美味しそう」という気持ちより、「身体に悪そう」という気持ちが前面に出てしまう。自分が注文するのであれば、絶対頼まないであろう。年齢だな。でも、ご飯にかけると、本当に美味しかった。

肉は、更に何種類も出てきたが写真撮らず。やわらかくて美味しかった。ミニ冷麺で〆。さすがに最後のアイスクリームは食べられず、有難くお断りする。

夜の街を歩いて帰宅。これも、如何にも香港という景色。

さて、簡単にEmail点検だけして寝ようと思うと、コンセントの形が合わないのを発見。移動が少なくなると、こういう準備が足りなくなる。防衛本能の欠如だな。

夜の街に飛び出して、必死に探すが見つからず。最後は、ホテルのフロントに聞いて、HK$150のものを購入して一件落着。日中であれば、HK$10のものが購入できるので、散財ではあるが、世界各国で使えるものなので良しとしよう。安心して就寝。

オイスターレストラン

これは、暫く前の出来事だが、建国中路169号にあるThe Plump Oysterというレストランに行った時のもの。
ここは初めての訪問だが、結果からすると、今まで上海で行ったオイスターレストランの中で一番良かった。生牡蠣の鮮度がよく、値付けも悪くない。やはり、ステーキ、生牡蠣を食べるのであれば、長寧区より黄浦区の方が値付けが良心的に思える。一方、日本料理を食べるなら長寧区。やはり、黄浦区の西洋人が多いので、競争が有り、価格が抑えられるのであろう。

上の写真は、鶏の皮を揚げたものと生牡蠣。鶏皮フライは洋食では初めてだが、思ったよりあっさりしていて美味い。生牡蠣も良かったが、キャビアは不要だった。物が悪いわけではなく、生牡蠣はレモンを絞っただけで満足する。シンプルが良い。

そしてステーキと、下は不思議なキノコ料理。

このレストランは満足であった。また行こう。

対談シリーズ(上海で暮らし、そして飲む)

少し前から開始した対談動画シリーズですが、「レストランで酒を飲みながら語った方が、現地の空気が伝わるだろう」という事で、そんな企画を開始しました。「上海で暮らし、そして飲む」です。最初は金さん。次回の方も決まっています。他地域はどうしようかと思案中ですが、この点は、ちょっと考えます。
ご視聴は、こちらです(NNAグローバルナビ)

尚、中国本土内からのご視聴はこちらとなります(当社HP)。

今回は、昨年のロックダウン期間中で、食材不足に苦しんでいる時、魚、卵、ビール、その他にも色々な食材を分けてくれた「真木乃さん(安順路363号)」で収録しました。ささやかな恩返しという事で。そんな思い出話も語っています。

上海の日常生活

やっと体調も本格的に回復したので、昨日(4月9日の日曜日)の日中は家でのんびりする。前日、前々日とジムに行き、身体が少々つらいので、この日はジムで走るのは断念。昼は、エビチリを作る。エビの背ワタを取ったりとか、下処理にかなり時間を要したが、まずまずの出来であった。

そして、夕食に出かける。ジムに行けなかった分、のんびり歩く。街は、感染時とは比べ物にならず平和で、マスクをしている人も1~2割。僕も数日前から、マスクはしなくなった。新型肺炎も、過去の話になったな。




レストランで、日本のあられをもらったが、「これは炊き込みご飯にできるのではないか」とひらめく。物は試しと、(明日の朝食用に)夜土鍋でご飯を炊く。

ネギを刻んで入れ、醤油と一緒に。カツオか昆布だしを取った方がよかったか(二者択一なら、あっさりした昆布だしだろうか)。あと、あられは、砕いてから入れた方がよかった。次回、そうしてみよう。

朝食べてみたが、なかなか美味い。ネギをたっぷり刻んで醤油をかけるのは必須だ。